1 :
名無し象は鼻がウナギだ!:
日常的に撥音便やイ音便・ウ音便を使うことの多い近畿の人がうらやましいです。
促音便はゴワゴワしてて嫌いです。
やっぱり東北の人間が「わからん」とか「言うて」とか言ったらおかしいですよね?
日本語の正用法にもっと撥音便・イ音便・ウ音便を入れて欲しいのですが、どうすればいいですか?
促音→ごわごわ、荒い、男らしい
イ・ウ音便→おっとり、柔らかい、女々しい
どっちもどっちでは
3 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/11(月) 19:45:17 0
おはよう
おめでとう
ありがとう
4 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/12(火) 00:00:37 0
オモシロウない>オモシロクない ではどっちが男っぽいか?
その他、関西弁のオル(居る)というのはどちらかと言えば男言葉だな。
女はこれを避けてイテルと言う。
オモシロウないよりはオモロ(ゥ)ないのような気がする
東北ではオモシロクナイが「オモヘグネ」になったりするから
音便とかそういうレベルじゃ(ry
京女の言う「うんこさん」はちょっとくるわ
8 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/12(火) 09:41:48 0
>4
「おる」 は男女共通語で、西日本全体の口語表現。
「いてる」 は主に大阪だけの表現。
9 :
1:2008/02/13(水) 08:08:44 0
>>6 わたしのところでは「おもしゃぐね」と言います。
音便とかいうレベルじゃないなら、どうすればいいですかね?
>>9 別に関西弁を真似したかて、コレっちゅうて利になることはあらしまへん。
それに、関西の言い回しを真似しょうとしはっても、よっぽど飲み込みが良い人やないと東北弁でも関西弁でもないどっちつかずな日本語になりま。
それよりも、貴方自身の持ってはるお国言葉を大事にしなはれ。
っちゅうことですわ。
11 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/13(水) 16:31:24 0
芭蕉の俳句は
「おもしろてやがて悲しき鵜飼かな」
舞台は岐阜なのだが芭蕉は三重生まれ
岐阜では「く」ぬき言葉が普通だがテレビの影響で「う」音便でしゃべる人も居る
一番多いのは共通語だと思うが
12 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/13(水) 19:48:54 0
ウ音便のほうが新しい言い方。
13 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/13(水) 21:08:11 0
関西弁ではオモシロウないでなくて、オモロない、ちゅうんが普通やな。
ウ音便も使わず、タカナイ、ヒクナイ、大きない、小さないと言う。
>>13 オモロナイは、オモロウナイのウが抜けただけ。れっきとしたウ音便やがな。ワロタ、オモタの類と一緒。
タカナイ、ヒクナイは単に標準語を略しただけの新方言。「たこうない」「ひくうない」が伝統的な関西弁。
大きなる、小さなる、は結構昔から使われてるけど、これも「大きゅうなる」「小そうなる」がくだけた形。
15 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/13(水) 22:05:59 0
「良うございます」なんて繁文縟礼もいいところだ。
東北人なら「いす」でいいんだから
誇りを持て。
>>14 そんな分類する必要あるのか?
長音がなくなって音の変化が支えられなくなり、
新しく「語幹+ない/なる」の用法が生まれた。
では駄目なの?こうなったら音便なんて残ってない。
>>14 ウ音便から派生してるさかい、別にウ音便に含めてもてええんちゃうかな、と。
あとまぁ、大阪ではウ音便が廃れてるみたいやけど、大阪以外やったら今でもウ音便使てるとこは結構ありますねん。現に私、大学生やけど「あー寒うなった」とか言いますし。ウ音便は今でもれっきとした関西弁の表現でっせ。
大阪で使わん=関西弁じゃないっちゅう認識はやめてな。ほな長々と失礼しました。
18 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2008/02/14(木) 12:39:42 0
おはよう → おはよ
ありがとう → ありがと
おめでとう → おめでと
暑うおます → 暑おま
寒うなった → 寒なった
おもしろうない → おもしろない
おいしうおすえ → おいしおすえ
上方では 「ク活用、シク活用」 がウ音便化したのち、
さらに「う」 が省かれ、進化している。
一方、東日本は今も 「ク活用、シク活用」。
いやク活用とシク活用の区別は流石にないが
>>16 基本的にそれで良い。いわゆる改新形。
関西では「形容詞語幹+に」も副詞的な連用形で用いられるな。
「大きに」なんかはその典型例だな。
>>14はウ音便と語尾脱落を混同してるみたいだが、
アクセントで簡単に判別することができるぞ。
「オモロナイ」は高-高-高-低-低(高)なら「タカナイ」と同じく語尾の脱落。
「オモロオナイ」高-高-高低-低-低(高)か
「オモロナイ」高-高-低-低-低ならウ音便の短呼(短くなった形)。
まあ、アクセントの類推もあるからそこまで綺麗には分けられないけど。
>>17の「寒うなった」も同様に、低-低-高-高-低なら語尾脱落。
因みに大阪にも「偉くなる」を「エロなる」とか言う人はそこらじゅうに居ます。
>>20 「おおきに」は形容動詞「おおきなり」の連用形。標準語で言うところの「おおいに」
滋賀東部出身の俺は「寒うなった」は「低-高低-低-低-高」と発音してるが。見事なまでにウ音便やろ?
「おほきなり」の形式は平安時代では文証されてないみたいだな。
「おほきなる」の連体形と「おほきに」の連用形だけ。
語源的なことをちゃんと考えると、形容詞連体形「おほき」を
語幹として「に」をつけて副詞化したもの、と見た方がよさそうだ。
標準語では「おほきなる」が変化した「おおきな」しか残ってないのも面白いな。
その他にも「美しにしたある」とか「分厚に切ってな」とかいう表現もあります。
>>22 関西:おほきに→おおきに
関東:おほきに→おおいに(イ音便化)
関東にも「大きに」が形をかえてちゃんと残ってますよ。