文法要らない

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469名無し象は鼻がウナギだ!
ある野球チームに、内野と外野を守れる選手と、外野しか守れない選手がいたとする。
内野しか守れないという選手はいない。
選手を分類・登録するときに、慣習として、外野しか守れない人を「外野手」と呼び、内野を守れる人を「内野手」と呼んできた。
ところが実際の試合では、「内野手」がしばしば外野を守っている。

形容詞に分類され、そのレッテルを貼られている「白い」が、「白く」と形を変えて、文の中で副詞相当のはたらきをするのは、上のたとえで言えば、「内野手」が外野手用のグラブを着けて、外野の守備に就くようなものだ。
レッテルと役割との間に矛盾があるといえばある。しかし、この程度のことで悲劇だとか混乱するとか言うのは、頭がコチコチに固いとしか思えない。