日本語=ドラヴィダ語同系説

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すまん。その「イタロケルト問題」とは何なんだ?
下で示されているが、もっと詳しいことを知っていたら発言してくれ。
自分はスラヴ語派に強い人間で、ロマンス語派には詳しくない。
本当に言語に関心を示す人がいたら、日本語起源問題を含めた別スレを
立ててほしい。「言語系統の問題」とか。自分で立ててもよいが。

ケルト語派
印欧語族中の一分派。前数世紀のころには西ヨーロッパからギリシア,バルカンを経て,
小アジアの一部に至る広い地域でこの言語が用いられていたが,のちにローマ,ゲルマン
という二つの大きな勢力にはさまれ,徐々にこれに屈服し,吸収されていった。
現在ではその使用地域,使用人口とも非常に限られている。ケルト語は印欧共通基語における
1個の子音 kwを q (= c) で保っているか p に変えているかによって q‐群 (ゲーリック語) と
p‐群 (ゴール語,ブリタニック諸語) に大別される。しかし地理的視点により大陸ケルト語
(ゴール語,ケルト・イベリア語) および島嶼ケルト語 (ブリタニック諸語,ゲーリック語) の二つに
分けるのがより合理的であろう。大陸ケルト語は前 6 〜前 5 世紀のころから知られているが,
5 世紀にはラテン語に吸収された。同じころブリタニック諸語はアングロ・サクソンの勢力下で語形がくずれ,
やがてウェールズ語その他の方言に分かれてゆく。他方ゲーリック語も 6 〜 7 世紀にかけて古期アイルランド語
の姿をとって現れる。ケルト諸語では共通基語における語頭の子音 p が落ち (ラテン語 pater〈父〉に対して古期
アイルランド語 athair のごとく),また一般に基語の e が i に変わっている。この語派は音韻のみならず語彙,
形態,文構造にも著しい特徴を示す。ケルト語はイタリック語に類似の点が多く,従来よくイタロ・ケルティック語派を
措定することが行われたが,これは最近では否定される傾向が強い。