>>546 いい本だ! 音声的実現の例なんかが、日本語(を母語とする)話者が実感できるように書いてあって
(もちろん「日本語音声学」だから当たり前といえばなんだが)、音声学やったことない人には、
母語話者でも気づいてなかった面白い知識が得られる。まあ薄い概説書だけど、
この本を読んで、そこから「他の言語(の音)はどんなんだろう」って興味関心がひろがるよ。
>>544 まさに教科書的な教科書だね。各論分野ごとの論述の詳しさにばらつきが結構あるけど、
「自分ではこの板で訊くのがふさわしい板だと思ったのに、なんでこの質問が板違いって罵倒されるんだろう??」っていう疑問が
解決すること多々ある(肝心の質問は解決しないがな)。つまるところ、
「言語学とは何か」をわかりやすーく書いた本ですね。