「民族文字」って言い方がナンセンスな気もしないではないなあw
普通、字というのはさかんに輸出入される文化で(カナは全然だったがw)、
せいぜいそれを現地語向けに改良する程度しか手を加えないことが多い。
ラテン文字・キリル文字だって、ギリシャ文字の改造版に過ぎない。
考えようによっちゃ、漢民族だって華北・江南の昔のインテリが造った字を借用してるに過ぎないし、
日本だって、近畿地方の古代日本語用の文字を他方言でも借用してるだけ、と言えなくもないし。
ハングルみたいなものが例外中の例外で、
それだって漢字の「形声」を参考にしてるんだろうしね。
「形声」とは、部首+音を表す部分で造られている漢字のこと。または、その造字法。漢字はこれが一番多い
(例)清、空、攻、緯、済、通、過、銅、誠、潮、窪、惨、慙、愧、潰
「民族文字」といったところで、結局は漢字の省略体じゃん。
カナは漢字と対立するようなぁ文字ではないと思うんだけどね。