1 :
世界@名無史さん :
02/07/27 22:32 何なんですか? 授業で、英語学研究ってのをとったんだけど、思ってたのと全然違った。 音韻論とか、統語論、語用論とかをするのかと思ったら、分裂構文とか 小節構文とかやってた。 そこで質問です。 英語学ってのは、 @英語学概論などの本にのっているようなのを勉強するのか A「情報構文」とか英語に見られる現象を勉強するのか どっちですか?
>>1 は若いネ。
世の中のことは簡単にどっちか一方に片づくことばかりではないのだヨ。
英語学にも色々あるんだ。
英語学を名乗る書物にも色々なアプローチのものがあるし、
英語学と称する講義にも色々な立場のものがある。
授業で足りない面は書物で補って、
書物で足りない所は教師に訊ねるのがいいのサ。
偏らないで広く摂取することに努めたいネ。
なんか周りが見えてない人だね。
たまたま自分が読んだ本や、たまたま自分が受けた授業だけで
どっちかに判断しようってのが間違っとる。視野が狭いな。
>>1 よ、人間一生勉強ダヨ。
>>1 英語学「研究」ってからには、概論を手取り足取り教えてたって
しょうがないワケで…。
あと「周りが見えてない」ってのは、いきなりこんな板にこんな
スレを立てることをも言ったつもりです。
6 :
世界@名無史さん :02/07/28 19:50
ども、すみません。 いや、どっちかに判断しようとしたわけではないのですよ。 ということは、概論的には、語用論や音韻論などのいろいろな立場があって、 そういった角度から、英語という特定の言語を研究するのが英語学ってこと ですか? あと、5さんのおっしゃる、「こんな板にこんなスレを立てる」というのは、 こんな「専門的な板に、くだらない質問をするな」ということでしすか? もしそうなら、ごめんなさい。
単発質問でスレ立てるなってことだと思うが。
8 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/07/28 20:20
いや、こいつの疑問はまともな疑問だと思うぞ。 英語学ってのは、まず間違い無く英語学研究ってこと。 ただ、アメリカ構造主義言語学以来、英語学ってのは「言語学」になってしまった。 んで、その後、チョムスキー以来、ますます顕著に。 ってまでは、俺もわかる。 でも、実際、英語学とは何か?と尋ねられると正確に答えられる奴はそういないと 思うよ。 ちゃんとした答えが、出てないのがその証拠
9 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/07/28 22:36
「英語青年」に大津先生なんかが、そういうことを書いていた号があったっけ。
イギリスではphilology、アメリカではlinguistics。 日本ではどちらもひっくるめて英語学。
じゃあ、日本語学は?という質問は尋かないでおかう。
12 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/07/29 21:28
で、英語学って一体何なの?
煽るつもりは全くありませんが >8 >ただ、アメリカ構造主義言語学以来、英語学ってのは「言語学」になってしまった。 んで、その後、チョムスキー以来、ますます顕著に。 この認識は「言語学」をやっているヒトには許容されないと思います 「英語学」は「英語学」であって一個別言語研究の一つに過ぎないと・・・ ただ、理論言語学が扱っているのが主に「英語」でしかないという現実を反映している というならば許容できますが、「言語学」=「英語学」というのは違うのでは? 英語しか研究しようとしない自称「言語学者」がいるからややこしくなるのではないでしょうか?
>1 結論を言うと、どっちも英語学。 モーニング娘。で言うと、モーニング娘。で曲を出すのが概論 タンポポとかプッチモニとかミニモニとか後藤ソロで、曲出すのが、 現象の勉強 でも、どっちもモーニング娘。でしょう?それと同じ。
15 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/07/30 11:40
だから大学選びは難しい。
16 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/08/31 08:34
>14 その説明は違う。 英語の分析に用いる際の手段として、統語論、形態論、意味論などがあるわけだから。
>1 じゃ、マジレスするか。 分裂構文、小節構文:細かい言い方 音韻論、統語論、語用論:大まかな言い方 英語学概論:非常に大まかな言い方 英語学研究:とてつもなく大まかな言い方 例えて言うと、飯田香織とはっきり言うのが文節構文など モーニング娘。のリーダーと広げて言うのが統語論など モーニング娘。とさらに広げて言うのが英語学概論など 女性グループととてつもなく広げて言うのが英語学研究など
>1 英語学は学士だけでいいと思うなら、1のような違いはあまり重要じゃない。 授業についていくだけでいい。それで卒業できる。 修士や博士も英語学で取りたいなら、1の違いは重要。
あぼーん
20 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/09/02 17:03
>>13 > ただ、理論言語学が扱っているのが主に「英語」でしかないという現実を反映している
> というならば許容できますが、
いつの時代の話ですか?
21 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/09/02 19:59
うちの大学の英語学概論は、英語学概論ではなくてチョムスキー概論なので、 日本語の文とかも普通に扱ってたりする。
22 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/09/10 21:38
「英語学概論」をチョムスキーヲタが担当するっていうのは よく見かけるが、・・・・最悪だよ〜ん
23 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/09/25 19:49
普通だろ
24 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 13:37
He goes home.は合ってるけど、 He goes to home.は何で間違いなんですか? 前にtoが付く名詞と付かない名詞の違いを英語学の見地で教えてください。
24は高校生の質問なのか? どんな答えが出るか楽しみだな 英語学の見地ねえ
26 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 19:08
>>25 いえ、高校生じゃないです。
当たり前なことを「何故」と思って研究するのが英語学ですよね。
名詞によって、何故前置詞が付いたり付かなかったりするのを知りたいので。
一応、He goes home.のhomeは副詞扱いされてるのわかって 言ってるんだね?
home は様態の副詞なのでせうか?
29 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 19:56
>28 うーん やっぱり高校生じゃないのか?
26≠28だが何か?
>>27 「homeは副詞扱い…」をうけて「様態の副詞か」と言ったのだが何か?
31 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 20:19
どこをどう考えれば様態になるのかな?
32 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 20:32
英語板行け、26&28
to の後なら名詞。だとすると、冠詞(など)がないのはおかしい。ゆえに he goes to homeは過ちとされる。そっから考えて、どうして冠詞なんかが 出てこなくちゃいけないのかと考えると面白くなるとおもw
34 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 21:00
そういうレベルじゃなさそうだが mass nounになってるとは考えられないかな?
He went to Japan last Monday.の Monday は副詞的な扱いをするのに、 He arrived that beautiful day.の day は副詞的な扱いができない。 濃い修飾語句が名詞の前に来ると、副詞的な扱いができなくなる原因を 追求していたのです。 一言でいうと裸NP副詞になれる名詞でも、前に付く形容詞によって その名詞が副詞として機能する力を奪っている原因を追求したくて。
36 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 21:21
>>35 ということは、last Mondayのlastも副詞かな?
英語学で、26さんみたいな品詞の決定要素みたいのって、卒論で使える?
38 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 21:26
>>35 副詞的な扱いの違いってのがよくわかりません。
どんな違いがあるのですか?
>>36 すみません。例文を思いっきり間違えてました・・・。
40 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 21:32
一件落着
>26 正しい例文求む!
A:This is a good way which I want to go.
の way は副詞的な機能しますが、
B:This is a beautiful way which I want to go.
の way は副詞的な機能をしない。
これは「This is 〜〜 which I want to go」の後に意味的に来るものが
前置詞(to)無しでもいけるか or いけないかによるからだと思う。
A:〜〜〜〜 which I want to go (a good way).○
B:〜〜〜〜 which I want to go (a beautiful way).×
>>24 ではこの考えからの質問でした。
>>35 で言った「濃い」形容詞が前に付くと、
その名詞が副詞的な機能を果たさなくなると思ったのです。
HNを26から最初に投稿した24に変えました。
ちょっと訂正。
>>24 ではこの考えからの質問でした。
>>35 で言った「濃い」形容詞が前に付くと、
その名詞が副詞的な機能を果たさなくなると思ったのです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
>>24 ではこの考えからの質問でした。
>>35 で言った「濃い」形容詞が前に付くと、
何故その名詞が副詞的な機能を果たさなくなるのか
追求しています。
45 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/10 21:59
みんな、24が言ってることわかるか?
あれ・・・。オレ何か変なこと言っちゃったかな・・・。
47 :
2チャンネルで超有名 :02/10/10 22:19
>24 がんばれ! >これは「This is 〜〜 which I want to go」の後に意味的に来るものが >前置詞(to)無しでもいけるか or いけないかによるからだと思う。 >A:〜〜〜〜 which I want to go (a good way).○ >B:〜〜〜〜 which I want to go (a beautiful way).× コ難しい関係節を持ち出さなくても、 1) I went a good way. 2) *I went a beautiful way. で議論できない? 2)がNGだったら、24の予測が正しかったら、goの意味と副詞が関係していることになるよね。 でも、1)と2)の違いはgoodとbeautifulの違いだけなんだから、wayを修飾する形容詞とwayの意味が関係してくるかもしれないよね。 ちなみに、形容詞のない場合はNGだよね。 3) *I went a way. 3)は24の説明からは文法性を予測できないよね。 さぁ、どうする?
49 :
どうする?アイフル?じゃない24? :02/10/11 03:32
よーわからんが、予測うんぬんではなくコロケーションの問題ぢゃない? wayを副詞たらしめる共起条件として、その文の動詞と相性のよい一部の形容詞 があるよーんってことぢゃないの? 要は限定された形容詞に修飾された場合のみ、wayは副詞として機能する。 それ以外は非文。 で、その形容詞はバラバラで1つの範疇に収められない、つまり規則化できんって こと。 コロケーションは理屈ぢゃないってことぢゃな。 そうぢゃないってそれはこうぢゃと説明できる御仁がいらっしゃったら、 そりゃもうすばらしいことなんで、論文にして発表してほしいんぢゃけど
50 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/11 05:24
こんな簡単な英文の判断もできんで、よく英語学やってるな。 おまいら、もっと英語をやる。
>>48 動詞と次の副詞の関係。形容詞+名詞の関係。
様々な例文を挙げて、その2つを研究したら何か分かりそうですね。
感覚の違いでそれは×、というのがあると思うので
ネイティブに例文を確認してもらいながらやってみようと思っています。
3)については、今考え中です(^^;
>>49 その規則化できないとされているものを、どうにか説明付けられないかと
思って研究しています。これを論文で発表できたらすごいことですよね。
誰か説明できる人いないかなぁ・・・。
>>50 判断はできるんですよね。
>>42 で○×付けてるように。
ただ、それを説明付けられないものかと思って・・・。
そういう「当たり前なこと。でもそれって何故?」を
追求するのが英語学だと思っています。
話変わりますが、大阪市大て、認知系でしたよね?
>>52 >判断はできるんですよね。
>>42 で○×付けてるように。
いや、×の付いてるのも言えると思う。「美しい生(行)き方」だな。
wayにも日本語の「道」と同様に具象的な意味と抽象的な意味がある。
抽象的な解釈が成り立つときにgo 〜 way (目的格)がOKになる。
判断できない奴らと言ったのは、あんただけじゃない。
>>48 >2)がNGだったら、24の予測が正しかったら、goの意味と副詞が関係していることになるよね。
>>54 あの文章にその訳はちょっと疑問がありますが、
以前、ネイティブにこの文を言ったところ、
そのような言い方(×を付けたほう)はしないと言われたことがあります。
英語とはいえ、自分の母語が英語でないなら、ネイティブに判断を聞かないとね。 どんなコンテクストを与えられても、絶対無理かどうか、しつこく聞くべし。 漏れは絶対に例文を自分で判断しません。 goがどういう意味で使われるかによって、副詞の示す意味にも意味上の制限が出てくると思うけど、 それは統語で扱う範囲かどうか。。。
>>55 、
>>56 何度かインフォーマントテストやってると、判断の厳しい人、緩い
人がいるのが分かってくる。「詩とかでは出てくるかもしれない」
というほど想像力の強い人をインフォーマントに含めると、
go 〜 way (目的格)の結果は知れてる、ということ。
そばにいる一人か二人のネイティヴの語感を絶対視している
>>55 や
もともと意味の問題を統語の問題に局限して考えているらしい
>>56 は、いったい・・・
58 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/12 01:25
?
>>54 >>56 55ってそばにいる一人か二人のネイティヴの語感を絶対視しているんですか?
56では意味上の制限を統語で扱うことに疑問といってると思ったんだけど
それはいいとして、卒論のためにインフォーマントテストをするので、教えてください
インフォーマントテストで文法的だといわれたら、
意味の違いや自動詞・他動詞の違いは考慮に入れないで、いいんでしょうか?
それとも考慮に入れるんでしょうか?
>>58 >55ってそばにいる一人か二人のネイティヴの語感を絶対視しているんですか?
それならもちろん結構。しかし、
>>55 の文面からはそう推測せざるを得ない。
>56では意味上の制限を統語で扱うことに疑問といってると思ったんだけど
上の方の発言を遡ってみるとそのようですね。
>>56 さん失礼しますた。
「文法的」ねえ、「適格」、「容認可能」とかと区別してる?
通常、インフォーマントからOKが入る文は意味の容認可能性を含んでいる
けど、自動詞・他動詞の区別は含んでいない。自動詞・他動詞なんて理論的
構築物で一般話者は、同じ動詞の同じ意味の用法ですら、文脈によって、
目的語が省略されている方をOKとしたりされていない方をOKとしたりする。
私は、Archibald HillやBollingerの考えに近いから、余り参考にならないYo
#煽りが2chの特徴って知ってるよね(-
#それが嫌なら普通のメーリングリスト言ってください。英語圏のは多いYo
>>59 ×それならもちろん結構。
○そうでなければもちろん結構。
×#それが嫌なら普通のメーリングリスト言ってください。英語圏のは多いYo
○#それが嫌なら普通のメーリングリスト逝ってください。英語圏のは多いYo
61 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/10/13 09:43
>>59 参考になりました。ありがとうございました。
>>54 A colorless green idea sleeps furiously.はどうでしゅか。
>>62 どうって、何がどうなのか分からんが・・・
主語が複数ならChomskyの文だよね。そのChomskyの文が
「自然」である詩を作った人がいたと思う。しかし、普通
の解釈じゃなくて比喩としての解釈だった。それもかなり
苦労していたような気がする。主語が、単数になったから
といって余り変わらないと思う。
意味論的には、ideaが人間を表せればいいが、人体の一部が
人を代表することはあっても抽象名詞なので無理っぽい。
だから、主語と動詞(句)の結びつきはごく悪い。
夢の中で激怒していて、それが寝言や表情に表れているなら、
動詞と副詞の結びつきは、分からないでもない。
さんざん議論された文だと思うが・・・
いずれにせよ、意味論の場合は、比喩的かどうかが一つの
分かれ目になると思う。
A comma ate the door と同じだろう。
65 :
名無し象は鼻がウナギだ! :02/11/14 22:03
age
(^^)