三浦つとむ

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1spec
私は三浦つとむのマルクス主義の著作をたくさん読み、
感動したんですが(マルクスの難解な著作をわかりやすく
解説できているのは、私が読んだ中では三浦つとむと
河上肇が最高だった。)
三浦つとむって日本語学の著作をたくさん出していますよね?
それらの著作を読みたいんですが、
私は数学が専門だし(M1です)
今から難解で有名な時枝文法を独学する
価値はあるんでしょうか。

あと、「欠陥英和辞典の研究」(別冊宝島)で
副島隆彦氏が、
「チョムスキーの生成変形文法は文の書き換えをしているだけ」
とか、「現代アメリカ政治思想の大研究」で
「チョムスキーはハッタリ屋の食わせ物」
とか言っていますが、どう思いますか。



 

2名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/18 12:29
もしかして2
3名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/18 12:33
三浦つとむのスレは、言語版にあってもおかしくないが(どのくらい
人気があるかは別として)、副島についての質問とまぜこぜにするな!
4名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/19 14:02
副島なんて、認知言語学に言及していない時点で論外だよ。
(あいつの言ってることなんて、みんな認知が言ってることじゃん)。

三浦つとむの言ってることも認知言語学に近いかも。
あの時点で言語道具説(=真理条件意味論、生成文法)を
否定したのはすごいと思うし。
5名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/19 14:07
誤解の無いように。三浦と副島の間には20年以上のタイムラグがあるから。
6名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/19 14:17
だから、三浦と副島を一緒にして語るなって。
7名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/19 14:23
ごめんごめん。
過去スレッドは見たの?
そこでも言ってるはずだが、
時枝はソシュールが読めてなかったし、三浦は唯物辨證法に凝り固まってたし。
どこがいいんだか。
9spec:03/08/27 13:04
たとえ時枝がソシュールを誤読していたとしても、
当時の人はソシュール学者を含めソシュールを誤読していたのだから、
時枝だけの問題でないと思います。

東大出版会の「言語学」にもありますが、
一般言語学講義と、実際のソシュールとが違っていたとしても、
言語学に影響を与えたのは
一般言語学講義のほうです。
したがって、少なくともその限りで、時枝・三浦のソシュール批判は
的確だと思います。

また、川島正平氏のWebpageも参考にしてください。

>>9
当時の人でも、少なくとも時枝と論争した服部四郎は、
時枝よりはちゃんと『一般言語学講義』を読みこなしてましたよ。『言語学の方法』参照。
一方の申し分だけでなく時枝・三浦批判者の言にも耳を傾けませう。
時枝誠記とか三浦つとむの読者は盲信に陥りやすいからご注意。
川島正平氏然り。彼もお宗旨に凝ってる人みたいなのがねえ……。
12名無し象は鼻がウナギだ!:03/08/30 11:31
>>9
>一般言語学講義と、実際のソシュールとが違っていたとしても、
>言語学に影響を与えたのは
>一般言語学講義のほうです。

そのクールの方が読めてない(というか読んでない)んだってば。
時枝の話ね。三浦は時枝しか読んでない。

>少なくともその限りで、時枝・三浦のソシュール批判は的確だと思います。
君も読んでないクチみたいだね。
http://www.interq.or.jp/pluto/yassy/daini.html
↑どうも川島正平氏は、ソシュールが同一性と反復に就て
わざわざ比喩を挙げて語った意義がわかってないらしい。
あの列車や街路の比喩、ね。
同一性はラングにあり。パロールは個々別々なもの。
複数のパロールに同一性を見出すとすれば、それは最早ラングを論じてるのだ。
そして同一性無くして学問の認識もあり得ない。