俺の知ってる限りでは韓国ではしばしばやってるな
北朝鮮をお忘れなく。<現在進行中 「平壌ハンバーガー店 味も三つ星?」 1月13日(月)朝日新聞記事より >米国由来の言葉が「御法度」の北朝鮮では、「ミンチ肉入りパン」と >呼ばれているという。 う〜ん、「はさむ」の語がないと肉饅やピロシキまで含んでしまいそう。
20 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/01/24(金) 04:11:31.31 0
>>17 その代り発音の土着化がすごい。音素目録が簡素で、外来語の強い影響下に絶えずあると言えば、ハワイ語やマオリ語もそうだけど、外来語は極力本来の音素だけで発音できるように変形させてるんだろうか。
話者はほぼ全員といっていいほど英語が堪能だから、普通に英語の形のまま放り込みそうな気もするけど
>>19 それって原語では「タジン・ソゴギ・ワ・パン」
「挽い(て固めた)た・牛肉・と・パン」
「と」だから挟むとも入れるとも言ってない
パンは日本語由来(元はポルトガル語)で、日本と同じ語感だから
肉まんやピロシキは想像しないと思う
ちなみに韓国語の記事では、
店ではそう表示してるが、客(外国生活経験者や上層階級)はみんな
「ヘンボゴ(ハンバーガー)」と呼んでいるという
22 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/04/14(月) 22:38:08.33 0
イスラム原理主義団体はアラビア語の純化運動を進めたりしていないのだろうか?
そういうのは世俗的アラブ民族主義者のやりそうなことだ イスラム原理主義者はアフガンやトルコにだっているんだからね
24 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/04/15(火) 23:52:03.87 0
真のイスラム原理主義者は、フスハーで表現できないことは無理にアラビア語にしないってことか
ウェールズ語やブルトン語などケルト系諸語の実生活への復活運動が進んでいると聞くが、 当然、現代生活で必須の語彙などは新たに訳しかえているのだろうか? 訛りが凄いが音訳も多いのかもしれないが詳しい方いる?
26 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/05/10(土) 15:25:02.03 0
文科省に、造語研究の必要性についてメール送ってきた。
>>17 >>20 外来語を日本語の発音で取り入れる習慣って、
母国語の尊重の観点からも外国語学習の観点からも弊害が非常に大きい気がする
エスペラントも意外と既存語からの音訳が多いよな。 ファスナーがzipoってまんまやん…
29 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/06/28(土) 00:13:16.66 0
>ジッパー 「噛み合う縁(へり)」くらいの訳語なら案外実現できそうな。
30 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/06/29(日) 00:09:49.48 0
>>28 新語を造成していったら、核となってる言語がばれてしまうからかな
(どう見てもロマンス語)
文法面は知らないけど、もうちょっと語彙にゲルマン・スラブ・バルト・ギリシャ・ウラルと
当時東ヨーロッパで知り得たはずの諸言語由来の要素を増やしてもよかったと思う
31 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/12(土) 22:54:01.77 0
ヘブライ語が現代の生活言語として復活するにあたって相当の造語・訳語が 製造されたんだろうな。 何世紀にもわたるボキャブラリー、特に科学技術や近代生活の用語の欠乏はどうやって補ったんだろう。 ウィキペディアの説明にある語例「拳銃⇒ザクロ石」ってのがどうしても意味が分からない… 見た目か、それとも割れた時の音が銃声に似ているとか? …さっぱりだわ。
32 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/12(土) 23:24:46.96 0
火の槍とかじゃいけなかったのかな
33 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/13(日) 02:30:27.67 0
>>31 ヘブライ語はアラビア語と近いからアラビア語から語彙を借用すればいけそうだが
アラブとイスラエルの関係ではそれも抵抗ありそうだしなあ
いや、現代ヘブライ語はアラビア語からかなりの量の単語を借用しているよ。 語形はそのままではなくて変化させていることが多いけど。 イェフダーは別にアラブ人を嫌ってはいなかった。 ユダヤ人とアラブ人の関係が悪くなっていくのは、ジャボチンスキーとかその辺の時代からだな。
イェフダーは足りない語彙は他のセム系の言語から借用していた。 古い語彙に新しい意味を持たせていた。 既にある語彙を短い言い方に直したこともあるよ。 セフェル・ミリーム(言葉の本)→ミロン(辞書) ミクタブ・エット(時の手紙)→イトン(新聞) イシュ・ツァバー(軍隊の人間)→ハヤール(兵士)
36 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/13(日) 17:16:04.65 0
>足りない語彙は他のセム系の言語から借用していた。 アフリカの文物はアムハラ語からごっそり持ってこられそうだな。ライオン、ヒョウ、ヒヒ、ハイエナ、バオバブ、象、ダチョウetc...
ヘブライ語は、話し言葉であることをやめたときに、語彙を増やすこともやめた俺はつまり、この二千年間に進化し、創造され、発明された、物や概念に当たるヘブライ語の言葉はないということだった。 このような場合、ベン・イェフダーの抱える問題はもっと厄介になった。 このような時は、「姉妹語」に当たった。そうした言語のどれかに「適当な言葉」があれば、それを借りて、ヘブライ語に「接木」することが出来る。これなら粗悪化を禁じた自分の原則に反しない。 というのは、アラビア語、アッシリア語、エジプト語、エチオピア語、コプト語は、音と形がヘブライ語に似ているからだ。 アラビア語からは必要な言葉をたくさん貰った。セム系の言語で今も生き、活力があり、時代を通じて絶え間なく使われてきたのはアラビア語だけだからだ。 しかしここでも不利な点があった。アラブ人たちは、何世紀にも渡って、現代文明から遠く離れた原始的な生活を送ってきた。 その結果、彼らの語彙は、素朴な民族が必要とする範囲にとどまっている。そのためアラビア語も役に立たないことが良くあり、そうなると言葉を生む仕事はさらに難しくなった。 ベン・イェフダーが街から街へ、図書館から図書館へ探し続け、ほとんど実を結ばなかった調査は、古代カナン語とモアブ語の痕跡を求めたときのものだ。 この二つはどの言語よりもヘブライ語に近く、ベン・イェフダーは何千もの「失われた言葉」を見つけ出せると確信していた。 ところがカナン語とモアブ語は古代に完全に死に絶え、盛んに使われた痕跡をほとんど残していなかった。
求める言葉がセム系のどの言語にも見つからず、かつて存在した形跡も探し出せないようなときは、ベン・イェフダーは実際に言葉を作り出すという仕事をしなければならない。 しかしここでも、ただ耳に快い音を組み合わせるということはしなかった。 まずヘブライ語の土台を一つ探し、その土台から発展させて求める言葉を作るのだ。 例えば、前に妻にも言ったように、本当の意味で「辞書」に当たるヘブライ語の言葉はなかった。代わりに人々が使っていたのは<セッフェル・ミリーム>と言う言葉で、これはただ、「言葉の本」というだけの意味だった。 古代ヘブライ語の本にも、し迷子にも適当な言葉を見つけられなかった ベン・イェフダーは、土台としてヘブライ語の<ミラー(言葉)>を取り上げ、そこから<ミロン>をつくり、これを新しいヘブライ語への最初の一つの貢献の一つとして発表した。今日、ユダヤ人が辞書について話すときは、このベン・イェフダーの言葉を用いている。 もう一つ例を挙げると、「新聞」に当たる言葉の必要性があった。それに当たる言葉がないために、ヘブライ語を話す人々は、<ミクタブ・エット>と言う表現を用いていた。これは文字通りには「時の手紙」という意味である 自らもジャーナリストであるベン・イェフダーは、これではぎこちない、もっと簡潔な言い方が必要だと思った。それで、「時」にあたるヘブライ語の単語を取り上げ、少し即効を加えて、書斎から新しい言葉<イトン>を送り出し、これはたちまち一般に受け要られた。
ベン・イェフダーは平和主義者ではあったが、本当の意味で「兵士」に当たるヘブライ語がないのが気になっていた。一番近いのは<イシュ・ツァバー>、つまり「軍隊の人間」である。 というわけで<ハヤール>を作り、女性系の<ハイェレット>まで作った。半世紀後にイスラエルの女性軍が組織され、新生イスラエル国を守るために男とともに戦うようになったとき、これが役に立つことになる。 ベン・イェフダーが純粋にヘブライ語の土台から作った言葉が、時としてヨーロッパの同義語と似てしまうことがあり、ベン・イェフダーはあるヨーロッパのことばからその言葉を盗んだのだと勘ぐる人もいた。 例えば、大抵の古代言語には、空間を飛ぶ機械に当たる言葉はなかった。そのような機械がついに発明されると、英語を話す人々はこれを<エアプレーン>と呼ぶことになった。フランス人は<アビヨン>と名付けた。 ベン・イェフダーは土台として<アビール(空気)>を用い、<オン>を加えた。この<アビロン>も、純粋にヘブライ語の単語なのに盗んだように見える言葉の一例である。実際音が少し英語の単語に似ているし、フランス語になるとそっくりである。
http://vanoneeme.blog.fc2.com/blog-entry-310.html p226
家に帰る途中、ヘムダと先妻の娘は、びっくりするような光景に出くわした。ある狭い通りで、まだ十一歳のベン・ツィオンが、年上の少年たちの集団に取り囲まれているのだ。
大半はイェシバーの生徒たちで、ベン・ツィオンの周りを飛び回りながら、指をさし、相手に分かるようにヘブライ語で叫んでいる(と言うのは、少年他今もってほかの言葉を話さなかったからだ)。
「お前の父さんは監獄だ。自分のせいでこうなった。"異端者"の父さんは監獄だ。人殺しと一緒に、自分に相応しい監獄にいる」
二人目の母の姿を目にすると、ベン・ツィオンは涙を流しながら走ってきた。
その晩、気持ちが落ち着くと、不意にベン・ツィオンはヘムダに、
「ともかく、お父さんが喜ぶことが一つある。あいつらが僕に叫んだ言葉は一言残らずヘブライ語だった。つまりお父さんの言葉さ!」
http://vanoneeme.blog.fc2.com/blog-entry-309.html ヘブライ語は、話者数約500万人をほこるイスラエルの公用語です。一見自然言語だから、人工言語と比べたらいけないと思われる人もいると思いますが、
はっきり言って130年ぐらい前に、一人の病弱系狂信者が41年にわたり一日17時間労働という超人的なド根性のすえに作り出した究極のアポステリオリ型自然派人工言語です。
ヘブライ語はもはや紀元前200年ごろから話し言葉としてはほぼ死亡していて、ただシナゴーグ内で祈りをささげるときや、聖書やタルムードを読むときの読み書きの言葉、つまりヨーロッパのラテン語とほぼ同じ扱いの言葉でした。
日常語は大抵、いろんな国に定住したユダヤ人がその土地の言葉を話したり、その土地の言葉に若干のヘブライ語の単語を混ぜた言語を話していました。有名な混成言語としては、スペイン語系のラディーノ語やドイツ語系のイディッシュ語があります。
紀元前200年ごろに死亡した言語なので、それ以後に発明されたものや概念の語彙は不足していて、はっきり言って使い物になりませんし、それ以前に資料が限られているため、語彙数が圧倒的に足りません。
だから、古代の膨大な情報を調べたり、姉妹語のアラム語やアラビア語から借用したり、なんとか古代の語形から派生させた現在の生活で使えるような新語の創造という恐ろしく膨大な作業を41年も続けなければならなかったようです。
だからこそ、事実上のアポステリオリ型人工言語なのです。
>>36 >ライオン、ヒョウ、ヒヒ、ハイエナ、バオバブ、象、ダチョウ
この辺はバオバブ以外ほとんど
古代にはアフリカだけではなく、中東やヨーロッパの文物でもあったわけで
ギリシャ語にもあるぐらいだから、アラブ語や古セム語にも当然あるだろう
コプト語の現況ってどんななだろう。 やはりかつてのヘブライ語のように典礼言語として細々と話されている感じらしいが。 ウィキペディアにもコプト語版が見当たらないことからすると日常語ではなくなったのだろうか。
44 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/18(金) 06:51:20.27 0
Persecutions under the Mamluks led to the further decline of Coptic[citation needed], until it completely gave way to Egyptian Arabic around the 17th century[citation needed], though it may have survived in isolated pockets for a little longer.
マムルークによる迫害は更なるコプト語の凋落につながり(要引用)、17世紀ごろに完全にアラビア語エジプト方言にその座を明け渡したが(要引用)、孤立した場所でもう少し長らえたかもしれない
希望的観測で、日本でいう元禄のころまでは口語で使われてたのかな?まあ18世紀に死語となったコーンウォール語が復活できたくらいだし、資料が多いコプト語ならもっと簡単そうな気がするけど....
http://www.youtube.com/watch?v=WqbY7zpOgaU コーンウォール語のニュースらしい コーンウォール語での会話のシーンもある
話題をオセアニアに変えてみる。 ポリネシア諸語の外来語受け入れもそれぞれの国でまちまちみたいだね。 ハワイ語は音写の話題で必ず登場するので(ケケマパ、カリキマカとかのね)、 意訳の努力はどんな状況なんだろうな。英語の威力が圧倒的だから無理もないか… 同じ英語圏でもニュージーランドのマオリ語などは継続的に意訳を進めているようだが。 「飛行機=飛ぶカヌー」「学校=学びの家」てな感じだったかな。
46 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/07/20(日) 01:43:09.66 0
タピオカ=木の芋の○○ とかになるんだろうか ちなみに原料のキャッサバを木の芋と言うのは、マレー・インドネシア語での造語法(ubi kayu ちなみに修飾は後ろから)
漢字廃止・ハングル専用化のためには、本当はベン・イェフダー並みの才能と努力が要る。
韓国の語彙浄化運動は結局どうなったっけ。
最近独立して、史上初めて公用語の地位に登った言語は、行政・法律等の用語を どう整備するんだろうな。結局は旧宗主国の言語から借用して間に合わせたりしているのかな。 東ティモールのテトゥン語とか。 パラグアイのグアラニー語(トゥピ語族)などは健闘しているようだが。
50 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/08(月) 23:22:47.86 0
「近場の有力言語から翻訳借用」あたりかも。
51 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/09(火) 05:04:45.67 0
>>49 スコットランドがまかり間違って独立なんてしたら、公用語はどうするんだろうな
英語にしても英米どっちの規範に合わせる?英語の方言とされてきたスコットランド語が晴れて公文書で使われる?
クルド語はアラビア語由来の語を排除する傾向なんだろうか。近縁のペルシャ語から取り入れるのかな
>>51 おそらくアイルランドと同じようなことになるだろうね
正式な公用語はスコットランドゲール語だが
それは儀礼的なところで僅かに使われるのみで
ほとんどの人は英語しか知らない
という感じ
53 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/09(火) 23:32:23.84 0
英語もスコットランド英語(=スコットランド語)にはならないか... いっそあえてアメリカ英語を正式のにしてほしい でも国歌が「蛍の光」(Auld Lang Syne)にはなりそうだな
>>53 >>いっそあえてアメリカ英語を正式のにしてほしい
訳分からんな…
55 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/15(月) 17:11:00.84 0
ウェールズ語が語彙の翻訳を頑張っているようだね。 道路標識や看板にウェールズ語・英語併記が普及してきたんだから、 スコットランドもやってできないことはない・・・か?
56 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/15(月) 18:25:01.70 0
>>54 イギリスから独立するんならそれくらいしないと。でもヤード・ポンド法には先祖返りしなくてよろしい
ウェールズ語のほうがスコットランド・ゲール語より話者人口が多いんだな。 ウェールズのほうがロンドンに近いってのによく持ちこたえたな。
58 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/16(火) 15:55:55.42 0
どちらも母語率ほぼ100%だった時代から、ウェールズの方が歴史的に人口がずっと多かった? そんなことはないか。そのころはローランドもゲール語地帯だったわけだしな
59 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/19(金) 21:16:23.62 0
スコッツ無念… 次はカタルーニャ語の番か?
60 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/20(土) 00:01:53.24 0
>>52 アイルランド語はそんなもんじゃないぞ
独立以後第一公用語の地位を占めたアイルランド語は
学校の必修科目となった
生徒たちをゲルタハト(ゲール語地域)にホームステイさせて習得させる制度も充実
その結果アイルランド語を「知っている」人はかなりの比率に達する
…ただし必修化したせいで嫌われる事にもなり、実際に使われることはかえって減った
アイルランド語は新しい権力の言語となったのだ
61 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/09/20(土) 00:17:35.20 0
62 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/10/24(金) 22:55:07.96 0
がんばれケルノウ(コーンウォール)語! 復活したはいいが、新語や高級語彙はどう補っているんだろうな。
近縁つながりで、もしや「英語⇒ウェールズ語⇒ケルノウ語」と翻訳借用 とか?
64 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2014/12/06(土) 01:19:28.87 0
マン島語の現状は?
65 :
名無し象は鼻がウナギだ! :2015/01/16(金) 22:00:10.42 0
ウィキペディアにグアラニー語版があったとは・・・
wikipediaにマイナー言語版があるのは驚くようなことではない 「俺語」という言語を勝手にでっちあげて wikipediaに俺語版を勝手に作るのは難しくない まあ、それよりも「俺語」を作るほうが大変だが
67 :
名無し象は鼻がウナギだ! :
2015/02/01(日) 04:24:02.53 0