博多弁には「現在完了」用法がアル!

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187名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/06 20:37
中丹地方では「よる」は「しそうになる」の意味で使われる。
例:「雨が降りよる」=「雨が降りそうだ」
九州ではこの使い方はしないのでは?
そういうのがあるから、御用として捕らえたほうがいいとおもうんだよね。
こけよった(こけそうになった) みたいなかんじで
ねよった(ねそうになった) ねよう(ねそう)
になるのは避けたい。
189名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/11 14:55
薩摩アゲ
190名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/11 16:52
直説法現在:住む
直説法近過去:住んどる
直接法半過去:住んどった
直説法遠過去:住んどったこつある
直説法大過去:住んだこつあった
直説法先立過去:住んどったこつあった
やたらと迂言法が多いですね。
というより essere+過去分詞ということでおながいします
193名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 02:21
北九州人だが、墓多弁は耳にするだけで愉快だな。漫才みたいで。
こんな滑稽な方言を生んだ博多人はある意味尊敬に値する。
194名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 20:36
イタリア語がでてるが、
「行く・来る」という両方の意味がある、venireは博多弁話者には理解しやすいかもしれない。
「明日遊びに来るけん。」とか言うし。
うん?ちょっと違うか??…
イタリア語は知らんけど、
相手の方に向かって行くのを「行く」ではなく「来る」というのは、
英語(「go」ではなく「come」)や中国語(「去」ではなく「来」)
などにもあるよ。
196名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/15 02:14
>>7は大分弁か山口弁だな。
(もしくは京築・北九州のほう)
>>1
天気予報で、
「明日は、午前中からは晴れましょう」
みたに言うよ。
バスがこよう=バスが向かっている と、
晴れましょう=晴れに向かっている と、
同じではないの?
全く理解できてない、意味もつかめてない人がこわい
ます+う→ましょう。
と、
「よる」のなまった形の「よう」は、
天と地ほどの差があると思うけど・・・
そういえば・・・
九州の「ばい」と関東東北の「べー」が同じだって言い張ってたやつがいたなぁ・・・
已然と未然
九州には百済語 新羅語 高句麗語などの影響が残っていると想像するんだが、
これらの言葉の時制ってどんなもんだったんだろうか?
202名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/16 09:20
>>201
のこってるわけねーだろ。関西のほうが在日朝鮮人支配が徹底してる分、
影響が濃いんじゃないのか。
在日朝鮮人の問題と古代百済語とはなんの関係もないだろうに
204名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/16 23:06
>>197のような誤解をする香具師が出てくるから
このスレタイは本当はイクナイ。
墓多弁は訛り大杉である上に全国的に知られておらず、
墓多以外の香具師も論ずるための例として全くの不適切ということだ。
既にガイシュツだが、姫路以西の方言を広く見渡すと
「連用形+よる」と「連用形+とる=連用形+ておる」の対立として
論ずるのが適切だ。
>>201
少なくとも現代朝鮮語の半島南部の方言と、
日本語の九州などの方言とは言語学的にまったく完全な非連続なんだな。
対馬島の方言でも、ごく僅かの借用語がある程度だ。
ここに多少なりとも連続性があるなら
日本語の系統論は今とはまったく違う様相となっていたよ。
>>197
>バスがこよう=バスが向かっている と

「来よう」は、「こよう」じゃなくて「きよう」だよ。
あはは。
そうだね。


東京の言葉にも、よる―とる・ちょるに相当する言葉がほしいなぁ。
行き+いる→行きいる
行き+ている→行ってる
で区別してるところが長野のどっかにあったなぁ。
もう絶滅してそうだけど。
きよう は佐賀あたりまで下ると きよる になるね、博多独自語かな
208名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/17 11:47
>>207スレ読め
>>205
訛化というかウムラウトというか、後続の「よ」にひきずられて、
未然形の「こ」が「き」に発音されるだけではないの?
>>209
「よる」は連用形接続だよ。
こよるなんて言い方する地域は多分ない。
大体、博多弁自体が連用形だの未然形だの正則の文法の適用外の俚語なんだから、
他の地域の言い方を云々じてきないだろ?

「来るはずがない」みたいな否定推量のときは「来らんまい」と二重否定に
したりとか、「行くことができる」のような可能は「行ききる」とパっと見
連用形接続っぽい助動詞がついたりするじゃんよ?
>>211
適用できないわけがない。
日本語なんだから。
博多弁は使ったことがないから分からないけど、
「こらんまい」は多分「来る」の可能の「来られる」の未然形+「まい」で
「来られまい」で、「れ」が撥音便して「こらんまい」
二重否定でもなんでもない。
「行ききる」に関しては、似たような用法を四国とか大分のほうでもで聞いたこともあるけど、
たとえば、「泳ぎ切った」っていうような用法の「きる」が意味拡大して能力可能として使われてるだけ。





まぁ・・・
私釣られたね。
じゃあ、正則の日本語の文法では「現在完了形」なんて無いんだから、
スレタイからして大矛盾じゃん。
博多弁は正則の日本語文法の範囲から外れるところを持った俚語だから
こういうスレが成り立つんだろ・
それはスレタイつけたやつに配慮が足りなかっただけでしょう。
まるで博多弁がどっかから降って湧いた別の言語みたいな言い方だけど、
歴史的・地理的にも他の地方の言葉と連続した言葉だよ。

個人的な経験で言えば、共通語話者も脳内では「とう(とる)」「よう(よる)」と
同様の区別はつけていると思われる。いったん理屈が分かれば、ネイティブ
同様に巧みに操るし、こっちの言うことも理解してくれるから。

「今うどんを食べている」・・・「食べよう」
「すでにうどんを食べているのでラーメンは要らない」・・・「食べとう」

「戦場では毎日たくさんの人が死んでいる」・・・「死によう」
「おまえはもう死んでいる」・・・「死んどう」

「なあ、人の話聞いてる?」・・・「聞きよう」
「例の話はもう聞いてますか」・・・「聞いとう」
215212:04/06/19 09:33
>>213
いやぁ、博多弁の文法って言ったって、そこまで大きくはずれたものじゃないよ。
現在完了用法っていうタイトルはちょっと良くないかもしれないけど、
>>214さんが言ってるように
「よる」と「とる」の区別が標準語では中和してるだけで、区別が無いわけじゃない。
標準語でも、「とる」よりはかなり用法の狭くて使える文脈の違う「てある」だけど、
「よる」の意味で使うことが決して無いのも博多弁と同じことだし。
連続していたって、the end of JAPAN の方言ではないか。
その西は、黄海を渡って支那や朝鮮だ。
217名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/29 12:50
あげ
218名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/04 08:35
博多弁博多弁って…>>1の言う「現在完了」用法は九州の他の地域にもあるじゃないか。井の中の蛙。
>218
同意。九州各地で「〜〜しよる」という現在完了形が存在する。
220熊本ですが:04/07/04 09:37
「雪が積もりよる」=今雪が降っていて、積もっている途中である。

「雪が積もっとる」=今降っている降っていないに関わらず、既に積もってしまった状態である。
>>218-219
すでに過去スレで、神戸以西の西日本各地に存在する
ってことが判明してますけど。
221の訂正
過去スレ→過去レス
223名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/04 18:23
近畿全域にないのが不思議
>>221
瀬戸内海方言であって、九州の借用。
>>224
むしろ西日本全体で存在→近畿で消滅
じゃないのか?
あと雲伯方言にはないと聞いたけど。
北陸にもないみたいだけど、岐阜〜愛知方面はどうなんだろう
瀬戸内海方面の言葉を九州が真似した。
文化は高い方から低い方に流れるので、近畿には入ってこなかった。
>>226
そんなバカな。
ある時瀬戸内一帯でよる〜とる・ちょるの区別が誕生

九州人が真似

この区別が九州全域を鎮圧

無理があるね。
紀伊半島方面にやる〜ちゃるで同様の違いを表す地域があるし、
奈良県南部にもある。
中部方面にも過去には存在したことが分かっている。
もう絶滅しただろうが、いる〜てるで同様の区別をした地域もあった。
さらに古語でも同様の区別が存在した。

ということは、
過去のある時点では日本全体でこの区別があった。(証明不能)

東日本で消滅(証明不能)・近畿中心部で消滅(上の事から明らか)

中部から北陸にかけて消滅(北陸に関しては証明不能)

近畿周縁部と中四国以西に残る(現在)

恐らくこういう風な変化があったはず。(仮説も含み、順序も一部入れ替わるかもしれないが

あと、この区別が消滅した地域において、
〜て+存在動詞が完了のみならず存続の用法があるということは、
連用形+存在動詞の形が過去に存在し、ある時期に消滅・合流したと仮定する方が、
「て」の用法の事を考えると合理的。
228HMQ:04/07/07 16:45
現在完了?そぎゃんもんなかよ?
229岐阜県東部ですが:04/07/31 02:12
>>225
>>220のように

「雪が積もりょうる」=今雪が降っていて、積もっている途中

「雪が積もっとる」=今降っている降っていないに関わらず、既に積もってしまった状態である。

と言い分けるよ。さらに、

「雪が積もりよる」=降らなくて良い雪が降って積もりやがる、こんちくしょう。

「雪が積もっている」=「雪が積もっとる」を標準語に直した形と解釈する場合が多い。
>>227
紀伊半島の和歌山県に相当する紀伊国には、五畿七道の区分で、四国や淡路島と同じ南海道で、
畿内(今流に言えば首都圏)とは別の行政区分。
嘗ての畿内に相当する区域の大阪の人は今も「高野山の向こうは地続の四国」という具合に、
遠くに感じている。

ちなみに律令時代の畿内の区分ては、奈良盆地は畿内だが、南の吉野は厳密に言えば畿内では
なく、紀伊国でも紀ノ川の北岸まで畿内。吉野も大和国だから行政区分的に畿内として扱われ、
紀伊国の国府が紀ノ川の南にあったため、便宜的に紀伊国全体は畿内として扱われなかった。
231名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/01 00:45
九州に行った時、「とっとっと?」と言われて意味がわからなかった。。。
日本国中どこでも、鶏を追うときの掛け声は「とっとっと」だが。
取っとると?
のことじゃないの?
よる は をる にしませんか?
発音も同じようになるとおもうし
235名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/03 00:08:44
>>233
そういう意味
236名無し象は鼻がウナギだ!
あげ