1 :
日本語知りたい:2006/01/11(水) 13:47:14
「寒くないです。」と 「寒くはないです。」とでは どう違いますか。
教えてください<(_ _)>
2 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2006/01/11(水) 14:43:33
い形容詞の問題ではない
3 :
日本語知りたい:2006/01/11(水) 14:51:26
な形容詞の否定だと、「きれいでは ありません。/ないです。」の例文が挙げられると思うのですが、
い形容詞の否定になると、「ない形」を使った場合、「寒くないです。」と言うのが自然だと思いますが、
「寒くはないです。」と「は」を加えると意味が変わってくるのか、それともその表現は間違っているのか知りたかったのですが。。
4 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2006/01/11(水) 14:59:09
その話題は鬼門
形容詞(い形容詞)の「寒くないです。」と「寒くはないです。」の対立は
形容動詞(な形容詞)「きれいでないです。」と「きれいではないです。」だろうが。
6 :
日本語知りたい:2006/01/11(水) 15:47:05
ごもっともです。 それを承知で考えがあり 書いておりました(;_:)
鬼門ということで 納得しました。
ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
で、どうすんだこのスレ?
今年の恵方は南南東なので
南南東を見ながら雑談するスレにしようか
満満講
10 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2006/01/11(水) 17:04:00
一般的に述語に「は」が付くと必ず「対比」の意味が出てくる。
太郎が走りはした。(動詞)
今日は寒くはない。(形容詞・イ形容詞)
ところが形容動詞・ナ形容詞に「は」が付いても「対比」の意味が必ずあるわけではない。
彼女はきれいではない。(形容動詞・ナ形容詞)
だから
>>5のいう
> 形容詞(い形容詞)の「寒くないです。」と「寒くはないです。」の対立は
> 形容動詞(な形容詞)「きれいでないです。」と「きれいではないです。」だろうが。
というのは、多分間違っていると思う。
11 :
5:2006/01/13(金) 18:01:09
形容動詞についても、対比のニュアンスは出ると思うが。
まあ、言い方にも依るがな。
彼女は綺麗でないです。(決して綺麗とは言えない)
彼女は綺麗ではないです。(悪いとも言えない)
>1の話とは関係ないけど、イ形容詞はすっきりしないよね。
「白かったです。」がどうにも落ち着きが悪い。「白いでした」が良いかと言われると
考えるけども。「白くありました」か「白かりました」が良いな。
>「白くありました」か「白かりました」
聞く機会は無に等しい
「白くあった」「白かった」
問題は、い形容詞/な形容詞ではなく、係助詞「は」で、
>>1の例文の「は」は対比。
例>寒く「は」ないです。(でも、頭「は」痛いです。etcが言外に略されている)
>>1はもういないのかもしれないけど
端的を言うなら「寒くないです」は単に寒いということの否定
「寒くはないです」だと寒いということを否定すると同時に
「自分が否定するのは『寒いということ』だけです」という
ニュアンスを伝えることができる
実際の使い方としてはこんな感じになる
鳥肌を立てながら震えている人に
「おや、寒いのですか。クーラーを止めましょうか」
と聞いたとして
「いえ、寒くないです」
だとただ単に寒いということを否定しただけで感情的さがなく、
むしろ気遣ってくれた相手を突っぱねてるようにも聞こえる
なぜなら相手の問いを「寒いか寒くないか」という文字通りの
純粋な問いとして受け止めて否定の返事をしているから
「いえ、寒くはないです」
だと、相手の問いのうち「大丈夫ですか」的な部分は受け止めて
その上で寒いか寒くないかという点についてだけ否定している
つまり相手が気遣ってくれたこと全体を否定するのではなくて
「寒いか寒くないか」という一点だけを否定しているわけだ
日本語では相手の申し出や意見や問いに対して否定の答えをするときに
相手の全部を否定しないようにという気持ちをなんとなく働かせて
こういうふうに「は」を入れることが多いのです
「寒くはないです」だと、「寒くはないけど、何?」と聞き返したくなる。
「寒くはないのですが、トイレに行きたいです」とか。
うん
そういう感じで話が繋がるから好まれるんだと思う
「寒くないです」だと冷たく話が終わっちゃう
「寒くないですよ」で全然変じゃないけど。
考え過ぎじゃないの。
じゃあ日本語ネイティブの間にもニュアンスのとらえかたに
差異があるということで
あー、というかその「寒くないですよ」の「よ」が大きいんだよ
俺も「寒くないですよ」なら全然変じゃないというか俺は使う
この「よ」は、自分の持ってる情報で相手の知らないことを
伝えるときに使う言葉だから、「あなたは知らなかったと思う
けど、実は〜〜なのです」というニュアンスが出るんだわ
「よ」をつけないと、
「おや、寒いのですか」「寒くないです」
これは、寒いか寒くないかという事実関係を問うているようになる
そして、その事実関係について相手の主張を否定しているわけで
その結果「冷たく突っぱねた感じ」「強がってる感じ」になるわけだ
相手の問いを「寒いだろう、クーラー止めますよ」という意味に
受け取って答えたことになる
一方、
「おや、寒いのですか」「寒くないですよ」
これだと、自分の持つ情報を伝えているという形になるために、
自分が寒いか寒くないかという主観的な事柄(あるいは窓越し等で
相手の知りえない事柄)を答えていることになって、相手は
主張をもともと持ちようが無いのだから、否定するとかも無いわけ
相手の問いを「もし寒いなら、クーラー止めますよ」という意味に
受け取って答えたことになる
だから、
>>15にも書いたけど
係助詞「は」の機能「対比」が効いてるから
>>17のような意味の違いが出るの
>「寒くないです。」と 「寒くはないです。」とでは どう違いますか。
>>1は、スレタイを「係助詞「は」について」にすべきだった
「大きいりんご」と「大きなりんご」は何が違いますかとかなら
いちおうスレタイに沿ってることになるよな
大きい小さいだけ特別なんだよな