既に死語となったアルタイ語派の謎の言語のスレタイ。
鮮卑語は靱帯(バックル)=Särbeが語源という。
民族的にはモンゴロイドで、トルコ種を骨子として、
ツングース種と混合体を成し、言語的にはモンゴル系
という複雑な遊牧民族といわれるが、未だに謎が定説。
このスレは晴れて使命を全うすることが出来ました。
4 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/23 05:42:58
ブルゴル族がスラブ人を従えて立てた国⇒ブルガリア
鮮卑族がスラブ人を従えて建てた国⇒セルビア
これも耳学問みたいなものでふが。
現在のアムール河付近である黒龍江省北部に
半農半遊を営むダフール族が漢化されなかった
鮮卑族の後裔と聞きまふ。
言語はモンゴルとツングースの混合語とかで…。
骨子はヤクート族に近いとか??
漢和辞典に記載している“唐音”は
中国語の発音でふが、元来鮮卑語が漢語に
変形したとか…。何故かアクセントが
類似してるような…。
チョト“言語”スレから逸れるけど。
隋の普六茹部(揚氏)と唐の大野部(李氏)
はかつて北魏の時代には内蒙古南部にある
武川鎮(長城付近)で鮮卑族の名門貴族として、
その名が轟いていたそうな。彼等は鮮卑語
を喋っていたのであらうか?
そういえば、東晋の二代目の明帝の司馬紹も
生母の荀氏が幽州北部出身で、鮮卑族だった
という。明帝自身も碧眼で、紫色の髭を蓄えた
言い伝えが…。彼も鮮卑語を会話としていただろうか?
"Büri"という鮮卑の単語があるけど、
これは古代トルコ語で“狼”という意味らしい。
因みに北魏三代目の太武帝・拓跋Zの幼名らしい。
※原文のルビ(読み仮名)を省いた。斛律金(こくりつきん)
北斉(ほくせい)鮮卑(せんぴ)勅勒(ちょくろく)仕えた(つかえた)
陰山(いんざん)下(もと)穹廬(キュウロ)籠蓋(ロウガイ)蒼蒼(ソウソウ)
茫茫(ボウボウ)低れて(タれて)包(パオ)村上哲見『唐詩』(講談社学術文庫、年)
pp.55-561998北朝の詩を語る際に忘れることのできない特異な一首がある。
斛律金という名の北斉の将軍が歌ったとして伝えられており、鮮卑語の歌を漢語に翻訳したものという。
北斉を含め、北朝の王室はおおむね鮮卑族であり、斛律金は勅勒族(トルコ系高車)の出身で
北斉(鮮卑呼延部?の高氏の王朝)に仕えた将軍である。
勅勒の歌斛律金勅勒の川勅勒川陰山の下陰山下天は穹廬に似て
天似穹廬四野を籠蓋す籠蓋四野天は蒼蒼たり天蒼蒼野は
茫茫たり野茫茫風吹き草低れて牛羊を見る風吹草低見牛羊
「陰山」は内モンゴル西部につらなる山脈 「穹廬」は遊牧民族の住む移動式住居、。
ゲルもしくは包に当たる 「籠蓋」はすっぽりとおおいかぶさる。はてしなくひろがる。
草原に天がおおいかぶさるという表現はスケールが大きい 「蒼蒼」は底知れぬ深さを。
たたえたあおさ 「茫茫」は見きわめきれないひろがりを形容する。、わずか二十七字の
短篇だが気宇雄大である。唐詩の源流として南朝の洗練された感覚とともに、こうした
北朝の気風もまたどこかに受け継がれていることを見落としてはならない。
>>1 鮮卑語はモンゴル語を主体にちょこっとツングース語が混じった程度。おしまい。
金の思想家の元好問は彼の墓標によると、先祖は北魏を
建国した鮮卑拓跋部であり、漢化政策を実施した孝文帝
の拓跋(元)宏の直系らしい。
ただ、彼の時代の元氏は既に“漢族”と見なされていたらしい。
個人的には元好問が鮮卑語を会話できないのが残念と感じたが。
また、春秋時代に燕の北方にいた遊牧民族の“山戎族”の
後身が鮮卑族とされる。(斉の桓公に大敗を喫した)
また、彼等も古代トルコ語を言語としていたのであろうか?
↓
山戎族のこと
山戎が鮮卑になったという説はあるにはあるけど、あまり有力説とはいえない。
それと山戎は「戎」というのだからチベット系の民族だったかもしれない。
>>16.
満洲地方にチベット系というのはちょっと
イメージが沸かないなあ。
トルコ系ならまだわかるけど。
でも、当時はまだ固有民族定義はまだ無かったし、
言語も当然、統一されてなかったといえるが…。
ひょっとしたら、東胡(これも鮮卑の先祖説あり)
が古代トルコ系だったのかな?
江南あたりのチベット系少数民族のひとつが東シナ海を
北上して南満州に上陸した可能性は考えられるよ
東胡が烏桓になったのは定説だから、鮮卑はまた別だろう
>>17.おおっ!さすが。
>江南あたりのチベット系少数民族のひとつが東シナ海を
>北上して南満州に上陸した可能性は考えられるよ
これは、太公望とも関連性があるかも…。
>東胡が烏桓になったのは定説だから
これは契丹なら当て嵌まると思うが。
鮮卑はやっぱり定説通り謎の民族かなあ。
煽るのやめろ
本来のスレタイのコピペしますた。
斛律金は、北斉の神武帝(高歓)麾下の軍人で、勅勒部(原名チュルク→すなわちトルコ系)の人。
トルコ系民族である。彼は、中国語は話せたかも知れないが、文字の知識はなかった。
部伍中で命ぜられるままに、この詩を鮮卑語(古代トルコ語?)で歌ったと記録される
(実際はチュルク語でトルコ系の言語)。
「勅勒の歌」の原歌は、漢語ではなかったのである。その後、北斉の宮廷で漢訳されたのだろう。
小川環樹博士は、かつて、「勅勒の歌」とトルコ民歌との類似性を指摘した。
さらに七言絶句の成立に際し、トルコ民族の文学が影響を及ぼした可能性があるとものべている。
(「東方学」18)(資料6参照)
このことに限らず、中国では漢代以来、西方異民族の音楽・歌曲が、
新しい詩歌様式の誕生に、影響を与えてきた歴史がある。意外かもしれないが、
中国文学は、外来文化とのダイナミックな融合なくしては、成り立ちえなかった
のである。
お前そろそろ板違い
21.無視!
その弐
北斉の斛律光の実父である斛律金(こくりつきん、488〜567)が、
詠った「勅勒(ちょくろく)の歌」である。
様々な古詩の選集に掲載される、有名な作品である。
現在では漢語の詩だが、元来は鮮卑語の詩であった。
金の元好問も元の耶律楚材も敬愛していたといわれる。
勅勒川 陰山下 勅勒の川 陰山の下(もと)
天似穹廬 籠蓋四野 天は穹廬(きゅうろ)に似て 四野を籠蓋す
天蒼蒼 野茫茫 天は蒼蒼 野は茫茫
風吹草低見牛羊 風吹き草低(た)れて牛羊見(あら)わる
無視とかいわれたけど
>>1は人名以外に何か
”鮮卑語”に関する記述ができるの?
できなかったらやっぱり板違いだよ
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
26 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/26 16:35:38
民族と言語と国家(あと、宗教もかな)の一致は近代的な考え方だから、
たとえば、元祖遊牧民の元祖の記述といえるヘロドトスの「歴史」にあら
われるスキタイ人なども、いろいろなタイプの集団の混成だったことが
しられている。中には農民も狩猟民も遊牧民も騎馬民もいたらしい。
アルタイ語なんていうのも、たとえば、トルコ語とモンゴル語、ツングース
語の関係も、インド・ヨーロッパ語ほどの明確な語族関係は出てこないから、
その意味では、そもそも、こういう民族は互いに小さい家族、氏族単位で
同じ言語を話し、ときどき強い指導者が現れると、言語や生活習慣の違い
を越えて、団結する、っていうイメージだと思う。その意味で、中国
周辺民族の、なにそれが、どんな言語をしゃべっていたか、というのは、
よくわからなくて、モンゴル系かトルコ系か、ツングース系か、あるいは、
若干のインド・イラン系か、はっきりいえば、中国語か、を、まぜまぜ
して適当につかっていた、というのが実体ではなかろうか。
>>26 だから?
「…ではなかろうか?」って勝手に思うのは自由だけど、
それでも古代の民族の言語ってのは断片的に残っていて、
あるものはモンゴル語の特徴、またあるものはツングース語の特徴、
などを帯びているから言語系統を立てることができるわけで。
「どの言葉にも一様に、特定の系統に絞れないような混合語の特徴が見られる」
わけではない。この事実から、遊牧民といえども適当にまぜまぜしていた訳ではない
と想像できる。そんなことをしていたら言語習得や部族の共同性の維持に甚だしい
不都合・非効率が生じたにちがいない。
28 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/27 00:12:20
>>27 だから、支配者がどんな言語だったか?っていうのはわかる気がする。
けど、「民族の言語は」っていうのは違う気がする。
アルタイ語なんていうものが定義された理由は、っていうと、モンゴル系、
トルコ系、そのほかいろいろで、政治的な用語などがかなり統一的に同じ
だったりするっていうのがあるから、共通語彙ありだから、っていうこと。
たとえば、パプア・ニューギニアあたりだと、家族一つで一言語あって、
みたいな地域がある。そうすると、みんな、自分の言語以外に10くらいの
言語ができて、それで交流する。
なんとなく、スターウォーズの酒場のシーンみたいに、両方で自分の言語で
とか、相手の言語で、とかでなんとかなるような場合が多くて、あとは、
王族が、特定の自分の言語で、詩を読んだとかそういうのが記録にあるだけ
じゃあないかな。
>>26 スイスとかベルギーとか、言語や生活習慣の違いを越えて、団結する、っていうイメージだと思わんかい?
30 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/27 23:04:22
>>29 ちぃと違う。
スイスの場合は、それぞれの地域にそれぞれの言語や文化をもつ
人々がちゃんとまとまって住んでいて、で、それぞれの言語や
文化をもつ人々の中心都市があって、でも、周囲の大国との関係
で、共同して、外交をしたほうがいいから、あつまって共同体を
つくった、というのが始まり。
だから、地域ごとの文化、言語、などが存在するわけ。
でも、スキタイ系、トルコ系、モンゴル系などの場合は、もともと
遊牧民がいて、農耕民もいて、交易する人たちもいて、遊牧民
の中には、羊飼いがいて、馬飼いがいて、中国人がいて、ギリシア
人がいて、アラブ人がいて、ロシア人もいて、みたいな状態で
地域的にも、中心都市にも、それぞれいろいろな言語のいろいろな
民族が違いにまざっている状態。まざって移動するような。
言語はどうでもいい。通訳もわんさかいるし、だれもが、5や
10の言語はこなす。でも、どの言語でも、共通になるのは、交易
とかの用語、あるいは政治的な統一があれば、政治用語など。
漢字では、頭蔓とか書く「トマン」はリーダーとかいう意味。あるいは、
「ゼンウ」とか、後の汗とかのような言葉とかは共通。
>言語はどうでもいい
そんなわけないだろ。少なくとも支配階級の言語か公用語になるか
支配階級が認めた言語が公用語になっていくわけだろ。
32 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/29 12:28:39
鮮卑とか匈奴とか突厥という「民族名」というのは、
政治的同盟、部族連合であって、
それは現在でいうところの多民族国家の「国名」に近いものだったと思う。
支配的な言語(部族連合が長続きすれば、やがて共通語になる)というのはあったろうが、
内部に複数の言語が話されていたはずだ(オセット人や東スラブ人も居た?高麗人や漢人も?)。
ジンキスカンの時の「モンゴル」というのは、
ジンギスカンの軍隊に編入された者ドモのことであって、
複数の言語が内部では話されていたはずだ。
「モンゴル」という政治的枠組みがジンギスカンの強烈な記憶と共に後世に残ったので、
やがて「モンゴル語」が共通の言語として定着したということであろう。
>>20 同じ理屈では、『韃靼人の踊り』を作曲したボロディンは、タタール人でトルコ系なんだろうか?
ペテルブルク生まれのロシア人のようだが。
34 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/29 18:52:19
>>31 つまり、公用語とか、共通語という概念が結構近代的だ。
そういうのがあったのかどうか。
それから、多言語使用の人々にとって、そもそも、民族語
という概念があるのかどうかが問題。家族や近所の言葉が、
近隣の別の家族や地域と違っていることはあろうが、それが
本質的にどういう意味なのか、それはあまり認識していない
場合がある。言語をスイッチして使い分けるのがごくごく
普通だからだ。
ただし、訳すのが面倒な語彙、たとえば、政治的な言葉などは
次第に共通性が高くなる。これは、日本語の中で財界が、
アメリカ英語でも使われることがあるようなもので、日常語は
対応語句があっても、政治的な概念などは互いに対応しないから
共通の語彙をつかう。
アルタイ語族は最近では否定されているが、アルタイ語とされた
モンゴル語、ツングース語、トルコ語の間には、そういう形で
形成された共通語彙がたくさんあるように思う。
っつうことで、もとから遊牧民族で、互いに広い範囲をカバーして
いるのだから、
>>32の言うとおり民族語とか国家語というものに
ついては、近代的な枠で考えるのはおかしい。
ちなみに、モンゴル帝国は、チンギスハーンは、
「モンゴル ウルス」
と表現している。現在のモンゴルも、国名をモンゴル語で
「モンゴル ウルス」
とした。これは、モンゴルという名の、いろいろな人々の
集まりという意味だ。
モンゴル人といえば、西欧人には怖いというイメージがあるが、
実際には、モンゴルのオゴタイやモンゲなどは、ラテン語の手紙
をローマ教皇に送ったりしているのだから、まさにモンゴルウルス
だ。
35 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/29 19:26:30
大昔の人間は単純な生活をおくっていたので、あまりややこしいコトバ使いが無く、
多言語を習得しやすかったのではなかろうか?
と思う。
“ウラン・バートル”は
モンゴル語で赤い勇者。
>>34 だからさ。公用語とか共通語とかの「正しい」言語を制定するという感覚は
近代的なものかも知れないが、支配階層の言語なり、支配階層が好む新規の異言語が
事実上の公用語「的なもの」になっていくという物理的事実をいってるんだよ。
近代的も糞もあるかっての。
遊牧帝国の下層で、そんなに果てしもなく言語が混淆していったのなら、
なんではるか後世に至るまでトルコ語・モンゴル語・ツングース語は
語族として包括できないほどに相互に隔たってるんだよ?
38 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/29 23:40:34
>>37 たぶん、定住や都市建設と関係しているんじゃあないかと思う。
現在の語族というものの多くが、農業の始まり、および、単一
の農業の形式の普及と非常に深い関係があることが判明している。
すなわち、農業が本格的に始まったのは、温帯の地域で、そこに
は、現在非常に少数の言語か、あるいは非常に少数の系統の言語
だけが使われている。
一方、熱帯地域は、多数の言語が使われている。パプア・ニューギニア
は、たしかに農業が非常に早く始まったが、地域ごとに分散して
住んでいるので、言語はまざらなかった。
定住農民の拡散こそが、一つの語族などの形成に大きな意味をもって
いたとすると、結局、民族形成が行われるときに、言語の選択が
行われた、ということになろうか。
金や契丹が、独自の文字をもって中国の帝国とはりあうような意識に
なったときに、たぶん、民族形成が行われた。そこで金の女真族
中心の政治連合が、女真族の言葉を共通語とし、そこに文字をあたえる
と、そのもとに、モンゴル系やトルコ系がいても、それを排斥するか、
女真人となるように強制するか、あるいは、本人たちが同化するか、
ということになったのだろう。
その結果、言語を異にする人々は、互いに別の集団に属するようになり
最終的に、民族がうまれる。そしてその民族の中では同じ言語がはな
されている、という状態になる。
そうして、近代を迎える、というわけだ。
39 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/30 19:06:47
モンゴル語派とチュルク語派の差異が生まれたのは、
仏教とイスラム教という風に
文化的隔たりが生じたためでしょ?
40 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/01 00:13:08
>>39 いつごろ?たとえば、ウィグル人は、いまはイスラム系だけど、
最初は、仏教ですよね。そのあたりもまざっているんじゃあ。
私はよくしらないが、クリミア汗国なんて、もともとまざりまく
りらしいが、今どういう言葉しゃべっているんだろう。
あと、モンゴルは、帝国つくっていたころは、キリスト教も多かった。
#もちろん、ネストリアンね。
だから、十字軍は、イスラムをモンゴル(キリスト教徒だったから)
と、挟撃しようとしたらしい。
41 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/01 01:32:55
>>39 まさかとは思うけど言語の話をしてるわけじゃないよね?
>>30 えー?
スイスにも、時計作ってる人が居て、畑耕している人が居て、商いやっている人がいて、
牧畜やってる人が居て、牧畜やってる人には、牛飼いがいて、山羊飼いがいて、競馬の
馬飼ってる人が居て、ドイツ人がいて、イタリア人がいて、レトロマンス人がいて……
って、遊牧民がいて、農耕民もいて、交易する人たちもいて、遊牧民
の中には、羊飼いがいて、馬飼いがいて、中国人がいて、ギリシア
人がいて、アラブ人がいて、ロシア人もいて、みたいな状態と、どう違うのさ?
一つの村んなかにも、フランス語喋る家があり、ドイツ語の集落があって、
一つの州の中にも、イタリア語の村があったり、ごっちゃ混ぜの村があったり
してるじゃん。
43 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 03:03:23
スイスの場合、一時期ジュラ地方のフランス語地域分離問題があったくらいで、
スイス市民のあいだでの民族対立は殆ど無いようだ。
44 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 03:06:42
>>42 ヨーロッパは、絵の具をまぜるより、砂をまぜるような、
という表現があるようだ。
ただ、スイスのもとの状態は、それぞれの民族的なもの
があって、それぞれが特定の主要言語をもつ都市として
発達して、その結果、いろいろな言語の都市間の連合
として、始まったというのがある。
しかも、遊牧社会による連合ではない。そこが違う。
>39,40
古代ウイグルと現代のウイグルは直接つながっていません。
古代ウイグル語は16世紀頃まで使われ、その後チャガタイ語に置き換わって
います。
現代のウイグル語は1920年代ソ連の提唱でアルマアタで行われたテュルク民族
の民族名、言語の分類に関する会議で東トルキスタンに定住する民族に対して
"ウイグル"と言う名を与えたところから付いたものです。
古代ウイグル語の末裔は中国の甘粛省に住む"裕固"族の一部と言われています。
スイスは山間部だから地域の特色が容易にまざらないでそ
大草原と同日の談ではない
47 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 14:21:58
古代ウイグルは「キルギス」(これも現代のキルギスと違うらしい)に滅ぼされて四散したのでは?
四散じゃなくて西遷でそ。モンゴル高原から東トルキスタンへの。
>47
確かに四散し、一部は湖南省まで逃げています。しかし、12世紀頃にはまた
勢力を盛り返しています。
モンゴル帝国とも闘っていますしね。
50 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 21:00:47
湖南省にもウイグル族が住んでいるそうだが、ウイグル語は残っているの?
51 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 21:05:30
>>45>>47 これは全然知らなかったです。
ってことは、回骨と、烏???は別物ってことですか。
52 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/02 23:07:44
1高知県須崎28.9青森県酸ケ湯7.7
2埼玉県鳩山28.7北海道真狩9.1
3東京都父島28.7北海道白滝9.7
4神奈川県海老名28.4北海道宇登呂9.9
5埼玉県熊谷28.3北海道大滝9.9
6埼玉県さいたま28.2北海道礼文10.0
7埼玉県久喜27.9北海道夕張10.1
8埼玉県所沢27.8北海道朱鞠内10.4
9沖縄県石垣島27.8北海道浜頓別10.5
10東京都府中27.7北海道中川10.6
53 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/03 01:02:46
54 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/03 01:11:02
因みに古代ウイグル人は唐の時代に
現在の上海付近で狼藉行為をして、
唐の不興を買っている。
そのために武宗の時代に長安にいた
マニ教徒のウイグル人の殆どが、
強制的に僧衣をさせられた挙句に
処刑されている、当然唐とは仲違いした
55 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/04 12:39:51
現代ウイグルは実はカルルクという集団の末裔と言う説あり
56 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/04 15:11:39
キルギスは現代のハカス民族が、現住地に移住してイスラム化?
>50
ほとんど話せませんと言うか、全く違った言語を話しています。
記憶は定かではないけれど、ウイグル語が周辺の言語と混じりあい、単音節化した言語
らしい。費孝通氏に論文があったと思う。
>56
ハカス人は今キルギス族に分類されていますが、45で述べた会議の結果一緒にされたもので
今のキルギスとは別物です。
古代のキルギスがハカス人の先祖ではないかと言われていますが、まだよく分からないと言う
のが現状です。
58 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/04 23:10:44
現在のキルギス共和国の「キルギス」という民族名も
「ウイグル」と同様に近代になってから決定された「自称」ですか?
59 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 00:39:22
中国東北部にも、ごくわずかハカス語が残っているらしい。
独自の民族と認定されていないし消滅寸前らしいと言う
60 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 00:47:23
湖南省のウイグル族が(周囲の湘語や官話と全くおなじ)漢語を話しているのなら
イスラム教という点で漢族と区別しているの?
61 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 00:54:01
パンゼーという少数民族の起源はなんでしょうか?
周囲の漢族とは言語にちがいあるのですか?
62 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 21:32:29
鮮卑の別部とされる奚族(庫莫奚)は、北魏の実力者として有名な
酋長の爾朱栄がいるが、彼は鮮卑語を日常会話としていただろうか?
また、鮮卑族高氏の北斉から猜疑をかけられて、止むなく南朝の梁
の武帝に帰順した侯景は鮮卑と漢族の混血児らしいが、彼も鮮卑語
を会話できただろうか?
北魏は鮮卑語禁止令だしてなかった?その前後でだいぶちがうんじゃないか?
64 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/06 21:34:30
>>63 奚族のみ例外的に鮮卑語を話すことは
そのまま続行することで許されたらしいよ
なにしろ山西省の奥の草原地帯にいたから
65 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/06 22:45:31
奚族=契丹?
66 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/07 21:00:04
↑それは東胡の後身説の根拠でカキコしてるの?
67 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/09 10:18:27
チュルク語派:イスラム化してアラブ語・ペルシャ語の影響受ける
モンゴル語派:チベット仏教化してチベット語の影響受ける
双方の差異がはっきりしたのは宗教のせい
「語派」というからには祖語からそれぞれが分かれたものだという認識なんでしょうけど、
分岐はそんなに最近のことなの?
>>68 それはわからない。一応、言語学の方ではモンゴル語とトルコが分岐したのは
ものすごく古い時代と計算されてるらしいけど。歴史家からの反論がないわけでもない。
70 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/09 15:10:30
>>69 分岐という次元じゃあなくて、もともと別だったというのが、
最近の、「アルタイ諸語」といっている比較言語学の人々
の考え方だろう。ただし、双方がいろいろと接触をしていたので、
共通語彙はそれなりにある、という考え方。
まあ、混ざって暮らしていたから。
71 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/09 17:39:10
>>70 それはウラル語派のサモイェード(モンゴロイド)
諸族にもいえるね
例えば、中世のメルキト族やネネツ人にも該当するな
72 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/10 06:26:07
メルキト族の言語って分かっているの?
女略奪していたのに固定した民族語なんかあったんか?
言葉の通じない異国の女犯すのは萌えただろうけど
73 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/10 13:24:19
>>72 あるカキコを見ると初めはウラル語派の南サモイェード族
らしく、それが北アジア南部(南シベリア)から南下して、
バイカル湖に定住してから古代トルコ化し、住民も複雑に混合
し合ったらしい。やがて中世になる時にモンゴル化したらしい
まあ、
>>70のカキコは的確を射てると思うね
74 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/10 15:04:24
>的確を射て
これ何語ですか?日本語にはこういう言い回しはないでしょ。
75 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/10 18:34:21
南サモイェード族の言語は絶滅したはず。
メルキトがモンゴルに解体されてしまったという政治的理由が、言語衰退の契機だったのだろうか
メルキトの歴史的事情は知らないので的外れかもしれませんが、
南サモイェードの言語が最終的に絶滅したのはほんとに最近(たしか60年代くらい?)だったと思います。
手元に資料がない状態で失礼しますが。
78 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/11 17:34:59
アルタイ、サヤンはケットやサモエドという今は絶滅もしくは絶滅寸前の民族が住んでいたけど
後にトルコ化もしくはモンゴル化した?
トルコ語・モンゴル語以外の言語の地名は残っているのか?
79 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/12 22:08:06
メルキト族が元来ウラル語派説が有力なのは
なんか新鮮な感じがするな!!俺はね…
80 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/13 23:31:55
ティムール朝はトルコ化したモンゴル系チャガタイ人
の帝国らしい。北インドのムガール朝はその後裔の帝国。
“ムガール”とはモンゴルのことを転訛した言葉らしい。
81 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/14 00:01:00
>>60 ティムールってば、チンギス汗の子孫とかいってたっけ?
ムガール帝国を開いたバーブルは、たしか、母系10代で
ティムールで、父系15代でチンギス汗とかいう(父母
どっちだかさだかでないが)、そういうことをいっていた
ように思う。
もー、この当たりは、人種、民族、ぐちゃぐちゃ。
ちなみに、ムガール帝国の皇帝はいつごろインド顔になったのかな。
82 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/14 00:49:49
>>81 もし彼がそうなら“ハーン”と称するはず。
それをせずに“スルタン”と称したのは明らかに
黄金氏族(チンギス・ハーンの系統)ではないことを
証明すると思う。多分彼の曽祖父か祖父がチャガタイ
に仕えたモンゴルの直参旗本では…
またチャガタイ汗国は東西で人種・民族が複雑に相違していた。
東方はモンゴル系遊牧人が多く、自ら“ムガル”と称していた。
西方はトルコ系やイラン系が多く混血度も著しく、自らは
“チャガタイ人”と称していた。(商業民族が多かったらしい)
彼等は相互に東を“ジェテ(盗賊)”西を“カラナウス(混血野郎)”
と蔑称していた。当然、東西の気質の違いで内訌が生じたらしい…
83 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/14 13:15:18
地名で昔の民族分布わかるの?
地名にある言語の言語特徴が残ることは間々あることでしょ
85 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/14 20:29:02
チャガタイ汗国の始祖のチャガタイは父のチンギス・ハーン
から“ヤサク”(→モンゴル語の法律の鉄人)と呼称されるほど
であったという。つまりチャガタイは法家の鬼であり、モンゴル
帝国の裁判最高総官であった。
あのアブドウル・ラフーマンもモンゴルで禁句の川浴びをした時に
チャガタイに裁かれたといわれている。
おおっとレスを読み直して気がついた 誤解を与えないように自レス
地名に、なんらかの言語の言語特徴が残ることは間々あることでしょ
87 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/15 20:42:36
チャガタイ・ハーンの子孫であるタリマシリン・ハーンが
チャプタイ汗国の王として1326年に即位した事項があるが、
イスラム被れの君主で、自らイスラム系の“アラー・ウッディーン”
と称号し、弁髪を棄て、ターバンを巻いたという。当然東の民から
反発された、このためにチャプタイ汗国は東西に分裂したという。
なお、ティムールは混血度の高い西チャプタイの出身である。
88 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/16 19:42:35
モンゴル人は混血差別・人種差別するのか?女略奪するくせに
89 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/16 19:43:29
それとも正妻は従姉妹が良いというのか?
90 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/16 22:19:25
>>89 それに関しては他のアルタイ語派(ツングース・モンゴル
トルコ諸族)の王族の姫でもいいってことじゃないの?
別に従姉弟にこだわってるわけでは…
後、チベット系の王族の姫もありかな
91 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/17 01:14:30
>>88 同じモンゴル系でも、南ロシアのヴォルガ河付近
にいるカルムイク人や現ウクライナの南部にある
黒海付近のクリミア半島にいるクリム・タタル人
は旧くからヨーロッパ系と混血しているらしいよ
92 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/17 10:56:29
「混血」が悪いというのでなく都市化を本来のモンゴル人は嫌うということだろう。
馬に乗って略奪することだけが男らしい生き方だ!というわけで。勤労などは奴隷のすること」。都市は牢獄のようなところ。いいなあ・・
93 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/17 15:12:38
>>92 その点、トルコ化したティムールは
正反対だな、回教被れだし
チンギスと似ているのは都市を崩壊し、
徹底的な略奪や住民の無差別虐殺のみ
保守!
95 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/20 19:10:12
シボ族が鮮卑の後裔であることが定説。
過疎板の悲しいところ:釣りが下手なやつが多い
97 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/20 21:52:33
>>95 つまり、ツングース化したトルコ系ってことね
賜伯族は満族だろ
99 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/20 23:56:12
靺鞨→女真→満洲→ツングース
(渤海・高句麗・扶余・獩狛・粛慎)
(σ^▽^)σ100ゲッツ!!
101 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/21 01:15:28
ところで、カルムィックってば、アメリカに移住して、
相変わらず、トード文字で新聞出したりしているらしい
けど、そういう話からすると、由緒正しい民族なんだね。
>>99 「女真/満洲/ツングース/粛慎」はわかるけど
靺鞨・渤海・高句麗・夫餘・穢狛はどうかな?
【邑婁、勿吉、女真、満洲】はツングース系で問題ない。
しかしこれらの民族が満州全土に広がり多数派になったのは
あくまで渤海滅亡(日本でいえば平安時代)以後のことにすぎない。
【粛慎】は西周時代の古典語から使われてるので元の民族がわからない。
東北の異民族をさす雅語となってしまい、事実上ほぼ「ツングースで問題ない」だろうが
時として正確でない。場合によっては古アジア語族やアイヌをふくむかも。
【貊】はもとは特定民族ではなく北方民族の総称。後には高句麗
をさすようになるが、それ以前には民族を特定はできない。
(続く)
>>102の続き
【穢、夫餘、高句麗、沃沮】
「穢」はノギヘンでなくサンズイまたはクサカンムリで書く場合もある。(あなたはケモノヘンで書いてるけど漏れは知らない)
1)「穢」は前二世紀頃、満州にいた古代の民族。貊の一種で、「穢貊」ともいう。
これが後に穢、夫餘、高句麗、沃沮の4つにわかれた。
2)三世紀に満州から半島にかけて存在した民族。かつての「穢」は三世紀までに
北満の「夫餘」、東満の「高句麗」、咸鏡道の「沃沮」、江原道の「穢」に分かれていた。
これらは言語もほぼ似ていて「夫餘系諸族」とか「穢系諸族」と一括できる。
これらの種族については三国志などに豊富な資料があるが、生活形態からいって
ツングースのような狩猟民族とはいえない。当時のツングース(邑婁)とは言語もちがう。
民族系統は不明だがツングース系や朝鮮人ではないことは確実。
また高句麗語は新羅語(韓語)より日本語に近縁だったことから
穢、夫餘、高句麗、沃沮はすべて日本語に近かった可能性もある。
【靺鞨】は特定の種族ではなく、系統を別にする複数部族の総称。
よって民族を特定はできないがツングース系が多かったとはいえる。
(夫餘系、高句麗系、沃沮系などもいたと思われる)
【渤海】は高句麗人と靺鞨人との混血というのが通説。
事実上、高句麗系も混血前の靺鞨の中にもかなりいたと思われるが
少ない言語史料からは渤海語は高句麗語に近いとはいいにくい。
104 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/21 21:54:20
>>102-103dケー
黒水靺鞨→女真(直)の諸説もあり
現在のツングース系の諸民族
ウラジオストク付近…ナナイ・ウデゲなどの諸族
極東シベリア…オロチョン・エヴェン・エヴェンキなどの諸族
結論的にはトルコ系・モンゴル系・旧シベリア(古アジア=西イヌイット?)
などのアジア系諸民族と古くから混血を繰り返して今日の民族形成が成り
立つていると推測できる…
南朝鮮の韓(ハン)族…ツングース化した古代トルコ系か??
105 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/21 22:00:23
極東チュルク系民族の系統?
翟→山戎?→鮮卑→ダホ(フ)ール&ヤクート族?
(ハカス、ゴルノ・アルタイ=オイラート・トルコ?諸族)
106 :
105:04/10/21 22:02:13
さらに補正→ツーバ族も!
あのな何度も言うけどここ言語学板なの。
108 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/22 17:43:23
言語資料は碑文だけか?
>>107 言語の話もしてるじゃん。たんないっつんなら、もっとしよう。
>>108 んなことぁない。
110 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/22 21:57:07
〜印欧語化したアジア系の言語〜
◇ブルガリア語はスラブ語化したトルコ系語派
◇ルーマニア語はスラブ&ラテンの混合語化した
モンゴル&トルコ系諸語派?
◇セルビア語はスラブ語化した古代トルコ?である
欧州に進出した鮮卑語の別種の語派?
また、古代ゲルマン語派のドイツ語も中世に欧州に侵入した
フン族(北匈奴?)の一派の影響を受けて、アジア系の言語の
名残があるらしい??(特にアクセント&スペルなど…)
過疎板の悲しいところ:釣りが下手なやつが多い
112 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/23 10:57:51
釣りの餌は必ずかかる、
いろんな魚(人)がいるから
気長に待とう!
113 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/24 15:09:02
____
>>112 ''"::::::::::::::::::::ヽ
\ ∠::::ノ│ヘ::::::::::::: ヽ|ヽ ====
\ / ● ゞ::::::::::゙ |、| ======
'\ ─:::∪:: |、|
∠::| X\ ● イ:::::|-| そんな餌はあたしがゲト――ヨ♪♪
∠::、(_/ "/:::i/⌒l
/\ ∪/::::i/ ̄/ =====
〈 `ー┬イ::::∠ _ノ ====
\ \_言語学命女\
\∠ ̄) _/\ ====== (´⌒
| ̄ _,/___ \___ (´⌒;;(´⌒;;
 ̄ ̄\__|_)_|_)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザー!!
(´⌒; (
114 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/26 08:02:32
で、「遊牧国家」には「国語」「公用語」のようなものがあったんかな?
115 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/26 21:17:27
>>114 公用語もどき?みたいなものはあったらしいが
国語は無かった…と思う
遊牧民自体が中国のように記録を残さないことが
多かったから…
116 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/26 23:40:14
>>115 似非遊牧国家の元祖みたいなペルシア帝国の場合ってば、
えっと、アケメネス朝の場合だけど、王族はみなペルシア系で、
かつ、ベストーヒンだっけ?あの碑文もくさび形文字のペルシア語
でかかれているわけですが、公用語ってば、アラム語だよね。
アラム人って、商人で、とくべつに大きな国を構えたことないけど、
まあ、こういう人も遊牧民の一種だろうが、結局こういう感じで、
多数の言語が階級、社会に応じた役割によって、使い分けられるって
いうのがあるんでしょう。
パプアニューギニアでは、トクピシンがだんだんと共通語になって
きたけれど、一方で、警察はヒリモツを使う。どっちもピジンで、
ってことで、言語なんて、あんがいこういうものだ。
スターウォーズの酒場の風景みたいなのが本当のところではないか。
117 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/29 11:06:09
叙事詩のことばで昔の言語が分かるの?
それじゃあわからんでそw
「その時代のある人が叙事詩をつくればどのようなものができるか」は昔の言語をみればわかる
(詩が後世に正確に伝わっているのかどうかは無視した)。
120 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/03 00:33:56
>>4のカキコをコピペしたもの
>ブルゴル族がスラブ人を従えて立てた国⇒ブルガリア
>鮮卑族がスラブ人を従えて建てた国⇒セルビア
諸君らはどう思ふか?
遊牧事大主義
二つめはありそうもないが?
123 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/03 21:33:01
>>4の考えとしては、
セルビア=靱帯(バックル)=Särbe→鮮卑
という根拠から出たのでは…
東欧地帯はアジア系の遊牧民が荒らした
事項があるからね…
124 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/05 00:07:49
ドイツ人も含めて東欧諸国
の人種は西欧諸国と比較して
アジア系の血が濃く混じっている
もちろん言語的にも…
言語的になんなの?
126 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/05 21:55:44
>>125 アジア系…特にアルタイ語派の影響
が西欧より濃厚に受けているってことかな
アクセントもスペルも全て…
自分的には東欧はオリエンタルな感じがする
127 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/05 22:09:03
128 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/05 22:25:21
>>127の誤爆ワラタ
| ヽ|/
| / ̄ ̄ ̄`ヽ、
| / ヽ
| / \,, ,,/ |
| | (●) (●)||| |
J
>>126 | / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
130 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/06 01:25:08
>>129 うまくはいえんがドイツ人など含む東欧人は英国人・フランス人など
の西欧人らと比較して、少ーしモンゴロイドっぽい感じがする
あのヒトラーもアジア系の血が混じっているらしく、レーニンも
モンゴル系カルムイク人の後裔らしい
また、ある掲示板では古代ドイツ人とスラブ諸族はフン族などの
アジア系との間接的に混血を旧くから重ねて、今日の民族形成で
は、わずかなモンゴロイドの面影があるらしい
いや、そういったことを訊いてるんじゃなくて、
>>126で書かれてる「アルタイ語派の影響」、「アクセント」、「スペル」などをってことだ。
スラブにおけるチュルクからの借用には言及しないでいいぞ。当たり前だからな。
132 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/06 12:34:15
◎ドイツ諸語の各まとめ…
インドヨーロッパ語
↓
ゲルマン祖語
↓
北ゲルマン語(デンマーク語、スウェーデン語、ノルウェー語、アイスランド語)
インドヨーロッパ語
↓
ゲルマン祖語
↓
西ゲルマン語 → 低地ドイツ語 → オランダ語
↓ ↓
高地ドイツ語 英語(アングロサクソン語・イングランド語)←ケルト諸語
(現代ドイツ語)
↑
フン(北匈奴)語・モンゴル諸語などのアルタイ語派が旧くから雑胡に入り混じる
134 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/13 16:47:41
カキコの返事が大変遅くなったが、実は該当するものが無く、こうなった
>>133への返事
実は5世紀から7世紀にかけて南ドイツ(高地ドイツ語)で子音推移という
現象が起こり、例えばtがssにkがch・dがtの音に変わっていったらしい
変化のパターンはこれだけでは無いが、ともかく高地ドイツ語の地域では
いくつかの子音が規則正しい音を変化したようである。だが、後の英語となる
アングロサクソン語にも、北方の低地ドイツ語(オランダ語も含む)の地域にも
この現象は引き起こることはなかった
そのため、低地ドイツ語が高地ドイツ語よりも英語に近いのは当然として、北欧
諸国にある古代ゲルマン語派と極めて近いいえる場合もあり得るのであろう
残念ながら、高地ドイツ語は多分、アッテイラ・ハーン率いるフン族(北匈奴)の
アジア系の言語や古代スラブ諸族が住居する地域にも近いために、その影響が
濃く受けたと推測できる、これは言語研究者のこれからにかかるが…
それは、ハンガリー・ブルガリア・ルーマニア・セルビアも同様といえそうである
これといった特定の結論は無いのが現状であるが…
ドイツ語の話はもういいよ。ええ加減スレ違いだし。
136 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/14 16:19:57
◎鮮卑と関連があるかも知れないサモヱド族(コピペをアレンジ)
サモヱド族は西シベリアの少数民族で、英語では『samoyed』 と書く。
日本語ではサモエド・サモエード・サモイェド・サモイェードと様々な
読み方をする(因みにフィンウゴルはコーカソイド人種であるらしい)
身近で知られているものには、サモヱド族が飼育していたという
サモヱド犬という日本の秋田犬と親近関連がある種類が存在する
モンゴロイドを祖先に持ち、言語はウラル語派で、幾つかのサモヱド
諸語を持つネネツ語・エネツ語・ガナサン語・セリクブ語などを言語と
する、鮮卑(=särbe古代トルコ族)とは先祖を同じくするらしい、また
モンゴル系であるメルキト種族は、南サモヱド族からトルコ化して、
最終的にはモンゴル化したらしい
現在は極北シベリアに大部分がロシア系語あるいはトルコ諸語を言語
として、サモヱド諸語は既に死滅しつつあるらしい
おもな生活手段は、トナカイの放牧、狩猟で、宗教はロシア正教や
シャーマン(自然崇拝)を信仰し、また仏教を崇拝する民族もあるらしい
伝説の神話の人物としては、ンガ・ヌム、シールチャがあるといわれる
どうして何がどう鮮卑と関係あるのかよくわかりませんが?
>>136 の要約
「らしい」「という」「らしい」「らしい」
「らしい」「らしい」「といわれる」。