129 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/24(土) 11:33:50 0
>>128 その「すら」は「日本語は英語に比べて非論理的だ」という英語教師のすり込みの影響
大体ニュートン的時間って何?
相対論を考慮しない時間の概念ってこと?
130 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/25(日) 17:58:30 O
「疲れる」という現象は、原因があって起き、それが継続します。
その、起きたタイミングが「疲れる」です。
「疲れた」の場合、過去に「疲れる」があったというだけで、今がどうであるかは関係ありません。
そこで、過去に疲れ、今も継続中という場合、「疲れている」が使われます。
過去に疲れ、(その後の過去のある時点で)継続中の場合に「疲れていた」が使われます。
「ああ、{疲れた/?疲れてる} なあ」
「今は勘弁してくれ。{疲れてる/?疲れた} んだ」
この辺りの使い分けは難しい。
「今夜は勘弁してくれ。疲れたんだ。」になると、
「(人生に)疲れたんだ」「(夫婦生活に)疲れたんだ」という意味になるので注意。
「あいかわらず/石野先生/の/字/は/いい字/です/ね」
区切った語のそれぞれの成分分かる方どうか教えてください・・・
134 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/28(水) 01:27:57 0
すみませんあげます
>>133 この板の冒頭の説明を読みましたか?
> ・「これどういう意味?」「何語?」「この言葉遣い正しい?」などの質問は、
> まず検索エンジンや辞書サイトを利用して自分で調べましょう。
> ほとんどの場合、ここでレスを待つより早く解決します。
>・それでも分からなかった時には、新しいスレッドを立てずに、 “質問スレッド”で質問してください。
というわけで、まずは辞書を引きましょう。
http://dic.yahoo.co.jp/
あと、「いい字」は「いい/字」で区切れると想いますよ。
あ、石野先生も「石野/先生」で区切れるか。
「あいかわらず」も接頭辞「あい」を分離して「あい・かわらず」と分割できる。
「です」も「で・す」に分割できる。「で」は助詞、「す」は「あります」の略?
形態素と語は違う。
「金田先生と石野先生」の意味で「*金田と石野先生」とは言えないから、「石野先生」は 2 形態素で 1 語。
現代語に「*あいかわる」という動詞はないから、「あいかわらず」は 3 形態素で 1 語。
「おそらく彼が犯人ですよ」は「??おそらく彼が犯人でありますよ」とは言い換えられないから、「です」は「であります」の略ではなく 1 語。1 形態素か 2 形態素 (des-u) かは解釈が分かれそうだ。
140 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/28(水) 16:21:14 0
「石田先生の字は『相』変わらず『良い』字ですねえ」
「石田先生の字は『いつも』変わらず『下手な』字ですねえ」
とも置換えて違う意味の文が作れるから、一つの単語とも言えるのでは?
つまり、「相変わらず」という慣用句ないし熟語は、二つの語で成り立つ。
形態素とまで言ってしまうと、さらに「変」「わ」「ら」「ず」まで分解されるんじゃない?
>>132 俺は台湾人だけど、
ここは「何々に飽きたんだ」と同じ意味ですか?
「おっす」が「おはようございます」の略であったように、
「です」が「で、あります」の略であった可能性はないの?
もちろん省略された後に、独自の用法に転用された可能性もあるから
元の用法と一致しなくても、ぜんぜん矛盾しないと思うんだけど。
>>140 「いつもちっとも変わらない」などと言えるが、「*相ちっとも変わらない」とは言えない。比較にならない。
「いつも変わらず」は 3 語だが「あいかわらず」は 1 語。
「ず」には否定という意味が認められるが、「か」「わ」「ら」に分解すると to change の意味は消えてしまう。
>>142 略で「あった」のと略で「ある」のとは違う。
元の用法と一致しないなら「ある」ではない。「あった」のかもしれないが。
「おっす」が「おはようございます」の略だったとしても、今は略ではない。だから目上に対して「おっす」とは言えない。
文法は今どうであるかしか問題にしない。かつてどうだったかは関係ない。
144 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/29(木) 00:06:24 0
「あいもかわらず」とは言わないかな? それは別語だという理屈になるの?
です/でした/でして/でしたら/でしたり/でしょう
「です」「でした」「でして」「でしたら」「でしたり」は、「だす」「だした」「だして」「だしたら」「だしたり」に似ている。
だから、語幹を des-〜desi- として、語尾 -u は des- の方に、語尾 -ta/-te/-tara/-tari は desi- の方に付く、それぞれ 2 形態素だと解釈できるかもしれない。
しかし、「ださない」「だし、」「だそう」に対して、「*でさない」「*でし、」「*でそう」はおかしい。
「でしょう」を des-joo と解釈すると、語尾 -joo が子音 s に付いていることになる。
ところが -joo はふつう母音に付く形態素だ。「見よう (mi-joo)」「食べよう (tabe-joo)」
私は、「です」「でした」「でして」「でしたら」「でしたり」「でしょう」どれも 1 形態素と考えるほうがいいと思う。
>>144 現代語の体系の中では別語ということになる。
「だせば」に対して「*でせば」も言えない。やはり「です」を語幹と語尾に分解するのは無理がある。
>>144 「とにもかくにも」とも書くからって「とに/かく」にはならんのと同じ。
「だったら」と「だとしたら」の違いがよく見分けられないのでちょいと質問させていただきたいです。
例句
A
1、もし我が猫だったら、一日中眠る。
2、もし我が猫だとしたら、一日中眠る。
B
1、もし私が月だったら、君は私の太陽だ。
2、もし私が月だとしたら、君は私の太陽だ。
以上、AとBのそれぞれにどちらが違和感無しで自然な日本語なのでしょうか?
>>141 「飽きた」は満ち足り過ぎてありがたみが薄れた時。
その場合の「疲れた」は日常の苦しみや辛さに堪えきれなくなった時。かな。
>>152 どちらも 1 が自然。
「だとしたら」は、事実かもしれないし事実でないかもしれない、いま事実と仮定すれば、という意味。「だったら」は単なる仮定。
「我が猫だ」「私が月だ」が事実である蓋然性は常識的には 0 だから、「だとしたら」は不適切だろう。
「食べる気がしない」と「食べたくない」の違いはどうなんでしょうか?
つまり、「何々‥気がしない」と「何々…(し)たくない」の見分けがちょっとつかない。
>>155 「食べたくない」…意識的に食べることを拒否している
「食べる気がしない」…無意識で食べることを拒否している
「食べようとも思わない」…それが食べ物だとは認められない
157 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/29(木) 19:38:37 0
「食べる気がしない」という表現はあまり聞かないような表現だよね?
「食べられる気がしない」とか「食べる気にならない」とかいうのが普通では?
>>156 無意識って熟睡しているうちに何気なく言い出したような感じか?
159 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/07/29(木) 21:55:12 0
否定を取り去ると
「食べたい」「食べる気がする」「食べようとも思う」
>>152 「〜だとする」は誰かによる事実の断定。
「政府関係者は支持率低下の原因は増税発言のせいだとするコメントをした。」
その仮定形「だとしたら」「だとすれば」は、それが本当に事実であればという仮定。
誰か(自分含む)がそれを事実だと言ったり、仮定した場合に、それを検証するための言葉に付く。
「お前は猫か」「ふざけんな。私が猫だとしたら、あんたはその猫に年中追いかけられてる鼠じゃないか!」
「あなたはまるでお月様みたい」「私が月だとしたら、あなたはそれを照らす太陽ですね」
2のBは惜しい。もう少しで自然な文章になる。
A
1、もし我が猫だったら、一日中眠っただろう。
2、もし我が猫だとしたら、一日中眠る。
B
1、もし私が月だったら、君は私の太陽だっただろう。
2、もし私が月だとしたら、君は私の太陽だ。
>>160 > 「お前は猫か」「ふざけんな。私が猫だとしたら
「猫だったら」の方が自然。「事実でない」が前提になっているからだろう。
> 「あなたはまるでお月様みたい」「私が月だとしたら
これは OK だが、比喩やフィクションの世界では、通常の事実性とは異なるヴァーチャル・リアリティが問題になる。
>>160 「〜だとする」が事実の断定だという解釈は納得行かないなぁ。
「私が猫だとする」は明らかに断定というよりも仮定だから。
160で例に挙げたのは、152とは違う用法で、「〜と主張する」に置き換えられる「〜とする」だと思う。
152が訊いている「としたら」は「たら」でも意味合いはあまり変わらないけど
仮定であることがより強調されているなぁと感じる。
用法の違いから言えば、「としたら」はあまり口語的じゃないということが言えると思う。
「ですます調」の文章書くときにいつも思うんだけど文中までですますにする必要あるの?
例えば「パソコンが壊れたので修理に出しました。」という文章の場合に
「パソコンが壊れましたので修理に出しました。」と書かないと間違い?
それとか「次回来られた時に回答いたします。」も「次回来られました時に回答いたします。」が正解?
>>164 「〜ので、〜」は、丁寧形も普通形もどちらでもいい。
「〜とき」は、普通形を使うのが正しいと言うことになっている。
けれど、実際は丁寧形もよく聞くね。いわゆるマニュアル敬語かな。
167 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2010/09/02(木) 19:48:59 0
ないです。は間違いだとされていますが、
ないのです。ないことです。なら良いのですか?
ありえないですね。
>>ないです。は間違いだとされていますが、
いや、されてないでしょw
本来「です」は「だ」が接続できる形でしか使えないはずなので、
「ないだ」と言えないように「ないです」とは言えないはず。
(もっとも前者も方言としてはよく見られる形なので、使えるように変化中なのだろうけど、それはともかく)
形容詞「ない」は動詞「ある」の対義語で、かつ補助語としても使われて複雑なので、
形容詞「白い」で考えてみると、
白いです→本来誤り。「白いのです」「白くあります」とするべき
白くないです→本来誤り。「白くないのです」「白くありません」とするべき
でも、現代語としては「ないです」「白いです」「白くないです」は全部OKで、
「白くあります」は死語だと思う。
>>170 ありえないですね
ありえないのですね
意味違うなんてぶっちゃけありえなーい。
どこの軍曹でありますかという感じでありえないのであります。
ありえないでしょう
ありえないのでしょう
ありえませんでしょう
>>170 >>本来「です」は「だ」が接続できる形でしか使えないはずなので、
>>「ないだ」と言えないように「ないです」とは言えないはず。
いや、そんなことないよ。近代に広まった待遇表現で、単純に「だ」に
対して丁寧語ってわけじゃない。
「です」には 2 種類ある。「だ」の丁寧体としての「です 1」と、丁寧さを添えるだけの「です 2」。
「静かです 1」「学生です 1」「無いです 2」「それを食べたいです 2」
「です 1」には過去形「でした」があるが、「です 2」には過去形がない。
「静かでした」「学生でした」「*無いでした」「*それを食べたいでした」
「無かったです 2」「それを食べたかったです 2」が正しい。
ただし「ありえません」「ありえませんでした」「ありえないです 2」「ありえなかったです 2」はすべて通用している。
「ませんでした」は全体で 1 語ととらえるべきだろう。
寺村秀夫が 20 年以上前に喝破している。
・・・ 喝破 w