Chomskyの、Chomskyによる、Chomskyのための文法

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166(´∀`)
>>160
個人的にはこの手の話し(何をいまさらというほど昔からあるネタ)は生成とは
かなり乖離したレベルでの現象論だと思うにゃ。生成にとってはproでもconでも
ないにゃ。実際の言語活動が脳のある領域の活性化と呼応しているとして、その
領域を生成的な意味での言語能力の所在としての「文法中枢」と決めてかかる
ことに懐疑的にならざるを得ないにゃ。運用には言語能力以外の様々な要素が
総動員されるからにゃ。また、もしそれが種固有の文法中枢だと分かったとしても、
生得的遺伝的プログラムの所産かどうかは依然、不明のまま残るのにゃ。
酒井氏とは以前どっかでご一緒した記憶があるにゃが……。