虫の声について、

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1名無しさん@1周年
昔、新聞で、北欧の人には虫の声(鈴虫やクツワ虫など)が聞こえないという記事が載っていて、先日ドイツにいった所、草むらに沢山の虫がいて、ツィージーとうるさいくらい鳴いていたのですが、その時一緒にいたドイツ人の人には何も聞こえないと言っていました。遠くで鳴いている鳥の声は聞こえていたので、やはり日本人の私だけが、虫の声を聞いていた事になると思います。この現象はどうして起こるのでしょうか、日本人が英語のLとRが聞き分けられないのと同じことなのですか、ドイツの人はセミの声なら聞いた事があるそうです。他にも似たような例があったら教えて下さい。
2名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 11:14
欧米人は、虫の声を騒音として処理するらしいです。
3名無しさん@1周年:2000/07/24(月) 00:24
お返事ありがとうございます。騒音ですか、、、いえ、とにかく聞こえていないのです。「虫の声が大きくなった、小さくなった、そこで鳴いてる」と指摘しても、私が何の音について言っているのかわからない様でした。
4名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/26(水) 10:36
虫の声や三味線の音を騒音として処理云々はきいたことがありますが
全然きこえないってのはなんだ?
三味線の音は多分聞こえるよね。

あー地球上の生物は地球の自転音はきこえない,らしいですが
そういうやつ?
5かめ:2000/07/26(水) 17:01
こないだTVを見ていたら、
日本人と英語系の国民では、会話時に発する声の周波数(波長?)が違い、
英語の方が高い方まで広範囲に広がっていました。
日本人は日本語にないこの部分を雑音として処理してしまうので、
英米人の話す英語が聞き取れない
(英米人は日本人の話を意味が取れないものの、聞き取れる)…
 ってな話でした。
私の英語力だと、英語ってLRの聞き取り以前に、
そもそもカタカナにも書き表せない情けない状況なので、
なんでだろうーなー と思っていたのですが、
こういうことかもしれません。

で、話を本筋に戻すと、虫の声もドイツ人にとっては、
何かの理由で認識領域の外側なのかもしれません。

ちなみに、英語の聞き取りの話では、
1日1時間×100日英語を聞き取ると、
脳の英語処理中枢が形成(?)され、
前述の高い領域の音が聞き取れるようになるそうです。

ってことは、そのドイツ人も…
6名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 04:13
ちょっと関係なさそうだし、裏もとってないので、手短に。
近代日本が西洋医学を学び始めた当初、ドイツから多くの医者が大学に招かれた。
西洋には「肩こり」という症状がなく、日本人の肩こり患者を理解できなかった。
しかし日本での生活を続けているうちに、彼ら自身が肩こりを経験するようになった。
無理矢理だけど言霊ネタと解釈できるかな。
7名無しさん@1周年:2000/12/08(金) 01:38
8名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/15(金) 16:39
さっき大学の授業でこの話を聞いた気がする。
教官が「ある掲示板でこんな事が書いてありました」と言っていたが、
あの教官は2ch住人なんだろうか。少しショックだ。
9名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/15(金) 22:44
何か古いスレッドが上がってるね。
でもこれを読んだら他の例が知りたくなってしまったよ。
10>6:2000/12/16(土) 09:07
>>6の事例は以前「サピア・ウォーフの仮説」スレッド↓でも出てたな。
 http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gengo&key=962005852
言霊ネタってよりは、「強い仮説」の好例ですね。
出典は何なのか、誰かご存知ありませんか。

ところで、まさか大丈夫だと信じてるけど、
角田博士の右脳・左脳の論はトンデモだってわかった上で
みなさんレスしてるんですよね?
11名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/16(土) 09:11
>>10
全然このスレとは関係ない初心者なんですけど、
よろしかったら教えてください>角田博士の論
12>11:2000/12/16(土) 09:35
以下ウェブ上で見つけたもの。真に受けてはいけません。↓

 角田忠信博士(東京医科歯科大教授)は、日本人と西欧人の脳の臨床学的比較研究をしました。その結果、日本人は虫の鳴声や鳥の鳴声を左脳(言語脳)で受取るか、西洋人は右脳(機械音)で受取ることを発見しました。だから、日本人は虫や烏の鳴声を言語化してしまうことかできるのです。虫の鳴声をリーリーがコオロギ、リンーリンーが鈴虫というように。烏の鳴声でもすべて言語化します。

 ところでもう20年以上前になるが、東京医科歯科大学の角田忠信氏の脳に関する研究過程で得られ、紹介された「日本語で育った人は虫の音は左脳優位、機械的な騒音は右脳優位だが、そうでない人は虫の音は機械的な騒音と同じように右脳が優位である」という知見は大きな反響を呼んだ。一般の新聞や雑誌にも紹介されたが、「日本人は音色に敏感だ」とか「外人には虫の音はノイズにしか聞こえない」といった短絡した記述が付け足され、私は大いに疑問を感じた
1311:2000/12/16(土) 10:29
>>12
10さんありがとうございました。
確かにかなりトンデモな論であることはわかりました。
上に出てる周波数での説明のほうがしっくりきます。

あと、
「虫の音を聴く(listen)か聴かないか」という
文化的な差異も認識(の訓練)に影響しているような気がします。
それは語彙としての鳴き声の定着にも関わってるかもしれませんし。
14>1:2000/12/16(土) 11:00
イソップの「蟻とキリギリス」の寓話、ありますよね。
元は古典ギリシア語のはずだけど、あれを翻訳する時、
「蟻と蝉」になってる国もあるとか聞いたことがあります。
つまり蝉の鳴き声は認識してもキリギリスに耳を傾ける慣習の無い文化圏
があるってことではないか。
やはりサピア=ウォーフ流の言語=文化相対主義の一例ですね。
15名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/17(日) 00:32
以前、遠くに住む母親(60代)に、家で飼っている鈴虫の鳴き声を電話で
聞かせようとしたのですが、こちらではうるさいくらい部屋に響いている
虫の声が、電話を通すと何一つ聞き取れなかった、という不思議な体験を
しました。会話の声はきちんと聞こえているのに。(彼女は普段虫の声が
聞こえないということはありません。)虫の声になんらかの特徴がある
可能性があると思います。
16>12:2000/12/17(日) 14:50
十数年前、上智の学生の頃、非常勤で来ていた角田氏より講義を受けたことがある。
当時は有名な言語学者も結構信じていたようだ(金田一さんとか)。
しかし、その後、角田氏の実験方法に不備があることが分かり、心理学者・神経科学者
から袋叩きになったな。
17名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/17(日) 16:40
>>15
電話が通す周波数は限られています。(昔、本で 1@`500Hz までと読んだ
記憶がありますが、ちょっとあやふやです)
鈴虫の鳴き声は、この周波数帯を外れているのでしょう。
18名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/18(月) 03:02
>>15&>>17
ナイトスクープでこの件について検証していました。
17の指摘の通り周波数の関係で電話では聞こえないそうです。

ただ、僕が田舎の実家に電話をしたとき虫の声が聞こえたので、
電話線を通る虫の声もあるようです。
19名無し象は鼻がウナギだ!:2000/12/19(火) 12:38
私は金がなくて虫の息。
20名無し象は鼻がウナギだ!
虫たん (ハァハァ