日本語の母音は3つで十分

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29名無し象は鼻がウナギだ!
>>24
要はこんな説だね。

先史時代の日本語の母音は、「ア」「イ(甲類)」「ウ」「オ(乙類)」の4つだった。
ところが、複合語の発生や用言の活用形の多様化などにより、多くの母音連続が生まれた。
しかし、母音連続を嫌う古代日本語では、これをことごとく融合して1つの母音とした結果、「イ(乙類)」「エ(甲類)」「エ(乙類)」「オ(甲類)」が生じた。
よって、歴史時代の初期の頃の日本語は8母音となっていた。
その後、平安初期までに8母音が5母音に整理されて現代に至る。
30名無し象は鼻がウナギだ!:03/06/14 14:27
上代特殊仮名遣いに出てくる乙類の母音は、これが単母音だったのかそれとも二重母音だったのかもよくわかりません。
場合によっては、

2音節間の母音連続⇒二重母音化⇒単母音化

という変化も考えられなくはないでしょう。