肌色という単語を思い浮かべると私達は一般に色鉛筆の肌色の様な色を考えます。
しかし、肌の色というのは大まかに分けると黒・白・黄になります。
そして、私達の「肌色」は黄です。
私達はこのように考えさせられてきました。これが「普通」だと
思っていたのですが、これが人種差別につながっているのではないか?
そんなことを考えてみました。
2 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/29 23:42
2 ゲット
3 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/29 23:48
40年前から議論し尽くされた骨董ネタですが何か?
今は「はだいろ」の入ってない色鉛筆やクレヨンもあるね。
あの色そのものを入れてないのか、それとも名前を変えているのか?
いずれにしても、これが「はだいろ」だと子供に教えると、みんなが人の顔をあの色に塗りたくるようになって、表現力が伸びないからよくないと思うよ。
日本人は、肌の色で人を差別したことがないとはいえないが、ほかにもっと問題の大きい差別がいろいろある。
5 :
すいません大バカ者です:02/04/29 23:57
たとえば?
6 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 00:28
変更されたよ。
肌色→ペールオレンジ
7 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 00:31
>>4 大体同意。
> あの色そのものを入れてないのか、それとも名前を変えているのか?
最近は、色はそのままで名前が「ペールオレンジ」になってたように思う。
まだ「はだいろ」だった十数年前から、すでに英語名は pale orange だったはず。
やっぱり、英語の国ではもっと早くから問題になってたんだろうね。
flesh と書いたのも見たような見ないような……
>7
ケコーン!
9 :
すいません大バカ者です:02/04/30 00:48
ほんとすいませんでした
これから本とか沢山読んでみます
勉強になりました
10 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 01:48
でも、逆に考えると、
日本語らしい(いかにも日本語的な)発想を
なくして(否定して)しまうことになると思うんだけどな。
11 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 01:51
そのペールオレンジってのが最低なんだよな。
日本人の大部分はあの「はだいろ」といわれていた色をみて、
「うすいオレンジ」とか「うすいダイダイいろ」とか思うかなー。
もちっとましな色名さがして来れなかったかね責任者(誰?)。
12 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 02:06
材木色とか
幼稚園くらいの子供に色鉛筆で絵を描かせると、
水は水色、肌は肌色に塗ってしまうんだよ。
子供って、自分の視覚よりも言葉を信じてしまうようなのだ。
美術教育の観点からいくと、物を連想させる色の名前は良くないと思う。
それは不当な差別だ
――シタン・コクタン材輸入協会
15 :
sky bleu:02/04/30 03:03
ドイツのファーバーカステルという有名な画材メーカーが
あって,そこの色鉛筆は100色を越えるラインナップ。
わたしも愛用する画材メーカーなのですが,色の名前には
基本色は別として大別すると(以下直訳)
混色系:
青緑,のたぐい
自然系:
杉の緑,クジャクの青
顔料(ケミカル)系:
カドミウムレッド
美術系:
ヴァン・ダイク茶
属性系:
パーマネント・グリーン(なぜ恒常的?)
といった具合で,恣意的なりに面白いです。とくに
美術系というのが結構面白いものがあった。
それで,言いたかったことは英訳すると「スカイブルー」
が,灰色がかった陰気な色だったこと。ドイツの空って。
と,なにか腑に落ちたような気がしましたね。
16 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 07:01
黒人だって、手のひらは肌色だよ。
17 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 07:30
第一、学問的に〜色人種と外見分けしてること自体前時代的。
混血などは〜色人種とは言えないし
これは昔の名残かな。
ネグロイドだのにすればいいのに
18 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 07:36
→色で外見分けしてること
19 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 07:43
ネグロイドは黒ではなくて茶色のようにも見えるし、中には色白の人
もいる。
アングロ(北欧など)は青っぽいピンク系色や黄系色もいる。
(→暖色、寒色系の違いか)
日本人も同様
肌色はむずかしいかなァ。本題からずれてるかsage
20 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/30 07:44
茶色→茶系色
あらためてこんな風に肌色で分類してるって、どうなんだろ。
19
アングロ・・寒色のピンク系下地の土台(?)か
>>11 だいだいと白を混ぜるとだいたいあんな色になりますが、何か?
>>13 君はゴンブリッチとかケネス・クラークを読んだほうが良いよ。
そもそも美術っていうのは、そういうもの(視形式)の歴史なんだから、
その大基礎を学んでから、そこに留まるなり、超えるなりするのが順当。
それと、色名云々もちょっと怪しいし。
太陽を赤に塗る、空を水色に塗る(これは「空色」があるが)、
地面を茶に塗る、いづれも対象と色名に相関はない。
フツーの体調のときに吐いたゲロはあんな色になりますが、何か?
25 :
ウルトラマンコスモス:02/08/05 17:57
日本国憲法(国のあり方を定めた法)は、個人主義を定めています。
それは、戦前、全体主義だったわが国が、悲惨な戦争に突入し敗戦したという
苦い経験の反省に基づきます。
別にみながまったく一緒じゃなくてもいいでしょ?
みなが一緒じゃないと安心できない集団(A型集団)がいて、その集団が
異質分子を排斥しようとする。
26 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/06 01:19
>pale orange
これはオレンジを連想させないのか?
27 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/06 04:53
日本語は、一番良い物に対して、そのカテゴリーを代表させる単語や、
最も短い呼称を与える性質がある。
単に「鯛」と言えば、レンコ鯛でも黒鯛でも的鯛でもなくて、真鯛を指し、
単に「ふぐ」といえば、サバふぐでも、シマふぐでもなく、とらふぐを指す。
「天気」といえば「晴れ」、「月見」といえば、半月でも三日月でも満月を
眺める。
新しく質の良いものがもたらされ指し示すモノが入れ替わった、「桃」、
「いちじく」の例もある。
「肌色」と言えば、当然、日本人の美意識で最も良い状態の肌の色を
指す。
それは、地黒でもなく、蒼白でもなく、土気色でもなく、日本人に
とって健康で且つ美しい肌をさすものである。日本人の美意識が
変わったり、或いは、血筋が替わって肌の色が変われば、「肌色」
の指し示すものがかわるかもしれんがのぅ。
私は〜女〜。
化粧をするようになった頃から「肌色」なんて言葉使わなくなったの〜。
どんな色か不正確なんですもの〜。
ファンデーションは、私は黄色が強いから「オークル」よ〜(オークルにも色々あるけど)。
日本人のかなりの割合は「オークル」が合うらしいのよ〜。「ベージュ」よりもね。
今の女性は、肌の色に関しては相対化した感覚を持ってると思うけど。「肌色は肌色じゃ」じゃあ話にならない。
最近は「肌色」っつったら読んで字の如く「(誰かの)肌の色合い」かと思っちまう。
「肌色」ってさー、小学校の図画の時間に擦り込みされるだけで、
ホントはあんまり使わないと思うけど。
29 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/06 12:56
パールピンクじゃないの?ピンク真珠色
肌といっても体の各部分でそうとう違うぞ。色素沈着している所もあるし…
あーもう、面倒だからRGB要素をパーセンテージで表記すりゃいーだろ。
32 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 16:49
>>1 >私達の「肌色」は黄です
これっておかしくないか?
昔から疑問に思ってたんだけど
どうしても「黄色」には見えないんだ
欧米人(英語?)とかの感覚だろ
黄色って「イエロージャーナリズム」とか
あんまりいい意味で使われてない気がする
日本人(もっと広くモンゴロイド)として「木肌色」とか「木肌色人種」とか
新しい呼び方を考えた方がいいと思う
>>32 白人コンプレックスとその裏返しの人種偏見が猖獗をきわめる
2ch地理・人類学板に
「白人をピンク人と呼ぼう」みたいなスレがしょっちゅう立つけど。
34 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 17:00
「肌色」は日本語でしょ?
それをスキンカラーとかなんとか翻訳するからいけないんじゃねぇの?
「日本ではこの色のことを『HADAIRO』っていうんだよ、意味は皮膚の色って
ことで、日本人の多くはこんな色の肌をしているのよ」といえば、文化の差異の
説明になりこそすれ、差別なんかとは無関係だとおもうがねぇ。
35 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 17:02
32は黄色に見えてるの?肌の色が?
言葉にひきずられてるんだね
脳味噌が
36 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 17:03
33の間違いだった
37 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 20:24
まあ、ポリティカリー・コレクトに言えば
淡色人種――中色人種――濃色人種
みたいに言えばいいのかも知れないがね。
ところで、玩具のLEGOや、アニメのシンプソンズファミリーなんかで
人種をニュートラルにしつつ、原色(必ずしも減法の3原色ではない)
の色調を維持しようとすると、肌の色は黄色(まっ黄っ黄)になるん
だよね。
38 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/26 23:59
>>37 >淡色人種――中色人種――濃色人種
そもそも人種は肌の色のみで決まるわけじゃないので、これもナンセンスね。
白色、黄色、黒色なんてのも、今日では学術的な場では使われないし。
肌の色でわければ、↓こんなことになる。
淡色人種・・・・・東北地方の色白の人。白子のニグロイド。
中色人種・・・・・イタリア人、スペイン人。
濃色人種・・・・・インド人、アラブ人。
「白人」は、西洋に19世紀以前から住み着いているコーカソイドを総称する
単なる自然言語。(具体的には、主として北方人種 Nordic、東ヨーロッパ人種 East-European、
アルプス人種 Alpine、ディナール人種 Dinaric、地中海人種 Mediterranean)
「黒人」も自然言語だが、ほぼ「ネグロイド」に対応する。
34さんに全く同意。
白・黄色・黒などというのは人種を色分けするときの
便宜的な言い方。
白人はどちらかというとピンクだったり黒人はブラウンだったりする。
肌色をスキンカラーと訳すなら黄土色はどう訳すんだろ?
>>38 それはそうですね。ポリティカリーなんたらは取り消します。
ただ現実問題として日常生活ではホワイト・ブラックは使われますよね。
よく「犯人は銃を持った白人男性で…」なんて刑事ドラマに出てきますが
あれは英語ではどう言ってるの? 「コーケイジァン」じゃないよね。
「コーケイジャン」です。映画だけでなく実際にも使われます。
黒人・黄人についてはスマソ失念〜
>>41 ひえー、そうなんですか! 勉強になります。
43 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/27 01:36
>>34 >「肌色」は日本語でしょ?
>それをスキンカラーとかなんとか翻訳するからいけないんじゃねぇの?
肌色は英語ではふつうFleshまたはFlesh Colorという名前で呼ばれます。
Fleshは本来「肉」のことです(Fresh新鮮と混同しないように)が、
色名としてはいわゆる肌色のことで、典型的白人の皮膚の色、即ち黄色みを帯びたピンクです。
日本語の「肌色」というのは、西洋絵の具が輸入され始めた時にFlesh Colorを
肌色と翻訳したのが始まりだと思います。
44 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/27 19:42
そうだとすると、日本で使っている「肌色」は、「西洋人の肌色」だった!
美術教育史をきちんと調べないといけないが、その可能性はあるね。
いまの絵の具の「肌色」に近い色は、江戸時代なんかにはどう呼んでいたの?
(「日本の伝統色」のカラーチップ誰か持ってない?)
グレーのことを日本ではねずみ色って言うけど、黒いねずみや茶色いねずみもいるわけで。
「水色」の水なんて飲む気がしない
日本人がひどい貧血になると、皮膚から血の赤い色が抜けて
本来の黄色が見えてきて、黄色人種であることを実感します。
>>44 確かに「肌色」は白人の乳幼児の肌の色が一番近い感じがする。
>>13 それはあるね。
肌や水以外でも、木の幹は茶色で葉は緑のような刷り込みがあって
それにそったものしか描けない子が多い。
なんとか固定観念を植え付けずにすむ方法はないものかな。
日本語でも外来語でも具象的な色の名前の感覚って
すごく味わい深くていいものだけれど。
茶の色は緑というやつか。
50 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/05 19:31
茶色って色盲の人が命名したのか?
茶色の茶なんか見たことないのだが。
茶葉の色は緑茶で緑、紅茶、烏龍茶で濃い灰色または黒
どう見ても茶色には見えない
51 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/05 19:59
>>50 その話はどっかで結論が出てたな。もとは草木染めの色ってことで。
>>50 「茶色」は、茶しぶの色です。
>>43 >>44 「はだいろ」のクレパスで顔を塗り、緑で影をつけると、白人のようになります。「はだいろ」は絶対、「白人の肌色」だと思います。
日本人の顔は、「レモンいろ」で塗って「おうどいろ」で影をつけるのが、いちばんそれらしいです。
53 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/05 23:11
この「肌色」については高島俊男がすでに書いている。
1はそれをネタにしたのではないのか。
>53
また、高島俊男かよ。
肌色の話なんて昔から語られてるんだよ。
あほ
最後の1行さえ無きゃ、
>>54は嫌われないで済むのにな…。
56 :
ウルトラマンコスモス:02/10/20 13:39
アメリカでも人種差別をするのは、底辺の人間だそうだよ。
そうしないと、自分たちがやっていけないから。
57 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/21 16:22
>>7>>43 英語の「肌色」は「白人」専用だったが、それではまずいから「フレッシュカラー」
から「ペールオレンジ」に名前を変えたところも一部にはある?
ということは、「ペールオレンジ」は最近考え出された名前?
それとも「桃色」と「桜色」のように、どちらも昔からある名前?
もしそうなら、そもそも「ペールオレンジ」は人間の肌の色を表現するために考えられた色彩?
>>11>>26外国語から借用して一件落着とするのは、確かに安易だ。
「日本語と外国語」(鈴木孝夫著、岩波新書)
問題は、日本で出版されている英和辞典だ。いまでもほとんどが、orangeの
見出しに対して、果物としてのオレンジ、蜜柑、橙(だいだい)などをあげ、
形容詞としては、これもオレンジ色、蜜柑色、だいだい色といった説明に
とどまっている。これでは日本人の学習者が、英語のorange色と日本語の
オレンジ色の違いに気付かないのも無理はない。私の考えでは、「日本人の
目には茶色の一種としか見えない色彩も、時には色としてのorangeに含まれる
ことに注意」といった説明を加える必要があると思う。(p13)
58 :
名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/21 22:47
40年ほど前の微かな記憶だが、
母親の化粧用のファンデーションは、確かに肌色だった。
その、妙に華やかな色彩を顔になすりつけていた。
その当時は、やはりみんな肌色の顔を目指していたのだよ。確かに。
(^^)
(^^)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
http://osaka.yomiuri.co.jp/new_feature/kokoro/jyuku06.htm 社会福祉法人「いのちの電話」の斎藤友紀雄事務局長は、「『いじめ』は
世界中で起きていますが、日本の場合、その一番大きな原因は、異質なも
のを認めないという精神文化に根ざしていると思います。偏差値教育や核
家族化によって孤独を強いられた子どもたちは、必死に自分の居場所を求
めるのです
が、性格や能力が集団と調和しない子は、集団から排除されてしまう。つ
まり、村意識が働いて、村八分にされてしまうのです」と語る。
<差別いじめをなくそう>
日本国憲法(国のあり方を定めた法)は、個人主義を定めています。
それは、戦前、全体主義だったわが国が、悲惨な戦争に突入し敗戦したと
いう苦い経験の反省に基づきます。
別にみなが一緒じゃなくてもいいでしょ?
みなが一緒じゃないと安心できない集団がいて、その集団が
異質分子を排斥しようとする。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
白人が最初に見たアジア人が、体調悪く体中に結石があったから肌が「黄色」くなっていた。
と思ってるのは俺だけ?
「アクティブタイトルバーの色」というと青を思い浮かべるのは
シルバーな配色を使っている人とかへの差別ですか
69 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/01/02 04:19
そういえば昔、戦車プラモデルつくってたころ、
パクトラタミヤ(?)(田宮模型)とかいう塗料が発売になって、その中に「フレッシュ」という色があった。
いま思えば 「FLESH」 だったのだな。肌色にしてはえらく白くてピンクだった。
70 :
名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/03 09:56
>32
たしかにフローリングの色が
自然界の中では一番日本人一般の
色に近いような。