■文字と発音
アルファベットのうちp, t, k, s, m, n, l, j, w, a, e, i, o, uの14文字を使用する。
全ての文字は、国際音声記号(IPA)として発音する。(jはヤ行音を表し、uは唇を丸める)
文頭であっても必ず小文字で書き始める。大文字は名前や地名などの固有語の語頭のみ。
アクセントは常に最初の音節におく。
母音かn以外で終わる音節、nn,nmの連続、母音の連続、ji,wu,wo,tiの組み合わせは禁止。
(その結果、WikipediaはWikipesijaとなる)
nは、次に子音が来た場合、次の子音の調音点で破裂鼻音化した音に変わる。
(pの前でm、kの前でng、jの前でjnになる。ヤ行がニャ行になる以外は日本語の「ん」と同じ)
結果として、トキポナの音体系は日本語に酷似するが、これは、べつに日本を意識したものではなく、
世界中のどんな人たちにも、さほどの困難なく発音できる体系を志向した結果である。
■文法
語順はSVOが基本。
mi(私)、sina(あなた)が単独で主語になる場合以外は、動詞の前にliまたはo(命令文の場合)を置く。
直接目的語の前にeを置く。
liもeも1つの文に複数並列可。(その結果、主語等を共通にする複文ができる)
修飾語は被修飾語のあとに置く。あとに置かれた修飾語はそれ以前のすべての語を修飾する。
複数の語を1つの語に修飾させるには、被修飾語のあとにpiを置き、修飾する複数の語を続ける。
語や節を文に修飾させるときは、語や節のあとにlaを置き、被修飾文を続ける。
代名詞は、一人称mi、二人称sina、三人称ona。単複同型だが複数を明示するときはmuteで修飾する。
名詞は性数格変化なし。動詞に時制なし。すべて文脈で判断する。受動態は使用しない。
固有語はすべて形容詞とする。カナダ=ma Kanata(カナダ地)リサさん=jan Lisa(リサびと)
be動詞に相当するものは不要。mi jan Lisa.=私はリサです。ma Kanata li suli.=カナダは広大です。
その結果、前置詞のいくつかはまるで動詞のように使うことが可能。
mi tawa ma Kanata.=私はカナダに行く。(tawaはtoに相当する前置詞)
※注:mi tawa e ma Kanata.だと「私はカナダを動かす」この場合tawaは他動詞で、e以下が目的語。
■語彙
2010年現在、固有語を除くと全部で123語しかない。(前スレ開始時点では118語)
そのため例えば、教える=知識を与える、街=建物の地、のように、修飾語を活用する必要がある。
全語彙はこちらを参照⇒
http://www.h7.dion.ne.jp/~samwyn/tokipona/nimi.htm ※最新追加の5語は以下のとおり。
esun(店), pan(穀物・シリアル), alasa(収集する), kipisi(切る), namako(装飾)
色を表す語はpimeja(黒), walo(白), loje(赤), jelo(黄), laso(青)の5つ。他の色は修飾して表す。
数を表す語はwan(1)とtu(2)だけ。3以上はmute(たくさん)だが、必要ならtu wan(3), tu tu(4)とする。
luka(手)という語を5の意味で用いることもあるが、公式には非推奨。
各単語の由来は以下の通り。※括弧内はもとの単語の意味
●ピジン英語から18語:
insa(内部), kama(来る), ken(可能), lili(小), lon(於て), lukin(見る), meli(女), nanpa(数),
open(開く), pakala(壊す), pi(属する), pilin(感覚), pini(終わり), poki(箱), suwi(甘味),
taso(だけ), toki(話)
●フィンランド語から17語(重複1) ※samaがエスペラントと重複:
ike(悪), kala(魚), kasi(植物), kin(…もまた), kiwen(石), linja(線), lipu(旗、券), ma(土地),
mije(男), nena(鼻), nimi(名前), pimeja(暗い), sama(同じ), sina(あなた), suli(大), wawa(強い),
walo(明るい)
●クロアチア語から14語:
kalama(騒ぐ), lawa(あたま), luka(手腕), lupa(穴), nasin(習慣), noka(脚), oko(目),
olin(私は愛する), ona(彼女), palisa(棒), poka(側面), sijelo(肉体), utala(叩く), uta(口)
●エスペラントから13語(重複1)※samaがフィンランド語と重複:
ilo(道具), ijo(物), la(定冠詞), li(彼), musi(楽しむ), mute(多く), pali(する), pona(よい),
sama(同じ), selo(皮), suno(太陽), tenpo(時), tomo(家)
●オランダ語から11語:
akesi(トカゲ), ali(全), ante(他), awen(維持する), en(〜と), kepeken(使う), lape(眠る),
loje(赤), sitelen(絵), weka(消え去った), wile(望む)
●フランス語アカディア方言から11語(重複2) ※piniがピジン英語と、supaが英語と重複:
anpa(下へ), kule(色), kute(聞く), lete(冷たい), len(亜麻織物), monsi(尻), moli(死),
pini(終わった), pipi(虫), supa(表面), telo(水), waso(鳥)
●英語から10語(重複2) ※pilinがピジン英語と、supaがフランス語と重複:
jelo(黄), jaki(不快な), mani(お金), mu(鳴き声), mun(月), pilin(感覚), sike(円), supa(表面),
tawa(〜に向かって), tu(2), wan(1)
●グルジア語から8語:
ala(不), anu(又は), kili(果物), seli(熱い), sewi(上へ), sona(知る), soweli(動物), tan(〜から)
●中国語から6語(重複1) ※panが広東語と共通:
jo(有=もつ), kon(空=空気), pan(飯), seme(什麼=どのような), sin(新), sinpin(前辺)
●広東語から4語(重複1) ※panが中国語と共通:
jan(人), ko(膏=脂肪), ni(口へんに尼=この), pan(飯)
●複数言語の共通語彙として4語:
a(叫ぶときの声), o(驚いたときの声), mi(一人称), mama(母)
●その他の言語から5語:
esun(アカン語:市場で), kulupu(トンガ語:グループ), laso(ウェールズ語:青),
moku(日本語:モグモグ), pana(スワヒリ語:与える)
●創作2語: e, unpa
●不明4語: nasa, alasa, kipisi, namako
たぶん、マンガで何かものを食べているシーンの背景に「モグッ」と書かれたのが印象に残ったんだろうな。
ナマコ…
人工言語なんて、リアル厨学生男子が、女子の前で平然とセックスの話をしたくて作るものだと思ってたけど、
女子も同じことやってるんだってこと、トキポナで初めて知った。
>>3-4見てると、他の単語はほとんどが他の言語由来の推測しやすい単語なのに、
実質的に、セックス(unpa)だけが創作かw
ma li tawa.
10 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/03/25(金) 01:40:44.57 0
この言葉って未開の地の言葉っぽくてダメカナ?
未開の地の言葉をダメだと思う人にはダメだろうね。
現代社会のわずらわしさから離れて、必要最小言語だけでラクに過ごしたい人向け。
「ん?津波が来るから建物や自動車などに避難しろって?電車や船じゃダメなん?めんどくさいよ。そういう、外界と区切られた構築物を総称できないの?」って人が、
telo suli li kama! o tawa tomo! と言って満足するための言語。
12 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/03/28(月) 06:49:53.36 0
単語をノートに書いたら一ページに収まる
1ページどころか、1行に10語ずつ書いていけば3分の1ページで収まる。
国名などの公式固有名詞を全部収めてようやく1ページかな。
人間の言葉の歴史は、時代とともに抽象概念を発明していって、少ない概念で多くの物事を表現できるようになりながら、
おなじく時代とともに物事そのものがどんどん増えていって、結局、言語の語彙数は増えも減りもしないんだと思う。
トキポナは、表現する物事は未開人同様に限ったうえで、思い切って抽象化していったからこそ、これだけ語彙を減らせたんだと思う。
15 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/03/28(月) 13:34:36.97 0
toki pona で文化的な会話が出来るのかな?
詩じゃなくて会話ね
何をもって文化的と定義するか次第だな。
リアル未開人だって飛行機を「鉄の鳥」とか呼んで、そのメリットを論じたりできそうだし。
楽しい
mi toki e toki pona la mi pilin pona.
toki pona li toki pona.
19 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/04/11(月) 13:21:48.34 0
sina musi toki .
ma li pana wawa mute.
mi mute li wile e musi.
wawa pakala li tan ma.
suno linja pimeja li tan tomo pi wawa linja.
「放射能」は「黒い光線」って感じでいいのかな?
22 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/05/05(木) 14:37:21.83 0
誰か toki pona の123単語を英語に直してくれませんか?
それを toki pona english にして普及させたい
23 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/05/05(木) 14:59:48.96 0
ちょっと今すぐ反応しりたいからVIPでスレ立てくる。
英単語だと意味が狭すぎて123単語に1対1で対応できないと思う。
ていうか、そんなことが可能なら、カナダなり欧米のやつらがとっくにやってるだろうな。
>>26 thx。最近はグロービッシュなるものも出てきたね。
この言葉は2つ意味があってごちゃごちゃしてるけど。
単語が少なくても、熟語や慣用句が多くなるので、結局難しさは同じ。
いまのところ、トキポナもベーシック英語もグロービッシュも、熟語や慣用句が多くはないな。
ベーシック英語は名詞600語を意味の中心にしていて、これに16種の動詞や副詞を組み合わせて表現の幅を広げている。
日本語でいえば、名詞+「する」「なる」「できる」「させる」等の組み合わせの体系を整備した感じ。
グロービッシュは、そのような整備された体系を学ぶ行為自体を英語ネイティブに従属する行為だとして排斥し、
単語数を若干多めに設定して語義を明確にすることで、発音や文法が多少怪しくてもコミュニケートできることを目指している。
トキポナは、グロービッシュの正反対だな。
単語数を極端に減らして、語義を可能な限り広く取るかわりに、修飾関係などの文法事項を駆使して、コミュニケートできる言語を目指している。
個人的には、グロービッシュは単語を覚える労力をあまりに軽視していて結局難しい言語になってると思う。
トキポナが最良だが、トキポナだと世界中探しても数百人ぐらいにしか通じないので、他人に薦めるならベーシック英語だな。
30 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/05/07(土) 08:17:05.06 0
子音で終わる音節が殆ど無いから
アルファベットよりも平仮名・片仮名の方が効率良さそう
>>31 ハ行とラ行については註の方にこう書いてあるよ。
「l と j の音を示す文字は普通の平仮名には存在しないので、
それらはそれぞれ普通 H と R を示す仮名で置き換えた。」
はっきりラ行と L を異なる音だと認識してるのが、いかにも欧米人か。
まあ自分なら P をパ行、L をラ行、J をヤ行+「江」とでもするかね。
外国人向けの日本語のテキストには、日本語のラ行音はlともrとも異なるとか、ヤ行音はjのような子音的な響きはなく二重母音のような音だとか書かれているからな。
まじめな人ほど、安易に混同してはいけないと思って別な音として扱おうとするんだろうな。
ヤはjaではなくiaと聞こえるのか。
日本語話者でさえそんな事考えていないのにね。
37 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/05/20(金) 22:43:57.03 0
38 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/06/12(日) 11:49:46.18 0
>>38 >>22はたぶん1対1の対応を期待していたんだと思う。
VIPPERたちに、たった123語で言いたいことはたいてい何でも言える新種の英語ができたとでも言って祭りにするつもりだったんだろう。
40 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/06/12(日) 22:21:53.17 0
41 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/06/12(日) 22:22:40.94 0
腹立ってきた
> 祭にするつもりだったんだろ
勝手に決め付けるなよ
42 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/06/12(日) 22:24:11.70 0
> 祭にするつもりだったんだろ
気持ち悪すぎ。自分が祭ってる事があるからって
人も汚い事をしてると想像するなよカスが
VIPPERたちの祭りって「汚い事」なのか?
>>22の想像するようなtoki pona englishが完成してVIPPERたちが祭りにすれば、重音テトのときのように一気にメジャーなものになった可能性もあると思う。
果ては、外国でも話題になってある程度の国際交流も可能な言語に成長してたかもしれない。
俺はできることならそういう祭りに協力したかったけど、さすがにトキポナと英語とでは違いすぎて無理だったんだ。
人工言語なんだから英語でも可能でしょ。
必要ならアルカみたいに自分で作ればよい。
例えば
you big. あなたが重要だ。
区切りのli=;と置けば
i many; good. 私たちは元気です。
ただ英語にするとfoodに食べるや飲むって意味もあるって事が混乱する。
モグモグ由来の単語を使った方が簡単だろうね。
漢字の方が複数の意味をもちやすくていいよね。
私食、液狂。
私は酒を飲みます。
46 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2011/06/22(水) 13:20:52.52 0
>>46 ロシア語と中国語すごいな。
一時期、トキポナ版ウィキペディアが公式から外されてウィキアに移行するという事件があってから、こういう記事はみんな追放されたのかと思ってた。
トキポナの単語って本当に123個ですか?
編纂中に気づいたんですけど125個あります。
aleとaliを同義語としても124個です。
古語にはpuなんてないから、新語の予定語か、なんかのミスじゃないかな。
とりあえずいまのところpuなんて単語はない。
分かりました。
ありがとうございます。
jan ni li ken ala ken sitelen e ijo sin lon toki pona?
保守
保守
語彙がいまのところ少ないんだよね?
実用的な水準にはなんとか届いているのでしょうか。
ええと、もともと、少数分析言語で、少ない語彙数で、いかになんとかやっていくか
ということを実験するために作られた工学言語、つまり実験のための言語だから、
実用性は期待しない方がいいよ。
一応、日常会話で最低限必要な形態素数は3000語程度と言われているよ。
フランス語のように一つ一つの単語が多義的な言語であっても1000語程度は必要なのです。
例えるならばタロットカードという少数のカードから意味を読み解くのに近いものだから、
答えを知ってから、カードの配列を見れば、なるほどと納得できても、
カードの配列そのものから、無数の解釈の可能性の中から的確に正解の解釈を
選択すると言うのは至難の業なのです。
あと、語彙の組み合わせでなんとか表現しようとしても、それは、英語の群動詞みたいなもので、
結局暗記の手間は変わらないだろうし、むしろ、覚えにくい上に語形が長くて、
難儀することが予想できるのです。
聴くところによると、作者や主流派は別に国際補助語にしようと思ってなくて、
周りが騒いでいるだけみたいだよ。
ついでに宣伝もしておくよ。
seren arbazard『紫苑の書』(ブイツーソリューション 2011年10月24日)
http://www.amazon.co.jp/dp/4902218704/ seren arbazard『人工言語学・アルカ』(ブイツーソリューション 2011年11月4日)
http://www.amazon.co.jp/dp/4902218771/ 本の内容は、電子出版と同じです。
http://constructed-language.org/books.html 人工言語アルカの語彙数だけど、今のところ15000語を超えているよ。
特に、動物名・植物名・国名、化学物質名、その他さまざまな卑猥な単語を収録するとなると、
結構な語彙数になってしまうのです。
あと、特に外国人と話す場合なんだけど、言語が違うと単語が示す意味の範囲も違えば、
言い回しも違うから誤解しやすいのです。
だから、多義語を使って少数の単語を使うという方式だと、相手が斜め上の解釈をする
というのは、英語の授業を受けた人にはわかると思うよ。
辞書のhaveとか見ると意味がありすぎてどれを選んでいいのかわからなくなるのです。
だから、意味の狭い単語をたくさん使うという方式の方が、辞書を引いた時のストレスが少ないし、
誤解リスクも減るのです。
トキポナの方向性は工学言語としての人を引き付ける魅力は高いし、
その方向性でいいと思うよ。
ただ、それに実用性を求めようとか、国際補助語として使うことを望む人は、
エスペラントとか、他のものを当たったほうが無難かな。
補足すると、トキポナは、道教の「必要最小限度の暮らし」を理想としていて、
その観点から、生活するうえで必要のない語彙を一切加えないという観点で語彙を減らしている。
だから、支持者たちはその他の語彙を「語彙の組み合わせでなんとか表現しよう」などとは最初から考えてないことが多い。
たとえば「鳩」「鷹」「ペリカン」「九官鳥」「鶏」「ダチョウ」「ペンギン」等などの区別は、日常生活に必要ないから、
語彙を組み合わせてそれぞれを表現しようなどとは最初から考えずに、wasoの1語で済ませる。
鳥の種類が違うと、食べられる鳥と、そうでない鳥もいるし、
矢羽に使えるもの、飾りに使えるもの、儀式に使うものとか、
用途が全然違ったりするから、原始的な生活をしている人の方が、
むしろこの手の語彙は細かく大量に存在しているよ。
魚も成長段階に合わせて名前が変わるのと同様に、鳥でも、
そういうことが行われていると言うことがあり得るのです。
だから、原始的な最低限の暮らし、ではなくて、現代的で、
食べるに困らず、生きるのに必要な狩りや、採取、農耕、
そして雑多な手仕事でものを加工すると言うことも全くない、
あらゆる産業や労働に従事せず、
そういうことは、みんな周りの人間やメイドや執事がやってくれるような
貴族の家で、特に嫁ぎ先も指定されていない世捨て人のような娘みたいな、
社会的な義務や責任もほとんどない人にとっての、「最低限度の暮らし」であって、
実際のところはとても現代的な感覚を持った言語だと思うよ。
お金持ちの田舎に隠遁したお譲さまとか、ニートみたいな、世間を知らず、生活力もない人なら、
これが最低限であると納得するかもしれないね。
原始的な最低限の暮らしではないが、貴族やニートの最低限度ではなく、
道教の最低限度なんだが。
62 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/10/21(金) 22:34:57.92 0
age
エイジ
欧米のタオイズムはヒッピー文化の一部だから、ニートとさほど変わらない。
『紫苑の書』本日発売だよ。=・д・=
seren arbazard『紫苑の書』(ブイツーソリューション 2011年10月24日)
http://www.amazon.co.jp/dp/4902218704/ seren arbazard『人工言語学・アルカ』(ブイツーソリューション 2011年11月4日)
http://www.amazon.co.jp/dp/4902218771/ 本の内容は、電子出版と同じです。
http://constructed-language.org/books.html 『紫苑の書』って、こういう始まりだよ。
十代の少年少女が異世界に召喚されて救世主となる。
よくあるファンタジー小説の展開だ。
不思議なことに、その世界では日本語が通じたり、翻訳魔法ですぐに相手の言葉が分かったりする。
本当に異世界があるのだとしたら、こちらの常識が通じない独特の文化や、聞いたこともない土着の言語に溢れていることだろう。
確かに本物の異世界はそうなっているのかもしれない。だけどそんな世界を描いた物語はただ七面倒なだけだ。
だから私は断言しよう。
「そんな小説はこの世に存在しない」――と。
これはとある面倒くさい世界に迷い込んでしまった女の子の日記。
異世界に行って言葉を学び、最後は国まで救ってしまった私の話。
信じられない?
そりゃそうよね。今あなたが読んでいるのは私の日記の最後のページなんだから。
前に戻って読んでみれば、きっとあなたも――。
>>64 ヒッピーって、森とかで全裸になって集合する人々のことかな?
どう見ても、槍とか弓とか持ってないし、フォークギターとか持ってるし、
狩猟採集に来た人じゃないのです。
ふざけて歌垣的な交配相手探しの場所に来た現代人なのです。
これは、槍に使う石と、ドングリをすりつぶすのに使う石を
区別する必要もなさそうな人々なのです。
槍に使う石=kiwen pi palisa moli
ドングリをすりつぶすのに使う石=kiwen pi ko kili
槍に使う石=kiwen pi palisa moli
ドングリをすりつぶすのに使う石=kiwen pi ko kili
kiwen pi palisa moliは、
「死の長くて通常硬いものの固形物」だから、ミサイルとか、
矢じりとか、ハンマーのヘッド部分とか、斧の先の方とか、剣の刀身とか、
銃弾とか、砲弾とか、ポールウェポン、射出兵器、全般の解釈になるよ。
ライトセイバーの光刃を出すのに使うクリスタルパーツとか、
魔杖ヴァルデの先端の緑水晶とか、ファンシーな解釈も可能だよ。
kiwen pi ko kiliは、「植物性食物の半固形状物の固形物」だから、
「野菜を粉にする金属」と言う解釈もできるから、
大根おろしかもしれないし、ミキサーそのものかもしれないし、
解釈が別れてくるね。
コンバインとか、そういうものも浮かんでくるのです。
原始的なものでいえば、動物の歯とかも連想されうるのです。
まさにタロットカードなみの意味確定が困難なものなのです。
そして、意味を確定しようと努力すると、ほんのちょっとした日用品をいうのに、
数十から数百語を要する長大な熟語になると言うことはよくあるだろうし、
例え仙人やニートのような暮らしをしている人でも日常生活で使うことは難しいのです。
少なくとも、他者に意思を伝達する手段としては、不向きだと思うのです。
これを解決するためには、少ない情報の種類で、的確に情報を伝える工夫を持った記号体系、
つまりは、「国際信号旗」のNATOフォネティックコードという技術が使われるようになると思うのです。
たとえば、akesi pali pali lawa en でリンゴを意味するような信号なのです。
ちなみに厳密にリンゴを定義すると「赤い大きい植物からの食物」でもまだライチやプラムやサクランボや
トマトなどと区別がつかないから上のコードより長くなることが予想できるのです。
タオイストは、そうは考えないだろうな。
kiwen pi palisa moliは、「死の棒についてる固形物」だから、
矢じりとか、ハンマーのヘッド部分とか、斧の先の方とか、剣の刀身とかはこれにあたるが、
ミサイルとか、銃弾とか、砲弾とかはpalisaに相当するものがないから当たらない。
射出兵器全般はkiwen pana(放たれる固形物)だな。
そして、ポールウェポンであれ、射出兵器であれ、武器であればilo utalaだ。
石に着目しないのであれば、武器とだけ言って済ますのがタオイスト。
「さっき野獣が出たので武器で仕留めた」と言うのに、どんな武器を使ったかは本質的ではないから特定の必要はない。
(野獣が熊なのか狼なのかも、それが人間に危害を加える獣である点が重要だと考えれば特定の必要はない)
kiwen pi ko kiliは、「植物性食物の半固形状物の固形物」だから、
確かに大根おろしかもしれないし、ミキサーそのものかもしれないし、 コンバインとか、動物の歯とかも連想されうるし、
解釈が別れてくるが、それを特定する必要がないと考えるのがタオイスト。
無理に意味を確定させようとするから「タロットカードなみ」などと頓珍漢な話になる。
ほんのちょっとした日用品をいう場合、といえば、たとえば果物の皮をむく必要がある場合、
果たして「包丁」なのか「皮むき器」なのか区別した上で、それを要求する必要があるだろうか。
そして、仮に「包丁」を要求した場合、相手が皮むき器しか持ってなければ断るのだろうか?
だったら、わざわざそんな区別をせず、「皮をむく道具」が欲しい、と言えば済む、と考えるのがタオイスト。
ilo pi weka selo tan kiliと言えば、数十から数百語を要する長大な熟語で「包丁」を指定する必要はない。
他者に意思を伝達する手段としては、むしろ優れている点もあると思う。
ええと、「死の棒の固形物」というと、例えば、銃にしてもミサイルにしても、
ポール状の武器だし、それの固形物と言うと、銃弾とか、弾頭とかそういう連想も可能かな。
出る獣も、野ウサギなら全く問題なくても、熊とか、狼だったら、
危険性も違うし、その部族社会でどの程度称えられるかも変わってくるのです。
兎なら日常業務でも、熊だったら、シャーマンによって数世代歌われる英雄的行為になるね。
あと、皮を剥くと一言で言っても、みかんなら手でいいし、オレンジなら包丁、
ニンジンならピーラーとか、クルミならくるみ割り用の専用の器具、ヤシの実なら鉈とか、
色々必要とされる器具が変わるのです。ナイフでも果物によって果物ナイフでいい時もあれば、
鉈でないと無理な時もあるのです。
カボチャを剥こうとしている人にピーラーを持って行ったら、某少年団なら殴られるレベルかな。
むしろ、原始的な生活を心がけている、陸軍とか、少年団とかのほうが多数の語彙を要求されるのです。
仙人じゃないから、カスミは食べられないよ。
ただ、忘れてはならないのは、この言語の使用目的は原始生活における実用ではなく、
少数分析的言語の思想的な創作物と言うことだから、
こういう実務的なところは、英語やフランス語で十分というスタンスなのかもしれないね。
kiwen pi palisa moliを、「死の棒の固形物」と考えるから、銃やミサイルという発想が出てくるのか。
palisa moliの一部ではなく、別個の付属品としてのkiwenの場合は、kiwen poka palisa moliになるはずなんだが。
piの意味は、以後の語句をまとめて直前の語に修飾させる意味だから、palisa moliというのがkiwenの属性でなければならない。
日本語に引きづられてへんな連想するから、銃やミサイルにこじつけたりするわけだ。
シャーマンが歌うのに仮にトキポナを使う場合、そのsoweliがkulupu janにどれだけpakalaをもたらしていたかを歌い上げた上で、
そのsoweliとutalaしてmoliしたことがponaだ、という内容になるだろうから、
そこまで偉業を歌い上げることを前提とするなら、そのsoweliが犬ぐらいの大きさの小熊であろうと、象ぐらいでかい放射能ウサギであろうと問題ないと思う。
むしろ逆に、なまじっか熊やウサギといった語彙を使ったほうが誤解を招くことだってあるだろう。
クルミやヤシの皮むきのような実務的なところは、英語やフランス語でやるのではなく、それ専用の人に頼むのが前提だと思う。
陸軍とか少年団はべつに原始的な生活を心がけているわけではなく、自律的生活を心がけているのであって、
本物の原始社会であれば専門の職人がやるようなことまで自分たちでやるから、その分多数の語彙が必要となるんじゃないかな。
原始社会であれば、鉈とかクルミ割り器といった語彙は、それ専用の職人の内輪だけで分かれば済むはず。
mi toki e toki pona.
sina toki e musi toki a!
jan 23 li jo e lawa lili a!!
×23
○73
jan 73 li jan pakala lili, jan 74 li jan pakala mute a!!!
tenpo suno pi jan Kolisu li kama poka.
>>78 mi wile ala e toki pi ijo mute.
何か面白そうな言語だね
sina pilin e musi tawa toki pona la o kama sona!
82 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/05/19(土) 02:07:42.14 0
224
84 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/07/03(火) 18:19:18.61 0
>>83 「放射能」を科学的に分析して単語に置き換えればできると思う
ただ、日本語の「放射能」だって本来は放射線を出す能力のことなのに誤用が定着してるんだし
こういう新しい概念は、説明的に記述するよりも感覚的に記述したほうが通じやすい気がする
日本語の放射能も放射能物質の略だと考えれば、
誤用でもなんでもない気がするけどなあ。日本語にはよくある省略だし。
>>85 たぶん放射性物質のことを言いたんだろうと想うんだが、
放射能物質なんて用語は無いぞい。
日本語的に考えて「放射能物質」という言い方も、放射能を持つ物質
という意味でじゅうぶんに成り立つので、
「放射能」が放射性物質の意味で使われる場合にも、
「放射線を発する能力をもつ物質」というニュアンスで使われていると見なせる
ということが言いたかった。
だって、放射能だって放射線放射能力などとは言わないで放射能と略してしまっている。
>>87 放射能は radioactivity = radio-(放射)+ activity(機能)の翻訳語であって
「放射線放射能力」の略語じゃないぞい。
>>88 なら「放射線機能」とでもすべきなのになぜ「放射能」と略してしまうの?
略してしまうから訳元の意味から乖離していってしまうわけでしょ。
つまり、放射能という言葉自体に誤用があったんだよ。
放射能って放射性同位元素量の事じゃないの?
>>89 だから殆んど略してないぞい。「放射の機能」だから「放射能」であって
まったく原語から乖離していないじゃないかい。
「放射能」の場合はその放射する物が放射線(radiation)であるに過ぎない
ってだけだぞい。「放射」という共通の要素に惑わされてるぞい。
> つまり、放射能という言葉自体に誤用があったんだよ。
普遍的に定義された専門用語を勝手に市井の人々が誤って使い始めたものなのに、
オリジナルの方が誤用って、正直ビックリな論理展開だぞいw
ついでに言えば「放射」もこの場合は科学用語だから、普通の意味で
解釈したらまた変な話になるぞい。
違うと言っても誰が訳したのか根拠出てないしなあ。
放射濃度 放射能度
いずれにしても「放射の機能」と「放射線を発する能力」とじゃ違うと言いたいんでしょ?
「放射能」と略するから「放射の機能」という原義が分からなくなっちゃうわけで。
略するってなに?
IPAのような略語のことですよ。
攻略する
99 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/07/04(水) 11:39:22.76 0
久しぶりにスレが伸びてると思ったら何だこりゃ?
学術用語を厳密に使いたい人にはトキポナは不向きだと思いますよ
「見えない光」とも表現できないの?
suno linja pi ni: jan li ken ala lukin
人が見ることができない光線
こんな感じかな。ちょっと長すぎて無理があるけど。
あるいは、suno linja pimejaと言っておいて、説明的に
jan li ken ala lukin e suno linja ni.と書いたほうがわかりやすいかも。
ま、トキポナの基礎語彙そのものが現代文明から離れる方向で選ばれたのだから、
学術語の記述にはおよそ適していないんだぞね。
>>93 誰が初めに訳していようと(おそらくはアノニマスだろうけど)
「放射能」は理科学分野で厳密な定義を以て認識が共有された術語だぞい。
基本的に放射線物理学とその関連分野でしか使われない語だから
いちいち「放射線」なんて付けなくても全く誤り無く通じるんだぞな。
料理関係の話題で「ボウル」と言っても、誰も「球」と勘違いしないのと同じことぞ。
>>95 その漢字三文字に意味を集約したという意味で「約する」とは云えるかもしれないけど
何かの単語を無理矢理省略したという意味で「略した」わけではないぞい。
って同じような説明はもう3回目で、そろそろ飽きてきたぞなw
放射能といえば、新型爆弾の死の灰のことだろ?
いや、ゴジラが口から吐くあれ。
>>102 でも、その話は、「放射能」の「能」は、「機能」を約したのか「能力」を約したのかで
そもそも見解が分かれたことに発していたわけで。
結局、放射線量って濃度の指標だったんじゃないの?
toki ponaってやっぱり、詩をかいて歌をつくることくらいにしか利用できない?
昔トキポナでブログ書いてたけど結構いろいろ書けたな。
ただW杯サッカーの対戦国の名前で苦労した。
カタールがないのは仕方ないとしてサウジアラビアもないから、ウィキペディアで原語を調べてトキポナ化してた。
>>105 発端については違ってたように想うが・・・まあいいぞなw
英語の activity は「能力」の意味はないぞよ。
まあ実用上は「能力≒機能を備えること」が専らであるからして、近しくはあるぞな。
ありがとう、俺も日記なりに使ってみよう
toki pona の語彙がもう少し増えて、国際補助語として十分な言語になってくれれば嬉しい。
制限言語でも悪くないんだが、普及させるのは無理だし。
たとえばBASIC英語だと、「できそこない英語」、「普通の英語ができない○鹿のためのもの」と思われてしまうだろうから。
作者が自己の哲学にこだわってるから、 toki pona を国際補助語にするのは難しいのはわかっている。
それでも、そうなってほしいという気持ちは捨てられない。
114 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/11(日) 23:09:46.90 0
http://www.h7.dion.ne.jp/~samwyn/tokipona/nimi.htm 上記サイトの冒頭で、「 toki pona の副詞は形容詞を修飾しない」と言ってますが、本当ですか?
副詞が形容詞を修飾しているように見える文もあるのですが。
mi pilin e ni: sitelen ni li pona mute lukin. sitelen ante ali li pona lili lukin.
たとえば、上の文章では、 pona の後に mute lukin がついており、ponaという形容詞を mute lukin という副詞が修飾しているように見えてしまうのですが。
>>114 その例文がどういう文脈で書かれたのか分からないけど、pona mute lukin は、pona mute を lukin が修飾している、というのがルールですよ。
もし pona を mute lukin が修飾するためには、pona pi mute lukin としなければならないです。
そして、ここにいう pona mute lukin は、「見た目的に(lukin)」「とてもよい(pona mute)」てことで、ここにいう lukin は、「この絵(sitelen ni)」が視覚的にうまく描かれている様子を表現したものと思われます。
単に pona と書いただけでは主観的に気に入った( = pona pilin)のか、経済的にお手ごろだという意味( = pona tawa mani mi)なのか不明だから、絵自体が視覚的にうまく描かれていることを表すために pona lukin としているわけです。
てことで、この例文を直訳すると、「この絵は見た目的にとてもよく、これ以外の全ての絵は見た目的にちょっといいと私は感じる」
意訳すると、「この絵は見た感じがこの世で一番いい絵だと私は感じる」ってことになるはずです。
116 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 00:36:36.05 0
>>115 その説明が正しいとしても、「 toki pona の副詞は形容詞を修飾しない」ことの説明になってない。
ponaが形容詞ならば、その後にそれを修飾する語が続いているんだから。
ponaの品詞は何か?
muteの品詞は何か?
muteは何を修飾しているのか?
もしponaが形容詞で、muteが副詞で、muteがponaを修飾しているなら、
副詞は形容詞を修飾できることになる。
なるほどそういう疑問だったのですか。単純に修飾の順序の話かと思ってました。
確かにリンク先の説明は変ですね。私が習った講座では形容詞は名詞を修飾するもので、副詞は動詞を修飾するものだったから、疑問の余地もなくpona mute lukin の全ては形容詞だと思ってました。
だから、「toki pona の副詞は形容詞を修飾しない」は合ってるけど、「(pi でその形容詞を名詞化すること)。」の部分はちょっと意味不明ですね。
どういう意味か聞きたいけど、そのサイトは最近の語彙の追加に対応してないし、たぶん作者はもはやこのスレ見てないんだろうな…
119 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 01:28:00.48 0
pona muteは英語のvery goodと同じように見える。
veryはgoodを修飾しており、副詞とみなされる。
それなのに、どうしてtoki ponaでは形容詞と見なせるのか?
それは変だろう。
なるほど英語と比較するという発想はなかったなぁ。
トキポナ文法的にいえば、sitelen ni という名詞群を pona が修飾し、sitelen ni pona を mute が修飾し、sitelen ni pona mute を lukin が修飾した上で、セパレータの li を主語のあとに挿入してるはずなんですけど、ちょっとこのへんは自信ないです。
Pijeさんの講座をみても形容詞は名詞を修飾し、副詞は動詞を修飾する以上のことが書かれてないし、英語的に発想すれば形容詞を修飾するなんらかの品詞を規定する必要があるはずですね。
121 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 14:10:39.41 0
>>120 liを入れずに考えてみると、"sitelen ni pi pona mute lukin"でなければならない。
理由は、"tomo telo nasa"では「バー(or 居酒屋)」ではなく「狂ったトイレ」になってしまうので、"tomo pi telo nasa"にしなければならないのと同じこと。
つまり、"pona mute lukin"(外見的にとても良い)が"sitelen ni"を修飾しているはずだが、"pi"が入らなければ、そのように解釈できなくなってしまうということだ。
ところで、"pona"の前に前置詞"pi"が入るということは、"pona"が名詞化したということを意味する。
ってことは、"li"が入った"sitelen ni li pona mute lukin."も、piこそ入っていないが"pona"が名詞化していると見なせる。
だから、"mute"や"lukin"も、副詞ではなく、名詞化した"pona"を修飾するために形容詞化したと見なせる。
122 :
121:2012/11/12(月) 14:13:21.50 0
114のリンク先で「toki pona の副詞は形容詞を修飾しない (pi でその形容詞を名詞化すること)」と言ってるのも、おそらく、そういうことを言いたかったのだろう。
なるほどそれなら納得できるけど、そうすると sitelen ni li pona の段階で形容詞だった pona が、その後 pona mute と修飾語を加えると、
他に何も変わらないのに、まるで pona の前に pi を加えたように名詞化するってことになりますよね。
なんだか文法的に一貫してないような気が…。
124 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 17:18:46.17 0
何年何月何日何曜日という表現はどうしたらいいのでしょうか?
2012年だったら、 tenpo sike pi nanpa 2012 、 省略して '12年 とするなら、 tenpo sike pi nanpa luka luka tu で良さそうです。
12月だったら、 tenpo suno pi nanpa luka luka tu で良いでしょう。
さて、問題は日と曜日なんですが、tenpo suno pi nanpa tu と書くと、火曜日を意味するように思います。
では、日を表現するにはどうすれば良いのでしょうか?
127 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 19:54:35.62 0
http://rowa.giso.de/languages/toki-pona/english/latex/toki-pona_english.txt ここではtenpo suno pi nanpa ○○ で週を表現しているようだ。
人によって言うことがバラバラだ。
tenpo suno は「日中」あるいは「一日」を現すのは当たり前の話で、そんなの問題じゃない。
というか、そんなことトキポナを少し齧っただけの人でも知ってることで、今更言うようなことでもない。
それに序数を付けた場合に、それが日を現すのか曜日を現すのか明確に定められていないのが問題なんだ。
ほぼ確定してる tenpo suno の使い方なんて、
tenpo suno ni 今日
tenpo suno kama 明日
tenpo suno pini 昨日
くらいなもので、こういう使い方なら誰も迷ったり考えたりする必要はないのだが。
128 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 20:47:13.19 0
そのサイトはたぶんトキポナで書かれた文章を解読するためのサイトじゃないのかな。
soweli lili pi ilo nanpaって明らかに狙って書いてる気がしますねw
tenpo suno pi nanpa ○○で週を表現している人が現にいて、たぶんその人は、文脈を工夫して週の何日目みたいな意味になるよう書いたつもりだったけど
読んだ人が理解できなくて、こういうサイトで解読リストに挙げられたんじゃなかろうかと思います。
基本的にトキポナのスタンスは、いう必要のないことは言わないっていうところがあるので、年月日で済むからいらね、ってのが普通だと思いますよ。
実際、我々の生活で曜日のもつ意味といえば、今日から仕事だとか、あと何日で休みだ、みたいなことなので、だったらそう言えば済みそうです。
130 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 23:26:25.76 0
mi musi mute e toki pona.
toki pona li jan pona mi li nasin sewi.
tenpo ali la mi pilin pona tan ona.
131 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/12(月) 23:36:57.91 0
tenpo suno pi nanpa ホニャララ が週をあらわすのか日をあらわすのか、そんなのどちらが正しいか決められないだろう。
エスペラント同様、日付や時刻の書き方が公式に決められてれば正誤を論じられるけど、そもそも決まってないんだから。
さっさと決めちゃえば楽なんだけど、作者にはその気が全然無いだろうね。
>>130 mi musi mute e toki pona kin!
mi pilin e ni: toki pona li toki pi pona pali tawa jan Nijon.
mi wile e ni: jan Nijon mute li kama sona e toki pona li kepeken e toki pona.
>>131 欧米のトキポナの支持者の中には、とにかく物事を単純に表すための言語であるから、ということで、lukaで数字の5を表すことにも反対する人がいるんですよ。
さすがに多数派はそこまで頑固じゃないようですけどねw
でも、数字の20を表す語を導入するか多数決やったときに、作者とあと数人のごく少数を除いてみんな反対してましたw
最初に言語の方針として必要最小限って打ち出したせいで、作者も苦労しているようですよ。
134 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/13(火) 09:15:40.00 0
tenpo kama la toki pona li toki jan pi ma ali (internacia helplingvo pi toki Epelanto) anu seme?
mi pilin e ni:
jan pi sona mute li ken toki e ijo mute tawa jan pi sona mute lon ma ali kepeken toki Epelanto.
jan pi sona lili li ken toki e ijo lili tawa jan pi sona lili lon ma ali kepeken toki pona.
jan pi sona lili li mute lon ma ali. tan ni la, toki pona li ken kama suli lon ma ali.
136 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/13(火) 20:15:29.11 0
智者須文言(漢文)、愚者用世界語。
文言簡而易習、其文豊而其字麗也。
宜以文言為本於世。
137 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/13(火) 22:23:32.89 0
>>135 toki Epelanto anu toki pona li pona tawa mi?
Kiu estas pli bona por vi, Esperanto a? Toki Pona?
sina pilin ala pilin e ni: "toki Epelanto li pona mute. toki pona li pona lili." ?
?u vi opinias, ke Esperanto estas pli bona ol Toki Pona?
138 :
137:2012/11/13(火) 22:27:54.48 0
文字化けして疑問符になっている文字はCxと解釈してください。
139 :
137:2012/11/13(火) 22:32:17.20 0
あぁ、もう一箇所文字化け・・・
a? → aux
?u → Cxu
仮定法や条件法と時の表現がどっちも la だけで表現されるのはどうかと思う。
仮定法や条件法の場合、節の先頭に se をつけるとか、 la のかわりに seを使うとかいう規則にするとかすればいいのに。
(ちなみに、 se というのはエスペラントで「もし〜なら」、「〜の場合」という意味の接続詞)
それから、決定的に単語が足りないのも痛い。
BASIC英語の850語ほどは要らないが、今のままでは少なすぎる。
ある程度大きな数を扱えるようにしたり、「右(or 左)」を意味する単語を加えたり、
その他極々身近な動植物や道具類等の名称だけでも追加したほうがよい。
国際補助語になるためには、単に誰でも理解できるだけじゃダメで、現代人が当然知っているべき概念を含まなければならない。
>>137 mi pilin e ni: toki pona li pona mute, toki Epelanto li pona lili.
jan pi sona lili li ken ala kepeken e toki Epelanto li ken kepeken e toki pona taso.
jan pi sona lili li mute. mi jan pi sona lili kin.
>>140 個人的には、仮定法や条件法と時の表現がどっちもlaだけで表現できるのを見てガッツポーズしたところなので、ここは現状のままのほうが断然いいと思いますよw
英語なんかでも、if と when の使い分けって結構苦手だったので、ここを、日本語の「○○したら○○です」みたいな感じで同じ表現で済むことがどれほどうれしかったか…
しかもそのために使う語が la だってのも衝撃でした。もしや、この部分は日本語文法を参考にしたのかな、とか勘ぐってみたり…(実際は違ったようですがw)
単語が足りないのは、そもそもこの言語のコンセプトなので割り切るべきところかなと思います。
右とか左をどう表現するかはかつて議論になったところで、そもそも右左という概念のない民族もいるからそんな語を導入すべきでないという意見も強力でした。
動植物の名前については修飾語をたくさんつけて頑張って区別しようとしてる人もいたのですが、たとえば soweli jaki で豚を表そうとしたら「豚は清潔な動物だ」という反論が出たりしていましたw
で、そのうち、そこまで動物を区別することにどんな意味があるんだって話になったかなw
トキポナは現代文明に対するアンチテーゼ的なところが支持されてるものなので、「現代人が当然知っているべき概念を含む」ようになったらトキポナの存在意義がない気がします。
結論:普通に文明人らしく暮らしたい人はエスペラントを学びましょう
144 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/15(木) 23:48:39.48 0
>>144 それ語彙数多すぎw
トキポナの123語でさえ覚えるのに1週間はかかるのにそんなにたくさんの語を覚えられるわけない
参考までに現在、中学校3年間で習う英単語の語数は1200語なので、
>>144の言語を全部習うには、学校なみに真剣に勉強したとしても2年ぐらいかかりそうですね。
エスペラントを初めとする多くの人工言語がなかなか普及しない原因はここにあるのではないかと思いますよ。
>>146 中学英語を基準に考えるなら、panduniaの習得は1年で十分だと思う。
英語より文法が簡単だし、単語の語義も英語のような理不尽な多義性がないから。
エスペラントより簡単で、なおかつ日常会話より難しいことも容易に表現できるので、とても良い言語だと思う。
>>147 1年間まじめに学校で英語習うような感じで勉強できるような人って世間にそんなにいないと思いますよ。
いわゆる天才でないと習得できない言語ですね
他の言語の悪口ばかり書いてるみたいで気持ち悪いのでトキポナについても書きますか。
私は休みを利用してまるまる1週間しっかり勉強してなんとかトキポナを学習したのですが、ふつう、そこまでして勉強する人なんていないと思うから、
Pijeさんのトキポナ講座の1課を1週間かけてやるのが標準的だと思うけど、そうだとすれば、トキポナを学習するには18週間必要ってことになりますね。
そんな根気ある人が世の中そうそういるわけないし、やはり、トキポナでさえ一般普及させるにはもう少し簡素化すべきでしょう。
150 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/16(金) 14:54:01.13 0
>>142 仮にトキポナだけで赤ん坊を育てたら、当然その子の母語になるからクレオール化で自然と文法とかが複雑化しようとするだろうな
151 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/16(金) 16:16:23.36 0
一応誤解されると嫌なので言っておくと、panduniaを推しているからといって、トキポナの価値を否定してるわけじゃない。
トキポナ素晴らしい言語だと思うし、かなり会話、日記、詩などに活用している。
しかし、学術や文芸等で本格的に使用するとなると、トキポナでは用が足りない。
だから、文法はトキポナに近いくらい簡素だが幾分語彙の多いpanduinaを紹介した。
少なくとも、エスペラントよりは格段に習得が容易だ。
>>151 なるほど誤解してました。
トキポナをやってるとエスペラントの文献に触れる機会が多いけど、けっこうめんどくさいんですよね。
今でこそ公式サイトに固有名詞のトキポナ化規則が英語で載ってるけど、あれができる以前はエスペラントで書かれたガイドラインの解読から始めなければならなかったしw
学術的に厳密に定義しようと思ったらそういう言語が必要なのかもしれないですね。
153 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/16(金) 21:21:23.63 0
154 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/16(金) 22:11:43.22 0
杜甫の漢詩を訳してみたんですけど、自信が無いので誰か添削してください。
江碧鳥逾白
山青花欲然
今春看又過
何日是歸年
linja telo li jelo laso. waso li kama walo mute.
nena suli li laso. kasi kule li wile seli.
tenpo ni pi kama seli tawa weka kin.
tenpo kama la mi ken kama tawa tomo anu seme?
>>154 詩というのは個人のセンスがものをいうものなので、これを添削してあーだこーだ言うこと自体そもそも疑問ですが
一応、私なりに考えてみました。
まず、漢詩の意味から考えるに、
3行目、tenpo pi kama seli lon tenpo sike ni li tawa weka kin.
4行目、tenpo seme la mi ken tawa tomo?
ではないかと思います。
ところで、川をトキポナで表現するのは難しい問題ですが、linja teloだとお堀の川みたいな感じがしますね。
それに、jelo lasoだと「青っぽい黄色」なので、碧というより黄緑に近い色の印象です。
なので、1行目はこの文章だと、どっかのお城のお堀の水面に黄緑色の葉っぱがいっぱい散らばってる感じがします。
漢詩の意味する江とは揚子江のことで、川幅数キロの、全然川っぽくない巨大な江です。単にwaloでいい気がします。
そして、碧とはみどりの中でも青緑に近い色であり、「黄色っぽい青」のlaso jeloのほうがいいと思います。
なので、1行目は、telo li laso jelo. tan ni la walo waso li kama walo mute. みたいにした方がいいと思います。
「水が青緑色なので、鳥の白い色がいよいよ白くみえる」みたいな感じです。
こんな感じでいかがでしょう?
あーすみません、江がwaloって意味不明ですね、teloです。
揚子江に白鳥が群れている様子を想像して書いててつい間違えてしまったようですw
158 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/17(土) 07:30:50.65 0
細い川と勘違いされるのが嫌なら、江は telo linja suli くらいでもいいんじゃね?
telo suli だと海や湖と勘違いされそうだけど。
「水の道」と考えてnasin teloがいいかと
161 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2012/11/17(土) 20:22:02.42 0
mama mije mi li jo e sijelo ike.
tenpo suno ni la ona li tawa lon tomo pi jan pi ike sijelo.
mi pilin ike mute mute.
mi wile mute mute mute e ni: tenpo kama lili la sijelo ona li tawa pona.
a! jan sewi o wile pana e pona tawa ona!
>>161 mi pilin e ni: mama mije sina li pali mute la ona li kama jo e sijelo sina.
jan sewi li pana e wawa tawa jan pi pali mute.
>>161 mi pilin e ni: mama mije sina li pali mute la ona li kama jo e sijelo pona tawa sina.
jan sewi li pana e wawa tawa jan pi pali mute.
jan pi toki pona li lon ala lon ni?
弁別される有声音のところだけ間違えた
つーか有声音って何だっけw
昔、清音と濁音、有気音と無気音、有声音と無声音の、3つのカテゴリー分けの違いについていろいろ読んだ覚えはあるけどすっかり忘れた
生菜須文語言,為世界語言的傻瓜。
簡而語言學習變得輕鬆,其文豐富而其人物李涯。
以文字於世宜昌。
レタス温言語、世界でも馬鹿の言葉。
ジェーンと簡単な言語学習は、その豊かな文化とその文字李亜。
テキスト世界宜昌。
話者が少ないんだろ。しかたないね。
171 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2014/02/10(月) 12:02:15.30 P
単純な言葉の繰り返しだからってのもあるかも
もうちょっとまともな歌なかったっけ?
個人的Tengwarが読みやすい
自筆でノートに書くことを考えると、Pismo mushi-sanってのが合理的だなと思った
縦棒の使い方なんかは、nが語頭に来ないことをうまく利用して、大文字を示すのにも使うとか、よく考えられてる
nが語頭に来ないことって何だよw 自分で書いたの読み返して吹いてしまったw
あとに母音を伴わない音節末のnが語頭に来ないって意味ね。
組み合わせ表がほしくなるな
マインクラフトで使ったら地味に活躍しそうな言語
181 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2014/07/12(土) 20:10:25.39 0
本が出たんだって?tokiponaの。
これ日本語化して売ってくれる人居ないかな?
やっと出たのか
この本、もうかなり前から、出す出すといってなかなか出なかったんだよな
184 :
a:2014/07/16(水) 04:11:17.89 0
186 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2014/07/26(土) 22:11:21.03 0
sageてた申し訳ない
こんなに日本語に近い人工言語が日本で支持されず欧米中心に活動されるってなんだか歯がゆいな
>>182の本を2ヶ月前にトキポナの公式サイトから注文して、こないだようやく届いたけど
語彙がまた変わっててびっくりした
せっかく新たに導入されたkipisiが跡形もなくなくなっていて
namakoがsinに、okoがlukinに、そしてなんと、kinがaに統合されてた
a or kin
PARTICLE (emphasis, emotion or confirmation)
このconfirmationの意味で統合したんだろうか…
123語から4語が減って、新たに1語追加されて、計120語の語彙構造になった
新たに追加されたのは、
>>50-51のpuだったけど、その意味は…
ちょっと、ぶっとんだw
ある意味、この120語の語彙構造で最終確定だということを宣言するために追加したような語彙
その意味で安心材料ではあるけれど、ちょっと強引な気がしないでもない
pu
ADJECTIVE interacting with the official Toki Pona book
で、前書きに、
mi open lon nimi sewi. 神の名において私は始める(=「宣言する」という意味か?)
sina pu a! あなたはトキポナの本を持っている!
と宣言してくれたw
想像するに、このpuは、英語のbookが由来
単なる本ではなく、トキポナの公式本のことを意味するためだけの新語を導入したというのは
この本が最終確定で、権威のあるものであって、それ以外の語彙は「pu ala」だということだろう
てことで、4語減った分の言い換え作業が馴染めるよう、これから練習してみるか…
これが最終確定だと思えば、頑張れそうな気がする