日本語に近い言語はどの国?

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456名無し象は鼻がウナギだ!
>>455
縄文人にはたしかに二つの系統がある。一つは列島旧石器人の系統で、3万年
以上前にさかのぼる人々で、一部はオーストラリアからやってきたという。
これは、Y染色体の話でわかってきたことで、いわゆるYAP+などの話。
それと、この旧石器人自身が混血系で、mtDNAで女系をさかのぼると、東南アジア
系になる。M7系統である。日本人の多くは、M7aに属するが、これは朝鮮半島とも
共通する。もちろん、沖縄、アイヌにも、M7aが多い。東南アジア系は、M7cで、
中国は、M7b などが多いが、それぞれ3万年程度さかのぼるので、列島と、
半島の3万年前(おそらく陸続き)に広まった系統だ。
次に、アイヌに多く散見され、日本人にもかなり多い系統の中に、アメリカ大陸
にわたったネイティブアメリカンに多い系統がいくつかある。これらはその後の
大陸でもかなり多いのでなんともいえないが、2万年前ごろに北方から南下して
きた一派と思われる。これらが混ざった形で縄文人が登場することになる。
始まった時代は1万5千年前ごろで、氷河時代が終わったか、終わろうとして
いたころだ。その後、列島は半島から分断されて、人の往来が著しく制限され
た。半島の人々はその後も多数の人々がやってきたのに対して、日本列島は
弥生時代の始まるころまで、半島との交流をふくめた大陸との交流が限定的
であったため、独自の形質、遺伝子、そして、言語が残ったということだろう。
3万年前から1万5千年前、あるいは縄文時代を通じて日本列島の言語は、
多数存在したのだろうが、縄文晩期ごろになると、農耕も始まり、列島全体
におおかた二つか三つの大言語が話されるようになり、北方系がアイヌとなり
南方系が日本語、および琉球語のルーツとなった。この状況は渡来系弥生人が
ある程度入ってきた後も変わらなかったということだ。
457名無し象は鼻がウナギだ!:2005/12/16(金) 23:06:29
カモン、3行にまとめる人!
458名無し象は鼻がウナギだ!:2005/12/16(金) 23:13:41
>>457 一行にしる。
縄文人にはアイヌとそれ以外という、二つの系統がある。これは遺伝子とは関係ないニダ。
459名無し象は鼻がウナギだ!:2005/12/17(土) 00:37:49
>>457 くわしめの三行
縄文人には、3万年前にさかのぼる旧石器時代から日本列島(及び朝鮮半島)
にいた人々(mtDNA M7aとY染色体YAP+の系統)と、最終氷河期最大期(1万
8千年前後前)に北方から入ってきたネイティブアメリカンに近い人たちがいる。