名古屋弁

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>>873
行かれまい(か)だとすれば
行く+られる+まい(=まじ)+(か)
とかんがえた。

そもそも、
〜まい+か の形に勧誘の意味があるし、

行かれまい(か)=行くことができないだろうか。
が、勧誘の意味に変わることは、難しくないだろうとおもう。


次に1段活用の接続については、
みまいか(静岡)、みんまいけ(富山)
のようになっていて、みらんまいか(=見られまいか)の形にはなっていないが、
富山の場合、話者に意味の区切りをつけさせると、
いかん+まい+け みん+まい+け
という風になっているようで、
否定形+まい が勧誘を表すと解釈された結果として、
上のような活用形ができたのではないだろうか。
この場合でも、>>866の未然接続という規範意識のところと、同じ。


最後の名古屋でいかんまい→いかん(=行こう)まい→いこうまい、いこまい
という変化を予測したことについては、無理がありすぎるようなので撤回します。
現代(といっても江戸時代頃からか)の「行かん」を「行かない」の意味で使う地域の住民に、
「行かん」を「いかむ=行こう」と解釈することはなさそうなので。