1 :
名無しさん@1周年:
白川静が個人的に大好きで、
彼の本をよく読んでます。
ところで彼の主張は通説的見解なんでしょうか。
それとも異端なのでしょうか。
ご教授下さい。
2 :
曲靈風 :2000/06/29(木) 09:13
新境地を開拓している方なので、
「通説」には相当しないはずです。
弟子が後に続けば、
「定説」にもなるだろうね。
そんな具合でよろしいですか?
3 :
ただまぁ:2000/06/30(金) 18:33
最初読んだとき、大野晋の字源解釈よりは少なくとも納得できた。
その後、別本で大野晋をこき下ろしてるのを見つけました。
4 :
名無しさん@1周年:2000/06/30(金) 22:45
白川の欠点は中国語の音韻にあまりに疎いこと。
藤堂明保とこの人と、両方読んでバランスを取るべきだ。
5 :
3です:2000/07/01(土) 19:39
たしかに言えますね>音韻。白川氏も自著で認めていますし。
6 :
名無しさん@1周年:2000/07/02(日) 05:13
最近白川って人気あるけど、結局証拠も何も無い話だろ。
7 :
名無しさん@1周年:2000/07/02(日) 13:52
>6
あなたは「証拠」の意味を知らないみたいですね。
御自愛下さい。
8 :
名無しさん@1周年:2000/07/04(火) 02:17
6は支那古代字音専攻してます。
印象としては白川は荒唐無稽。
ただし藤堂の反論がかなりむちゃなのは勿論。
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 09:14
シナ語音韻の人って、「述而不作」だからねぇ。
新しいことがなんにも言えない(言うと袋叩き)分野で、
よく退屈せずにやってられるわ。頑張ってね。
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/06(木) 00:16
ちなみに私は述而不作でなく、……
詳しく書くと個人が特定されます。
何にせよ徹底的論証が必要な学問です。
11 :
4=9:2000/07/06(木) 02:08
煽ってわるかった。こっちも特定されそうだからこれくらいにしよう。
そちらの人たちの、韻書と方言研究における、中国人をはるかに凌
駕する精密な研究には正直頭が下がる。それぞれ頑張ろう。
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/06(木) 06:14
つまり文字學の人ですか。……2chはこわい場所だ
誰が見てるやら
age
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 19:50
白川先生の説を荒唐無稽だという人の神経がわからん。
白川先生の業績は偉大なものだから、反論する立場としては、よほどの論及が必要。
まず、先生の業績は白川文字学の完成に止まらないことを意識する必要がある。
中国の古代風俗・宗教と字源に関わりを持たせたことに意義がある。
つまりは、漢字の「暗部」をクローズアップしてみせたわけだ。
白川文字学の体系を批判するなら批判するでよいのだが、よほどの覚悟と研究が必要だ。
そうでなければ、白川文字学に漫然と耳を傾けるか、それを深化させるしかない。
ただただ「荒唐無稽だ」とかなんとか言う人に「白川静」を語る資格はない。
15 :
懐疑派 >14:2001/01/16(火) 20:47
加藤常賢も白川文字学に不満で「見てきたような嘘言っちゃいかん」て言ってたなあ。(もっとも加藤説だって荒唐無稽なので、天に唾する如き発言だが)
実際、画数の少ない甲骨文字なんて、見ようとすれば何の形にでも見えるよ。
白川静はよく「口」形を祝詞を入れる箱だとして解釈してるけれど、あれ、何に基づいてそんなこと断言できるの?
確かにそれでも解釈はできるが、それ以外の解釈も成り立つ。従来の解釈に対する優越性を立證できなければ恣意的一案に過ぎないでしょ。
「中国の古代風俗・宗教」とおっしゃいますが、それを知るにも文字資料が頼りなんだから、結局、白川は白川の古代観によって文字を解読しただけ。加藤常賢も同様。
白川の古代観が魅力的なことは認めますが、むしろそれは荒唐無稽なるが故の魅力なのでは?
その荒唐無稽さが古代人の神話的思考の荒唐無稽さ(レヴィ=ブリュルの所謂「前論理」)と相応するものであるか、近代人が夢見た幻影の古代像に過ぎないのか、そこが大いに疑問ですね。
16 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/16(火) 21:38
「これこれの漢字は、もともとはこれこれを意味した。近代的な見方
からは不審があるだろうが、それは近代的偏見にすぎない。古代は
こうだったのだ。」彼はこういう。
しかし、近代的偏見を去っても、残された可能性は複数もいいところ
で、本来的にはこれこれを意味した、と無根拠にいう彼は、やはり
恣意的だと思います。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 17:39
>15
いちゃもんつけるだけでなくて、白川静の業績も少しは評価してもらいたい。
「孔子伝」にみえる「孔子」の述形式の変化に関する考察とか、あるいは古訓
の研究とか。「口」って「サイ」のことでしょう。その「サイ」が文字によって
どのような働きを担っていたか、とか、この字にみえる「口」はサイではなくクチ
だ、という感じで体系づけてもいる。それは、甲骨文の微妙な筆画の違いに注目
した方法で、白川文字学の持ち味でもある。「口」は祝詞を入れる「サイ」である
ばかりでなく、この字においては「クチ」だ、というふうに区別していった。
その前に、先ず白川静が、学歴妄想主義の中で、ここまで有名になれたという
点にも注目してもらいたい。恣意的一案だ、と切り捨てるのは簡単です。
しかし、彼の著作やその膨大な著作に眼を通すと、彼がいったいどれだけの仕事をこなして
きたかということを身を以って知ることができる。
先ずは、白川静はこういう仕事を独りでやってきたんだ、ということを
知るのが大切だと思います。
批判のための批判はたやすいです。先生の研究はそれを拒むなにかがあります。
先生の好きな言葉、「藝に遊ぶ」、「狂者は進みて取る」は、白川文字学のなかに
集約されていると思います。
ところで、なぜ白川先生をそこまでヨイショするのかというと、わたくしは
中国古代文字学研究会に関わりのある者だからです(笑)。
しかし、文字研に関わってから先生に傾倒したのではなくて、
先生のことを尊敬するようになってから文字研と関わるようになったからです。
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 17:48
>16
本当にちゃんと白川先生の著作を読んだのですか??
19 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/17(水) 22:33
小川環樹との比較お願いします。小川が文字学じゃないという批判は
要りません。
20 :
1:2001/01/23(火) 16:54
21 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/23(火) 16:54
awawa
22 :
名無しさん:2001/01/24(水) 01:30
>学歴妄想主義の中で、ここまで有名になれたという点にも注目してもらいたい。
本質と関係無い。
白川はね、俺としてはある1点でだけ尊敬してます。
まあ環樹よりは実力上でしょう。
でも民俗学なんて基本的に荒唐無稽だし、現代では荒唐無稽でも民俗学とか
西洋の理論を真似て新たな理論とやらを作ると評価されてしまう。
23 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/01/24(水) 01:47
その一点とは? なんぞいはざる。みざる。きかざる。どうもすいません
24 :
名無しさん@1周年:2001/01/25(木) 02:45
説文解字が 不完全だと 証明かおとだな
25 :
名無し:2001/02/15(木) 23:40
>22
あなた、柳田國男と折口信夫しか知らないから、
「民俗学は基本的に荒唐無稽」などと仰るのでしょう。
それに、白川の著作を熟読した上でそういうことを
仰っているのか。そうでないなら今すぐ読み直そう。
26 :
名無し@便乗:2001/02/15(木) 23:47
>22
ていうか、白川読んでないんだろどーせ
27 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2001/02/16(金) 00:01
白川静の批評に関しては、次のことは確実に言える。
1.批判ばかりする奴に限って、実は彼の著作を殆ど読んでいない。
(註:読んでいたとしても、「漢字」または「漢字百話」レベル。たまに「文字逍遥」
を読むことはあっても、「説文新釈」などには見向きもしない。)
2.もろに褒め称える奴は、藤堂明保を知らない。
3.藤堂と白川でバランスをとればいいとか安易に言ってる奴は、藤堂と白川の
方法論の違いを実は全く知らない。
28 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/16(金) 00:24
じぇーんじぇん読んでないけど、最近、なんか賞を取ったらしいね。白川氏。
29 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/16(金) 01:03
それぞれスタンスがかなり違いますが,
甲骨文字字釋綜覽の松丸道雄先生は?
それと,説文と段注について頼惟務先生は?
30 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/16(金) 03:13
>27
字形中心の白川、音韻とくにカールグレン以後の単語家族の考えを考慮に入
れる藤堂という違いの他に、なんでも宗教の白川、何かというとセックスと
結びつける藤堂、という違いもある。言語だけでなく社会的背景を考察の対
象とするとなると、結果的には白川説を採ったり藤堂説を採ったり独自の説
を唱えたりする必要が必然的に生じる。バランスと言ったのはそういうこと。
>29
頼惟「勤」先生では?
31 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2001/02/16(金) 12:34
>30
白川がなんでも宗教に結び付けるですと?
あなたは卜占の存在意義をご存じなのでしょうか。
もうちょっと中国古代史をやってみてはどう?
それに、あなたの仰る「社会的背景」がいつのことなのかわからん。
もし「商」かそれ以前の社会的背景に就いて言いたいんだったら、
先ず漢字の歴史を勉強し直そう。秦以後、漢字は「政治的文字」
と化したのですから。もしそれ以降の王朝下で漢字を考えよう
とするのだったら、白川を語る資格なし。
また、藤堂がセックスにすぐ結び付けるなどという話に関してだが、
例えば「后」の字源説にはかなり無理があるが、「色」の解釈は妥当。
もっとも「色」の方は藤堂個人の解釈に依ったものではないが。
寧ろ批難すべきはそういうことではなくて、「その音転じて、また転じて…」
という手法を無限に用いると、素人にも漢字の解釈が可能になるじゃないか、
ということ。音韻の共通性の証明は、先に意味に共通性が見られたとき
にのみ可能。しかもそれは「単語家族」とは呼べないレベルのもの。
しかも白川の文字体系と単語家族で均衡をとろうなんて到底無理な話。
二つは相容れないもの。それじゃ阿辻的手法になってしまう。
石川九楊さんの仰るとおり、それじゃ教養が頽廃しますねえ。
白川は僅かな筆触の違いに注目して漢字の原風景に迫ろうとしたんですから。
32 :
あるケミストさん:2001/02/16(金) 12:38
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33 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/16(金) 13:58
>31
漢字は「形」「音」「義」から成ることをご存知なのかな?
これを、言語とは「音声」(そして形式)と「意味」(そして機能)
の結びつきである、としたソシュールの当たり前すぎる図式と対比
してみましょう。言語あっての文字、はじめに言語ありきです。
文字を最初から精神そのものととらえる白川イズムに、なんの素人
くささも感じないとしたら、あなたはテクストの研究がお分かりではない。
「形」ばかりを重んじて音と意味とのつながりを軽視するようでは、言葉に
関する学問は成り立ちませんよ。何の疑いもなく卜占あっての文字
と決めつけるのも危うい。甲骨文字の時点で相当に発達していると思いませんか?
>白川は僅かな筆触の違いに注目して漢字の原風景に迫ろうとした
ほら、こういう非科学的な思いこみの強さを危ぶむんですってば。
古代人だけじゃなく、現代の研究者まで神がかりになってどうすんの。
「〜を語る資格なし」なんて物言いも、藤堂氏亡きあと死人に口無し
言いたい放題の白川流を見事に受け継いでおられる。
資料に当たって自分で考えた結果、偶然白川と一緒だったり藤堂と一緒
だったりはあること。もしそうなったら先人に敬意を表してそれに
言及すべきだと思うまでのこと。
>「その音転じて、また転じて…」という手法を無限に用いると、
>素人にも漢字の解釈が可能になるじゃないか
まぁ藤堂氏は方法の雛形を作ってくれた先人だから、そのあたりを改善して
今後他の人がレベルアップをはかるべきなんでしょう。少なくとも単語家族
の考え方そのものが間違っていると言うことにはならないはずです。
石川九楊の名が出てくるのは、何かのギャグですか?この人も異端に見られる
けど、形しか見ていない(意味を大して考えない)文章ではなく語句しか書け
ない日本の書家の典型。白川と同じ発想の人を持ってきて白川文字学の
正当性を証明しようなんて不毛です。異なった発想の人、できれば言語学者
で白川支持の人、いたら教えてください。お詳しそうですから。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/16(金) 15:22
>33
可哀相に。本気でソシュールが漢字に通用すると思ってんの?
言語あっての文字は当然だが、文字あっての言語、という側面もある
ことに言及しなくちゃ。「道具としての文字」なんてことは
虚妄の産物に外なりません。あなたも西欧一辺倒ダナ
35 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/16(金) 21:29
>>33 >何の疑いもなく卜占あっての文字 と決めつけるのも危うい。
>甲骨文字の時点で相当に発達していると思いませんか?
この辺は白川翁も言ってますよね。
もちろん阿辻さんも藤堂先生もね。
36 :
ゆうこ:2001/02/16(金) 21:35
いいえ。
38 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/17(土) 00:23
>>34 >言語あっての文字は当然だが、文字あっての言語、という側面もある
>ことに言及しなくちゃ。「道具としての文字」なんてことは
>虚妄の産物に外なりません。あなたも西欧一辺倒ダナ
あなたも日本によくいるシナ学者と同じで、「西洋」と「東洋」の
バランスを取ることで何か新しいことが分かるとお信じのようだ。
ソシュールのそのくだりはもう西欧のものと言うより議論の前提でしょ。
あれ?「バランス」ってどっかで聞いたような…西と東こそ相容れない
ものでしょ。あなたの言う「東」が「中国独自の社会主義」と同じような
ただの思いこみと妥協の産物、またはそれを隠蔽するための詐術であるこ
とは、今や当の中国人の方が自覚してるよ。
文字学と言うことであえて「西洋流」を押し通させてもらうなら、
古い例だけど河野六郎の「転注考」はどう?「形」「音」「義」の
組み合わせを論理的に押し進めれば出てくるはずの有力な仮説が、
ヒエログリフの解読で出た定説より遅れるというのは、どういうこと
なのかね?
中国の老大家と日本の年寄りの顔色を窺うことで地味ーな業績を
積み上げておいでのようだ。ご苦労さん。当の中国の学者はかなり
上の世代までとっくにかつての夜郎自大的状況を脱しているよ。
39 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/17(土) 20:06
俺、このスレ楽しんで読んでたんだけど、
誰か、白川の話に戻してくれ。頼む。
40 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/17(土) 20:09
あと、それから文字研の人らが見てるんで、
穏便に頼んますわ。そこんとこよろしゅう
41 :
38:2001/02/18(日) 11:29
はは、煽ってわるかった。じゃsageでいくか。
でもさ、白川派に限らず日本のシナ学の閉鎖的・権威主義的な
年功序列体質には前からいろいろ言いたかったんだよね。
学会を分裂させる中堅〜新重鎮の人たちもいるけど、自分に従わない
若手はやっぱりつぶされるし。新しい考えを受け入れない人、多すぎ。
中国語学を言語学の一分野と思っていない人もけっこういる。
白川さんの話に戻ると、別冊宝島のインタビューを読んで胡散臭さを
感じないか?。おれもそれまでは関心もなかったが。
土器を埋めちゃった人と同じとは思わないけど、いつの間にか偉くなり
すぎて、大前提を知らないまま後進を育てている素人がいるって
事じゃないか?
42 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/18(日) 13:47
もはや白川先生の頭のなかに出来上がったタブローが
自己展開しているだけのような気がしないでもない。
43 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/18(日) 17:12
白川文字学は賛否両論だけど、
ただ以下のことだけは言えるな。
彼の字源説が附会のものか、当を得ているかは
別にして、だな、あれだけの著作を独りで仕上げた分、
「偉大だった」ってことは。まさに神業。
「字書三部作」を独りで書いたんだぜ。
44 :
名無しさん:2001/02/19(月) 00:36
22ですが。白川のは二つ読んだことがあるだけ。
それだけで彼の偉大さを信じました。
>白川は僅かな筆触の違いに注目して
このへんは俺の直感から言うと優れてるような感じがする。
実際のところは知りません。
>>「その音転じて、また転じて…」
>まぁ藤堂氏は方法の雛形を作ってくれた先人
音をめちゃくちゃに通じさせて解釈するのは
別に彼がはじめたわけじゃないだろ。
藤堂自身は大した奴じゃないけど、藤堂の白川批判は誰が見ても自然に見える。
民俗学なんて空論だろ。
>「道具としての文字」なんてことは 虚妄の産物に外なりません。
賛成。
白川静はゴッド・ブレインを持つ男。
46 :
>44:2001/02/19(月) 15:29
>音をめちゃくちゃに通じさせて解釈する
メチャクチャじゃないよ。
諧声符と押韻を手がかりにした科学的な研究だ。
方法論もキッチリしてるし、幾多の学者の蓄積もある。
47 :
名無しさん:2001/02/20(火) 01:45
>諧声符と押韻を手がかりにした科学的な研究だ。
それだけでどこが科学的なのかね。諧声説なんて彼の発明じゃないし。
藤堂は諧声なんか飛び越えて何でも近い音は通じさせるわけじゃん。
押韻による研究は彼よりも他の人が主力だろ。
>方法論もキッチリしてるし、
????
>幾多の学者の蓄積もある。
つまり藤堂が最初ではない。
48 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/20(火) 03:04
>47
それでも白川電波よりゃましってことだな。
オリジナルすぎるのな。
49 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/02/20(火) 11:26
>48
オリジナルすぎるということのどこがいけないのかね。
それをいうなら藤堂にも加藤にも「オリジナルすぎる」
字源説なら沢山あるじゃあないか。
50 :
通行人:2001/02/22(木) 23:43
白川静著作集別卷が秋から刊行予定ですね。
内容は
説文新義 八冊,甲骨文集 一冊,金文集 四冊,続金文集 四冊,
金文通釋 十冊(殷文礼記一冊新収),甲骨金文論叢 二冊
説文新義と甲骨文集は欲しいな。
51 :
48:2001/02/23(金) 00:54
>>49 「オリジナルすぎる」ってのは、「電波」「トンデモ」の間接表現。
分かりにくい言い方してごめんねっ。悪かったあやまるよ。
日本読み以外の音を考慮しない点で白川さんの「オリジナリティー」は
群を抜いてますよん。これ誉め言葉だからおこんないで。
>>50 情報感謝。解釈要らないから原文だけで安くしてくんないかな(藁
52 :
名無しさん@1周年:2001/02/24(土) 07:42
説文解字が 2世紀の社会を反映していることを 明らかにしたことかな
53 :
久々age:2001/05/16(水) 10:07
王力の「同源字典」ってどうよ?
字通で使われてるんだけど。
54 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/05/17(木) 22:53
>>51 >原文だけで
東方書店の二階に売ってるでしょ?
55 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/17(日) 10:41
age
56 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/06/21(木) 01:50
age
57 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/04(水) 05:30
白川、藤堂ばかり語られてますが、加藤常賢はやはりダメなのですか。
加藤の系統の金文学ってやってる人は存在しないのかなあ。
58 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/10(火) 16:30
age
59 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/10(火) 16:39
ところで、いま日本に「説文系」学者って何人いるんだろう。
阿辻哲次、頼惟勤(ちょっと意味が違ってくるけど)は言うまでも
ないけど、ほかにどんな学者がいるのかな。
また話が変わるけど、白川氏ってなぜか知識人(?)のあいだに
人気があるよなあ。立花隆とか、石川九楊とか、呉智英とか、
かれらは白川氏をヤタラと絶賛してたなあ…
60 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/10(火) 16:43
白川氏はエネルギッシュだな
万葉集、詩経、文字学、古代神話、古代文化など
まあそれはいろいろとやっておられるようだけど、
「それが目指すところはひとつ」なあんて
のたもうておられるんだから物凄いわなあ
それが卒寿だよ卒寿。どう思う?
とどまるところをしらんって感じだわい
61 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/10(火) 17:36
>>59 知識人が自著に白川静を引く場合、白川説を鵜呑みにするか、藤堂明保や加藤常賢といった他説も考慮に入れて相対化するかで、その知識人の勉強の程度がわかるね。
62 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 00:18
まあ、白川静をやたらと賞賛する知識人(もしくは似而非知識人)
てえのは、そのだいたいが「説文の字源説を覆した」くらいにしか
考えていない(というか知らない)ようだよ。中古音韻やカールグレン
にはノン・タッチでしょう。だから藤堂の単語家族も知らなくて当然
だろう。また、「白川が独特な字源説の体系を打ち立てた」、という結果
だけを切り取るもんだから(それを大業績だと思い)やたらと賞賛した
がるのでしょう。まあ、わからんわけではないけど。白川には、ほか
にも「孔子伝」とか「詩経」で独特(すぎる)解釈を提出してるんだか
ら、知識人たちはそこんところを敏感に感じるわけだよ。
まあ、呉智英は、「孔子伝」の白川をとくに評価し、このあたりは呉の
言うことももっともだと思う。けれども、「漢字百話」を容易に勧める
あたりは問題かな。けど呉の場合、おそらく「論語」からアプローチした
はずだから、あまり多くを求めるのも酷だろうね。
それから、立花隆はまだ不勉強かな。彼は白川の全集も買ってるようだけど。
森博達の『日本書紀を読む』(言っておくけど、これは名著!)を、
どれだけ理解してんのかもおおいに謎。無難にさらっと流すだけだし。
余談だけど立花隆って、佐藤進にさんざん非難されたあとは、無視をきめ
こんでるようだけど、いったいどうなったのだろうね。
石川九楊は、このなかでは一番勉強していることが窺える。
たとえば阿辻哲次が、一般書で単語家族と白川文字学を無難に採り入れ
ていることを既に指摘していたし、阿辻が説文系であることも知っていた。
けど、白川に傾倒してるという点は否めないけどね。
63 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 00:31
でも石川九楊ってワープロ廃止論とかはトンデモですよね。
確かに勉強はするんだけどなんか偏ってる、視野狹窄って感じがしますね。
書家としての腕前は知らんけど。
知識人どもが本の中であんまり白川静を持ち上げるもんで
何も知らない一般読者は
白川説がオーソドックスと見なす傾向があるのが怖い。
64 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 00:36
字書三部作、全部買っちまった。
65 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/11(水) 11:36
>63
うん、石川の『二重言語国家・日本』なら一定の評価が
与えられてしかるべきだけど、『書字ノススメ』なんて著作は
内容が名前負けしてますね。偏ってます。一種の文化論のつもり
なのでしょうけど、完全に説教になってます。これでは呉の
『封建主義者かく語りき』のほうが数倍も説得力もあるよね。
それからそれから、森博達の著作は『日本書紀の謎を解く』だった。
いま気がついた。ごめんなさい。中央公論新社から出てます。
大修館からも似たような本を出してたけど、これはまだ途中段階の話
だから、やはり最高点の中公新書のほうを勧めるかな。
>64
字書三部作って、たしか『字統』と『字訓』は普及版が出てたよね?
普及版を買ったの?それとも…!?普及版じゃなかったら、たしか
五万円以上するよね?…まああの字書の特徴と言えば、漢字を五十音
順に並べてしまってる(もちろん『字訓』は古語辞典だから除くけど)
点だろうね。白川は「国語としての漢字」を強調したかったようです。
自分でもそう言ってた。けど、あれじゃ同音異字が恐ろしく多くなる
よね。そのあたりは画数順に並べるなどして逃げてるようだけど。
>>65 石川九揚の『二重言語国家・日本』ですが、
勉強して他の本から引き写しただけの所はまあ頑張ってるけど、
石川独自の意見にはやはり結構トンデモが混じってませんか。
あの本、讚める人が少なくないけど、冷静に批評すれば減点が多くなりますよ。
67 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 00:10
俺は「字統」と「字訓」は普及版を買ったよ。字通は安いのはまだだよね。
白川の本で持ってるのは、あとは東洋文庫の「詩経雅頌」以外。
これ今週買うかな…
68 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 02:05
>66
そうそう、「二重言語国家・日本」を褒めてるのも「知識人」だった。
あれはどこかの出版賞を受賞してたみたいだけど、たしかに石川の
いわゆる「トンデモ」も混じってるね。文化論は、やはり赤坂憲雄や
谷川健一の民俗学系、阿部謹也や網野善彦の歴史学系、福田和也や
宮崎哲弥のニューアカから抜けきった論壇人などの御仁を参考にした
文化論のほうがよっぽど勉強にはなると思いますね。
>67
東洋文庫、高いよね。馬鹿みたいに。あれで「和漢三才図会」を揃えた
んだけど、まあしかし、値が張った。白川は、いちおう全集を持っては
います。けど積ん讀です。というのも、好きで手に入れたんじゃあなくて、
白川信徒(かれは全集を五セットも持っている…)から貰ったものだから
です…。白川の本って、読むのがキツイよね。
69 :
お節介:2001/07/12(木) 05:09
>赤坂憲雄や 谷川健一の民俗学系、
>阿部謹也や網野善彦の歴史学系、
>福田和也や 宮崎哲弥のニューアカから抜けきった論壇人
このセンス……
それぞれ專門から見れば信用できない問題点の多い人ばかりぢゃん。
それだと白川文字学が異端でなく通説だと信じる一般読者とおんなじでは。
もう論壇受けする文化人学者ばかりでなく、もう少し地味でも真っ当な人にも目を配ってね。
70 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 08:18
>>69 __,,,,‐-''''´´´''''-‐,,,
,‐-{~ `\
/// { { { ヽ \ \
//./ { { { \ \ \ `、
(/ { {{ |ヽ ヽ \ ヽ 、 \ |
{ { | { | ヽヽ_......\ \\ ヽ |
{ {{ |_....{ \;._....、、ヽ \ヽ | >逝ってよし
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71 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 11:18
>69
というか、あなたはちゃんと彼らの著作を読んだ上で
そういうことを言っているのだろうか。甚だ疑問です。
あなたの言う「問題点の」少ない人のも曖昧だが、
ちゃんとした考えがあるならハッキリ言って下さい。
その上で、その「地味」な学者さん達を具体的に挙げてね。
また、それはいかなる理由で、か?それも教えて欲しい。
よもやあなたは『ゴー宣』とか一部のマスコミの評価を
信頼しているんじゃあるまいな?たとえば谷川や福田が
どんな点で「問題点が多い」のかを教えてください。
72 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 11:51
藤堂の単語家族説がやたらと賞賛されているけど、
あれだって問題含みだと思うけど?
音が近いというだけで結びつけることは、
単音節言語では危険だと思われ。
ただ、漢字を離れて漢語を語るスタンスは必要だけど、
それだって漢語の成立に寄与したと思われる周辺言語に精通する
必要があると思うし、藤堂はそこまでやっていない。
73 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/12(木) 12:15
「十月之交」は七月だった!?
字通で引用されてる王力の同源字典ってどんなものなのか知りたいっす。
王力で検索すると、ゲーノージンがひっかかる……
74 :
自転車小僧:2001/07/12(木) 22:42
>65
恩師である森博達先生を誉めていただきありがとうございます。
あの人も面白い人で酒を飲むと記憶がなくなるんですよ。
学生時代『説文解字段氏注』の講読をやっていた時、『説文新義』
は面白いけど、段注を読むには向かないので参考文献を調べるだけ
にしなさいといわれましたね。確かに段注の世界観とは違うので
ちょっと衝撃を受けましたが、音韻学の観点から見ると?印ばかり
だった印象はあります。
藤堂先生の音韻学ですか。あの人の音韻学は今ひとつですよ。
中古音の三等重紐韻なんていいかげんだし、上古音の再構についても
?印です。
単語家族についてはすでにカールグレン辺りも似たようなこと言ってます
し、中国の昔からある右文説にも通じますよね。
私は頼惟勤先生が好きですね。本当に音韻をよく分かった上で、『説文』
を読んでおられるし、惜しい方を亡くしました。
周辺民族語と漢語の研究といえば、西田龍雄先生、橋本萬太郎先生辺りが
メジャーかな。
ちょっと白川静先生の話題とずれてすみません。
白川先生の逸話、かの御大は研究が進むと机から離れず、カップめんだけで
何日も過ごされることがあるそうです。今はそんなことないでしょうけど。
75 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/13(金) 00:24
自転車小僧は森博達信徒か。
>中国語の音韻学を専門とする著者の研究で、当時の唐から渡来した中国人2名が主として執筆に当
>たったことや、一部分は日本人が補筆に当たったことなど編纂時の状況が明らかになりました
これってあんたの先生一人の発見か?「私はこの本を書くために生まれてきた」?
あぼーん
77 :
自転車小僧:2001/07/14(土) 00:24
>75
〜信徒と呼ぶのは止めなさい。セクト主義に走る良くない傾向です。
森先生は恩師だけど、『日本書記』の話はべつの次元です。
>>中国語の音韻学を専門とする著者の研究で、当時の唐から渡来した中国人2名が主として執筆に当
>>たったことや、一部分は日本人が補筆に当たったことなど編纂時の状況が明らかになりました
どこからコピペしてきたのか知らないけれど、森先生が言った言葉でないのは明らかでしょう。
恐らく出版社辺りが宣伝文句に使ってる言葉でしょう。
こんな惹句は白川先生の本でも、橋本先生の本でも、その辺の三流作家の本でも
使われる売らんかなの常套手段でしょ。
>これってあんたの先生一人の発見か?「私はこの本を書くために生まれてきた」?
それは森先生のリップサービスでしょ。あの人は常に研究者と言うのは芸人やと言って
ましたから。研究者でも一般人を楽しませて何ぼのものでしょう。
でなけりゃ、白川先生が雑誌のインタビューに答えたりしませんよ。
『日本書記』関係の研究は森先生も常々、有坂秀世氏の『上代音韻考』に基づいている
と言っていましたし、京大人文研の先生が力になってくれているとも言ってましたよ。
恐らく内容を読まれてないのでしょ。書評や惹句にごまかされずに内容を読まれれば分
かると思いますが。
あぼーん
79 :
斧折三:2001/07/30(月) 11:03
森博達『日本書紀の謎を解く』229頁「結語」にこうあります。
「唐人の続守言と薩弘恪は正音により正格漢文でα群を述作した。つまり中国人が中国語で述作したのだ。倭人(日本人)の御方は倭音により和化漢文でβ群を述作した。若くて優秀な清人は和臭の少ない漢文で巻三〇を述作したが、藤麻呂の潤色・加筆には倭習が目立った。」
『日本書紀』のα群(巻一四〜二一・二四〜二七)を中国人が書いたというのは、森氏本人の結論です。なお、その研究の出発点となった「α群原音依拠説」は、有坂秀世『上代音韻攷』の限界(万葉仮名倭音依拠説)を克服して確立されたものです。有坂氏への尊敬の念が深いため、批判がましく書いていないだけでしょう
というか、有坂氏以後の万葉仮名研究者の水準が低すぎたのです。大野晋氏をはじめ誰もが有坂氏の「倭音依拠説」の存在にすら気付いてなかったのですから。
また「京大人文研の先生が力になってくれている」というのも問題です。森氏が人文研の研究会に参加したことはあったとしても、森氏の書紀研究は人文研とは無関係です。自転車小僧さん、恩師の著書なら、もう少ししっかり読みましょうね。
80 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/30(月) 11:21
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81 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2001/07/30(月) 11:22
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i、 :| ヽ, :`、
i'、 :| ヽ ::ヽ
i:, :| i. ';, :ヽ
82 :
名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/16 01:55
83 :
名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/23 01:11
立命館大学時代に話したけど、いい人だったよ。
84 :
名無し象は鼻がウナギだ!:01/09/27 18:27
最近渡部昇一と対談集出したね。
明治生まれだからなあ。一度会って話をしてみたいのだが・・・。
86 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/02/28 02:02
「太陽」の『白川静の世界』面白いですね。
このスレ面白い。
ところで、白川静の権威って日本国内だけに通用するものなんですか?
中国語圏、フランス語圏ではどのような存在なのでしょうか。
白川学をやっている人達は、現代の外国語はぜんぜんだめなんですか?
また、中国人に白川学の知識を自慢することって、無謀ですか?
88 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/11 12:47
age
>ところで、白川静の権威って日本国内だけに通用するものなんですか?
中国本土・台湾の一部では通用するかも。
>白川学をやっている人達は、現代の外国語はぜんぜんだめなんですか?
だめっぽい。
>また、中国人に白川学の知識を自慢することって、無謀ですか?
うん、無謀。
このスレッドは生誕から二年一ヶ月を迎へました。
長生き。
91 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/27 09:16
2年で90レス!!流石、言語板。 文学板には1日で700いくクソスレがあるけど。
>>91 ここはそういうスレの何十倍も密度が濃い
うそ。
著作集買った人、出来はどうでした?
図書館行く手間が省ける程度。
でも、結局他に資料が必要だから図書館に行く罠。
単行本未収録論文なんかはよく拾ってあるんですか。
つまり著作集ならではの旨みが欲しい。
未収録論文じゃないけど、『詩経』で、十月之交の新しい情報がのってた。
>>96 つまり著作集に収めるにあたって加筆増補があるってこと?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1036598087/151- 151 :名無し象は鼻がウナギだ! :02/12/16 00:05
今日、NHK教育で立命館大学名誉教授 白川 豊 が
漢字の語源を説明していたよ。(午後3時、こころの時代)
漢字は古代中国の宗教観が影響してるって逝ってた。
甲骨文字を2万時以上も複写して気づいたんだと。
[……]
152 :名無し象は鼻がウナギだ! :02/12/16 00:14
誰だ、豊って。
>>151 白川静でしょ!
この板でスレッドも立ってる位に有名だよ。
153 :どーでもいいことだが :02/12/16 00:32
何でもかんでも宗教にもってくんだよねあの人。
ホントにどーでもいいけど。
154 :どーでもいいことだが :02/12/16 00:36
実はあの人は殷の時代から生きている妖怪です。
だからあんなに(見てきたように)語れるのです。