>>226 むしろ東京で猖獗を極めてるのは、チバラギ発埼玉経由で
入ってきた「〜だべ?」みたいなエセズーズー弁の方だよ。
「うたばん」でのSMAP中居の喋り口なんかが典型例だけど。
あ、これじゃ反論してるように見えるな・・・。
>226には完全同意ね。>227はその補足。
229 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/03 17:58:11
雅な京言葉とかよりもさ、荒っぽい関東弁のほうが受けがいいんだぜ。
230 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/03 18:42:50
>>226>>227 「じゃん」は静岡県西部が起源らしい。
愛知あたりでは「田舎臭くダサい言葉」とされているよ。
一方、
スマプ中居がよく使う「〜だべ」は、
もともと神奈川・東京多摩・埼玉など
関東南部・西部の本来の方言である
「〜だんべー」が廃れて、
簡単な形の「〜だべ」に置き換わったもの。
チバラギ起源とも言い難いような。(チバラギは「〜だっぺ(pe)」になる)
「べ」系の助動詞そのものは東京中心部(旧江戸市中)以外関東全域の方言。
>>230 >「べ」系の助動詞そのものは東京中心部
>(旧江戸市中)以外関東全域の方言。
とはいえ、明治からこっち、狭義の東京圏では一部の古老を除いて
ほとんど廃れた感のあった古層の関東語が、高度経済成長期が終
わってオイル・ショックを迎えたちょい後ぐらいから、またジワジワと
復活しだしたというのは、これは周辺県(の内、23区に直接隣接して
いない非東京圏)からの人口あるいは文化風俗の流入が影響してる
と見て、そう間違いは無かろうと思われるが如何。
「だべ」は神奈川で、「だんべ」が埼玉、「だっぺ」が茨城じゃないのか?
233 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 01:31:12
>>231 横浜中心部や湘南・三浦半島出身の団塊ジュニア世代のヤシらは
子どもの頃伝統的な用法で「だんべー」を使っていたそうだ。
中居の「だべ」とは明らかに用法が違っていたよ。
「べ」系助動詞は東京圏でも東京23区以外あまり駆逐されてなかったようだよ。
俺も一旦完全に廃れたあと北関東から入ってきたと思っていたが、
どうも話が違うらしい。
伝統的な「だんべー」から新方言の「だべ」へ直接置き換わったようだ。
このことを記述した新書があった希ガス。
234 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 02:11:22
>>226 関西人が「これぞ関東」と思うのは、
「ちゃってさぁ」
らしいのだ。ところが、「ちゃった」も関西にいても結構普通に
聞くのです。
「そこでなぁ、そうしちゃったやんか。でさぁ、あかん思うたやんか、
でさぁ、そこからがもっとあかんねんけど、やっぱりやっちゃった
やんかぁ」
というような会話がかなり本気のネイティブ関西人でも多い。
そこで、本人たちに「さぁ」が多いと指摘すると、
「そんなことあらへん。」
とムキになるところが、、、。
ただし、やっぱり「ちゃってさぁ」は関西では少ないかも。
「じゃん」もほとんどありません。
私が使った瞬間に、周囲の人に振り向かれたから。
>>233 なるほど。
なんか「首都圏における北関東からの言語圧」って
タイトルで、一本論文書けちゃいそうな感じだなぁ。
「うっそマジ、○○って超××じゃね?」みたいな、
首都圏の若者言葉に見られる平板アクセントって、
やっぱり北関東の無アクセント地帯の影響なのかなぁ。
>元々、ある地方の方言だった言葉のうち、勢いがある表現のものが
>環東京のヤンキー文化圏の若者の間でまず広がり、東京に入って
>そこから一気に各地に広まるというのが、東京新方言・・・。
ググって見つけたのを転載。なるほど、SMAP中居の「〜だべ」も、
80年代北関東ヤンキー文化にそもそもの起源を求められそうだな。