935 :
930=931:2007/10/28(日) 11:11:34 0
>>934 たしかに読み返してみると
あまり要領を得ていない文章であった
「非対称」という表現も語弊があった
もう少し別の言い方をすれば
一般的に「N1+P+N2」という形の表現、例えば
1) the way to the station
2) introduction to cognitive grammar
3) discussion on the topic
4) a stone on the road
等のように
言って見ればN1が「主要部」になっているのが普通である
ところが
問題になってるmouth-to-mouthは(それが単なるN+P+Nという表現ではないということもあり)
このような主従関係が見られない
つまり
mouth/i-to-mouth/jは決してmouth/iではなく
(「口から口」だろうが「口と口」だろうが、ともかく)
口と口の「関係」を表しているのである
それはそうとして
ではなぜmouth-to-mouthにはこのような「(平行)関係」への言及という意味が生まれ
mouth-on-mouthには生まれないのであろうか
(つづく)
936 :
930=931:2007/10/28(日) 11:14:33 0
これはおそらく(かなりのスペキュレーションになるが)
上の方でどなたかが仰っているが
N-to-Nというのは"from N to N"が元にある(≒省略された)ものであると思われるため
単なる"N to N"(例えば上の1)とは異なっているということに起因するのではないか
つまり
5) from day to day
というのは、特定の「日」を指しているのではなく
「日から日へ」=>「毎日」を指しているわけで
まさに「関係」への言及になっているのである
この意味でN-to-Nは「特殊」であり、このような意味がN-on-Nには生じないため
mouth-on-mouthとは言えないということになる
ただし、昨夜書き込みをしてから思いついたのだが
この説明に対する強力な反例として
6) three-on-three
というものがある
これはまさに「(平行)関係」を表しているのであって、決して"three"を指しているわけではない
これも説明ができないわけではないが
今のところかなり(旧来の認知言語学風の)「こじつけ」になる可能性が高いためやめておく
その点でこの論は既に破綻しているのだが
もし反論する価値があると感じられた場合は是非反論していただきたい
>>936 >「こじつけ」
↑ そうそう、そうなんだ。生成と認知に感じる違和感ってそれなんだ。
938 :
930=931:2007/10/28(日) 12:38:58 O
度々失礼する
改めて考えてみたところ
少し違った説明を思い立ったためそれを述べることにしよう
上記の議論への反論として、上でtoとonの差だと言っているのは、
1) 結局は"N+P+N"という「句」と"N-P-N"という「語」の差でしかないのでは?
というものが考えられる
即ち
mouth-to-mouthであれthree-on-threeであれ
これは語彙化された表現であって
言わば外心複合語として振る舞っているため
上に述べたような「関係」への言及が生まれているのだ
という反論である
これはおそらく正しい観察であると思われる
(つづく)
939 :
930=931:2007/10/28(日) 12:41:36 O
そうなるともはやtoとonの差がなくなってしまうわけだが
ここで改めてこの2語の違いを考えてみよう
以下の例を見ていただきたい
2) apples on the table
2)' *the table on the apples
3) from Japan to America
3)' from America to Japan
2'が言えず3'が言えるということが
onと(from〜)toの意味の違いを表している
これが最初の書き込みで筆者の述べた「非対称性」の意味である(と思われる)
つまり
"N1 on N2"という表現には(暗黙のうちに)
「N1はN2より小さいものである」
「N1が主役(=トラジェクター?)でN2が背景(=ランドマーク?)」
といった含意が含まれるのである
このonの意味がmouth-to-mouthで表される事態・関係と不整合であるため
mouth-on-mouthとは言えないのである
(つづく)
940 :
930=931:2007/10/28(日) 12:43:05 O
ちなみに
一応以上の議論をふまえた上で"
three-on-three"に「こじつけ」の説明を加えておく
"three-on-three"というのは
常にどちらか一方のチーム3人しか攻撃することができず
もう一方は守備に回らねばのらないという
言ってみれば「図地の反転」のような現象が起きている
言ってみれば
"three attacking on three"と言った内容を表している
mouth-to-mouthにこれはない(と思われる)
こじつけ言語学(笑)
942 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/10/28(日) 16:49:11 0
図地の反転(笑)
943 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/10/28(日) 17:14:41 0
944 :
仇鱒:2007/10/28(日) 17:35:21 0
やあ、さっきお帰りでつよ。いやはや、ムササビ芸術大学の学園祭はいついって
もええ。マジで学生のパワーを感じる。てか、芸術系の大学の学園祭はやぱハン
パじゃないな。学生からたくさんエネルギーもらったからその代わりにおじさん
たくさんお金落としてきてやりますたよ。うむ。
で、930=931にちょいとレスするが、あれだぜ、どんなにダメな理由を出しても
ナンセンスなのだよ。mouth-on-mouthが存在しうる、そうゆった証拠を一つでも
出せば、ダメな屁理屈が1万ヶあっても意味がないのだよ。で、わしが上で何度
もゆっているように、口と口が重なりあい、おまけにmouth/i-on-mouth/jのmouth/i
の方がmouth/jよりも小さく、なおかつ言語使用者のフォーカスが口と口が重なる
ところに当たっていれば、mouth-on-mouthが存在しなければならないし、存在し
てええのだよ。必要にして十分な条件がそろうにも関わらず存在しえないのであ
れば、認知ぶんぽーの前提が間違っていることになるのだよ。反証可能な議論を
するとはこのよーなものをゆうのだよ。うむ。てか、まだ930=931のロジックが
よく分からないのだが、、、。ちゅーか、ゆってることワケワカメ汁なのだが、、
、。
945 :
仇鱒:2007/10/28(日) 17:36:02 0
あと、あれだ、こじつけウンヌンだが、文法つーのはそもそもこじつけだ。て
か、科学そのものがこじつけだ。ちゅーか、理論てかモデルつーのはこじつけ
以外の何ものでもないわ。こじつけてか理屈が合う限りにおいて、たとえ信じ
られなくても信じなくてはいけないもの、それが科学であるのだよ。ようする
に、<理(ことわり)>に基づいた議論(つまりこじつけにロジカルミステイ
クがないアーギュメンテイション)、それを科学とゆうのだよ。うむ。
>>943 紹介してもらったところ今アクセスしたのだが、音楽つきのホモページは勘弁
して保水な。いや、個人的な意見だが。うむ。
949 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/10/28(日) 22:27:09 0
>>944 >> で、930=931にちょいとレスするが、あれだぜ、どんなにダメな理由を出しても
>> ナンセンスなのだよ。mouth-on-mouthが存在しうる、そうゆった証拠を一つでも
>> 出せば、ダメな屁理屈が1万ヶあっても意味がないのだよ。で、わしが上で何度
>> もゆっているように、口と口が重なりあい、おまけにmouth/i-on-mouth/jのmouth/i
>> の方がmouth/jよりも小さく、なおかつ言語使用者のフォーカスが口と口が重なる
>> ところに当たっていれば、mouth-on-mouthが存在しなければならないし、存在し
>> てええのだよ。必要にして十分な条件がそろうにも関わらず存在しえないのであ
>> れば、認知ぶんぽーの前提が間違っていることになるのだよ。
complex NP を含む
Who do you believe the claim that John kissed?
にこの話を適用したらどうなるかな?
950 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/10/28(日) 23:28:22 0
上で誰かがもう言ったたかもしれないけど、例えばeroticな文脈では
ふつう何かの移動でなくて、体と体の「接触」がプロファイルされる訳
だからmouth-on-mouthという表現が十分可能だよね。というか
そんな時は逆にmouth-to-mouthがダメになる。
あるいは人命救助とかの文脈でも、人工呼吸の「機能」ではなく
「具体的な手順」を説明する箇所とかなら、形容詞的でad hocな
用法だけど可能みたいね。"mouth-on-mouth action"とか。
ググってみた。ご参考まで、
http://www.google.co.jp/search?as_epq=mouth+on+mouth&lr=lang_en ていうか、ここまで長々と議論するほどの現象じゃない気がする・・・。
951 :
930=931:2007/10/29(月) 00:20:26 0
>>950 どうも、議論を長引かせた張本人です
てか、なんだ、mouth-on-mouth言えんのか
ならいいじゃん 認知文法でいけちゃうじゃん
長々と議論の続きを考えていたのだが、どうやら無駄であったようだ
まああれだ、この現象自体は実に瑣末だが、きっと一般化できるような問題を孕んでいるわけだ
だから個々の現象自体が瑣末だからといって、議論に値しないと決めるのは早計であるわけだ
>>945 それはその通りである
客観的事実というものが一生、決して、生身の人間には分かり得ないということを考えれば
科学も所詮「筋の通った論理で世界を説明すること」くらいしかできない
その意味で宗教も科学も似たようなものである
キリスト教が世界のあらゆる現象を「神の業」で説明することができれば
それは所謂科学となんら変わることのない精緻な論理体系になろう
ただし、こじつけ具合にもいろいろあるのではないか
「それは人間が重力のある世界で生きているからだ」というのも
「それは図地の反転だ」というのも
「それは"ARGUMENT IS WAR"という概念メタファーがあるからだ」というのも
「それはC-commandされているからだ」というのも
「それはSpecIPだからだ」というのも
「それは普遍文法があるからだ」というのも
全てこじつけだが
そこにはどうもこじつけ具合に差があるように感じるのは筆者だけだろうか
…いやまあ、こじつけ具合に差があろうがなかろうが
実際どうでもいーんですがね
>>951 一般人の役に立つかどうかが分かれ目ではないだろうか。
文法性と親密度を故意に混同してますけど、議論に生きてないですよね。
Googleで検索すると結構出てくるよ。mouth-on-mouth.
(1) I especially like to see girls kissing, mouth-on-mouth, as lovers do.
(2) But why is mouth-on-mouth action considered outre in an age in which
extreme donkey sex is three clicks away on the web?
[φ] mouth [to] mouth
[*] mouth [on] mouth
956 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/04(日) 07:19:21 0
大堀氏の『認知言語学』って本は認知言語やってる人から見てどうなの?
かなり面白いんだけど
957 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/04(日) 08:08:40 0
>>952 人間がア・プリオリに有している「悟性」が科学的思考の主体。
カントが解決した問題だよ。
959 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/04(日) 23:43:52 0
うう・・・スレ立てできない、
だれかスレ立て頼む。。。
認知言語学 IIII
961 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/05(月) 23:45:32 0
まだ一週間くらいはもちそうだが
962 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/08(木) 12:18:45 0
>>959 スレ立てできるのに
出来ないふりするなよ卑怯者
963 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/08(木) 21:48:38 0
>>962 はあ?本当だっつーの!
別にスレ立て自体労力かかることでもなんでもないだろう。
スレッド名書き込んで前スレのリンク貼ってクリックするだけ。
別の板でも立てられないという人の変わりに立てたことだってあるよ。
どうして卑怯者とかまで言われなきゃならないんだか・・・
>>962はスレ立てできないふりでもしたことあんのかね。
(できないふりをする意味がわかんねーけれど)
それにしてもどうすればいいのかな。
何とか規制とかいう表示が出て来るんだよな・・・
964 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/10(土) 16:08:59 0
Goldberg
965 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/15(木) 09:25:31 0
Lakoff and Johnson
966 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/15(木) 23:11:39 0
Taka and Toshi
Tetsu and Tomo
B&B
969 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/18(日) 09:53:24 0
Lakoff and Turner
970 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/22(木) 09:54:34 0
恣意性と有契性
971 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/22(木) 09:55:06 0
経験基盤主義
妄想乙!
973 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/22(木) 11:56:03 0
974 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/22(木) 20:26:34 0
経験科学(笑)
Ninchi and Unchi
976 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/23(金) 09:23:06 0
認知の専門雑誌ってcog ling以外にある?
学会は結構盛況だけど、ジャーナルはなんか寂しくね?
977 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/11/26(月) 23:50:19 0
Croft(2001)って、語彙範疇もなんもかも構文から導かれるという
主張だったと思うけど、構文それ自体の定義ってしてある?
Goldbergは、形態素みたいなモン、と一応定義を書いてあった気がするが。
978 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/12/10(月) 00:44:51 0
読んでねえ・・・
979 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/12/11(火) 09:27:19 0
やばい
やっぱ今の認知言語学はインチキとはいわんが
問題ありだわ。
スキーマとか概念メタファーとか言い出しても
心理的実在性がどうなっているかの
証明にはさっぱりならん
多義性や比喩現象への解釈であっても実態じゃない。
心理学板と同じ臭気が漂うスレだな
981 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/12/11(火) 21:58:55 0
まぁそんなもん。
982 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/12/12(水) 12:08:26 0
さて、埋め立てますなかな
983 :
名無し象は鼻がウナギだ!:2007/12/12(水) 21:01:39 0
所詮、文系の学問w
学問未満w