違くて、ちげーよ 統一スレ

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47名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/20 19:34
>>46
ク活用って聞いたことない?
動詞と形容詞の活用の差はわかる?
言語学用語における「類推」の意味は知ってる?
まあ文法書を一から読み直した方がいいよ。
48あやの:02/04/20 19:41
ク活用って『かっ・かっ、く、う・い・い・けれ』ですか(笑
というより、私の学校は中学からエスカレーター式の学校なので
中学校の方まで行ってこれを中学生に説明するという試練があるのです
そして、それを中学生に評価をいただくなんとも悲痛な説明会なんですが
中学生がどこまで知識を持っているか・・、ついでに中2です。
>ク活用って『かっ・かっ、く、う・い・い・けれ』ですか(笑
ちげーよ!
やっぱ中学生に戻って文法をやり直しなさい。
50あやの:02/04/20 19:51
そうなんですか・・(汗
ちょっと勉強し直します。
51あやの:02/04/20 22:50
できましたっ!!!!!!!!!
こうですか?

『違くて』は普段の会話上でよく使われ
とっさに出てくる言葉で言いやすいのも確かである。
しかし、『違くて』と言う言葉自体、使い方が間違っているのである。
『違くて』に似た使い方で同様に間違似た使い方である
「違くない」「違かった」そして「違くて」という言葉で
見てみる時、どうしてこの使い方がふさわしくないのかと言うと
「違う」という言葉自体が形容詞ではなく動詞だからである。
「違う」などの動詞は“違わない・違う・違えば・違った”という様に
活用するのである。従って「違くない」「違かった」「違くて」などは出てこない。
一方、形容詞の場合。例えば「赤い」で見てみると
“赤くない・赤い・赤ければ・赤かった・赤くて”という様に活用する。
「違う」は活用上では動詞であるものの、歩くなどの動作があるわけでもなく
「同じではない」という状況を説明するときに用いられるものなので、
意味だけでは形容詞に非常に近いのである。
※(英語で「違い」・・・different→形容詞)
なので、「違う」という言葉を形容詞の様に
“違くない・違い・違ければ・違かった・違くて”と
無理やり、活用したものが『違くて』などのものである。
52名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/21 02:07
>>51
中学生相手に説明するのなら、割といい線行っているのではないか?
53通りすがり:02/04/21 02:49
>>51
うん、わかりやすい。
54名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/21 10:05
俺としては、
「間違っていることを知らずに使っている人」と「間違っているとわかっていて
面白がって使う人」がいることについて触れたい。でも>>51はわりと良いネ。
55あやの:02/04/21 12:17
どもぉです。明日がんばってきますねぇ〜☆
アドバイスなどなどありがとうございました。>>54
56名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/21 13:11
>>51
形容詞の活用で未然形を忘れてるね。
暗記しなさい。「かろ、かつ・く、い、い、けれ」「未然、連用、終止、連体、仮定」だ。
57名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/21 13:36
意味の違いもあるんじゃないですか。
「ちがくて」=「ちがって」ではないですよね。
ちがくては「そうじゃなくて」という意味に使うように思います。


58名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/24 21:46
あやのタンの報告聞きたいage
59名無し象は鼻がウナギだ!:02/04/29 14:17
Mr Children『Everything 〜i'ts you』
♪〜例えばそれが 恋とは 違くても〜
60大発見?:02/05/11 23:54
NHK板の某すれの中に

>912 :名無しさん :02/05/11 23:37 ID:???
>>898
>いゃ、違いのでは?バカとハサミと使いよう
>と同じだと思う。まさかこんなになるとは誰も予想し得なかったのでは。
>しかし、あのルナママはマジで不気味だった。

というのがありました。これって、形容詞「違い」の連体形がとうとう出現したということ?
だとすれば、初めて目にしました。
単なるタイプミスかなあ。ローマ字入力でもうといは隣りあってるし……
う〜、本人に聞きたいが……
61名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/12 01:00
ふだん「ちげーよ」と言っている人なら、「ちげーんじゃねーの?」
はすんなり出てくるのでは。それを彼なりに文章語にするとこうなる。
まあ大発見の証人になってあげるよ。
62名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/12 01:30
>>60
普通に i と u を打ち間違えただけだと思われ
6360:02/05/12 19:49
>>62
本当にそう思う?手柄ぶるつもりは全然ないから冷静に検証したいけど。
「好きくない」「違くて」が私に意識され出したのは昭和50年代中ごろの
漫才ブームで、サブローシローがギャグに使っていたあたりから。ただしそのコンビ
自体はあの当時、ギャグの一環として使っていた節がある。
「大き-くて/-くない」という既存の(非常に多用される)表現がある場合、類推が
一度働くと非常に定着しやすいものだけれど、「好きくない」の方は意外と市民権を
得られなかったのかも。「好き-くて/-かった」→「好きい」という表現はついに
ほとんど登場せずここまで来ました。口語では「美しい」より「きれいだ」が好まれる
のは、「です」との親和性からでしょうか。「好きです」があるのに「好きいです」とは
わざわざ言わない。
一方「違くて」はもともと「違い」という名詞が存在していたり、「高くて」「短くて」など
類推の対象が豊富なこともあって「違かった」まではかなりスムーズだったよう。
正しくは「違っていた」というべき所を上記のように言うのは経済性とか「ている」と
いうアスペクト?をつけたくない時に排除できたりとか意味があるので受け容れられ
やすいとも考えられる。
「です」との親和性も悪いし(「違いです」よりまだ「違います」の方がしっくりくる)、
「ちげー」はそれに比べると相当新しい言葉(せいぜい10前くらいから?)でしょう。
「違っ-て/-た」→「ちが-くて/-かった」→「違ければ」
「違うよ!」→「ちがぁ(ぅ)よ!」→「ちげーよ!」→「違いよ!」→「違い。」
私は「違い。」「違ければ」は今の所まだ聞いたことがない……のですが、
形容詞化の例として身近な「〜みたいだ」だと、
「〜みたい。」→「〜みたいの」→「〜みたく、」→「〜みたくて」→「〜みたかった」
の順番で出てきたように思う。「〜みたい。」は女言葉的に昔から使われていた形だけれど、
「〜みたく」が出たのは昭和50年代くらいからかな。それからしばらくは変化せず、
平成のはじめごろ、はじめて「〜みたくて」を耳で聞きました。
オーラルで「〜みたかった」を使ってる人を初めて目にした時(おととしくらい)は
やっぱり衝撃的だった。「見たかった」とアクセントが全然違うため、出づらかった
ようだけれど、とうとう出たか、という感じ。
マンガやジュニア小説という媒体が出てきて以降、その性質上、口語をたやすく
活字に固定するので、昭和の終わり以降、はじめは誤用だった表現が若い世代を
中心に違和感なく使用されるまでのサイクルは短くなっているはずです。
今後はさらに携帯メールという<文字媒体>がその動きを加速してゆくのかも。
気が付いたら大論文になってしまった。長文ご容赦。
6460:02/05/12 19:57
途中、めちゃくちゃだわ(汗 15行目以降を、
------
やすいとも考えられる。
「ちげー」はそれに比べると相当新しい言葉(せいぜい10前くらいから?)でしょう。
「違っ-て/-た」→「ちが-くて/-かった」→「違ければ」
「違うよ!」→「ちがぁ(ぅ)よ!」→「ちげーよ!」→「違いよ!」→「違い。」
私は「違い。」「違ければ」は今の所まだ聞いたことがない……のですが、
「です」との親和性も悪いし(「違いです」よりまだ「違います」の方がしっくりくる)、
出づらいとは思う。
------
に訂正します。
いゃ、違いのでは?
↑大論文のあとにこうして反論が始まったら思いっきり脱力するね。
66名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/12 21:54
キーボードの u と i って隣同士だから普通に打ち間違いだと思うよ。
67名無し象は鼻がウナギだ!:02/05/13 00:07
いゃ、近いのでは?
の打ち間違い、を疑ってみる。
68名無し象は鼻がウナギだ!:02/06/29 22:39
age
69名無し象は鼻がウナギだ!:02/07/09 20:51
age
ロックンロールは 麻薬みたく心を酔わせるわ

萩原健一が唄う「ラストダンスは私に」の訳詞(?)にある。
71名無し象は鼻がウナギだ!:02/07/30 19:57
以前から形容詞「違い」(終止形は幽霊?としても)が気になっていた者です。
ここまで大変興味深く読ませて頂きました。
個人的には、形容詞「違い」の全ての口語活用形の用例を市中で耳にしています。
「チゲーよ」は終止形、「チゲーのは…」は連体形と解釈できましょう。
「そうだろうが違かろうが」「違ければ」などの形を自然に使う友人(1971生)が居ります。
語幹の用法「違すぎる」もありますね。
なお、「チゲかれ」という文語命令形、ならびに
「違さ」「違み」といった形容詞から派生する体言は、まだ耳にしていません。

>>70 スレッドが違いと思います。
7271:02/07/30 19:59
>>70
失礼しました。「〜みたく」も議論されていたんですね。
7371:02/07/30 20:02
度々すみません。71で「チガかれ」とすべき個所が
*間違くなってました。
74名無し象は鼻がウナギだ!:02/07/30 20:07
>>71
>そうだろうが違かろうが
「そうだ」にしろ「同じだ」にしろ、「違う」の対義語は形容動詞な
のに、それに合わせようとしないで、動詞→形容詞になってしまうと
ころが何とも因果なもんですな。
75名無し象は鼻がウナギだ!:02/08/17 16:38
みなさん。
今後「ちがくて」はどうなっていくと思われますか??
「違い」は「高い」みたいな形容詞になったっつーことだから、
「違める」みたいな動詞や
「違さ」みたいな名詞が派生するんでないの?
77名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/07 22:25
age
78名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/23 18:56
>>76 良い予想ですね。「予言性」「反証可能性」あと何だっけ、の科学の
原則からも検証してほしいです。このスレのすすみ具合にあわせて覗きに来ます。
79名無し象は鼻がウナギだ!:02/09/24 06:22
ちげーねー
80名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/20 00:17
age
81名無し象は鼻がウナギだ!:02/10/20 00:38
山形市では「違うくて」
82名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/01 00:45
age
83 :02/11/13 15:51
てか、こんな言い方してんのは関東だけ。
他の地域では聞いたことない。
>>83 ちげーよ
85名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/15 16:31
>>84
じゃあ、どの辺からどの辺までの地域で使ってんの?
私は愛知県に住んでるけど、東京出身の大学の友達が「違くて」使ってて「そんな風に言う人って本当にいるんだ〜」って思ったよ。
少なくとも愛知県以西では使ってないと思われ。
ま、「ちげーよ」くらいなら使ってる人たまにいるけど。
でもそれも中学んときドラマで聞いて「“ちげーよ”って!」てつっこんでたな。
86名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/15 19:04
俺は「違いますよ」って言うよ
87名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/15 19:23
正しいか否か以前に「違くて」も「ちげーよ」も、とても醜く感じられる。

「違くて」=「違う」+「じゃなくて」?

「ちげーよ」に代表されるように、若者言葉は、顎の力を使わずに
楽に(だらしなく)発声できるように変化させたものになるのだろう。
斎藤孝氏は嘆いているに違いない。
じっさいマンガやドラマで多用されたからね。
DQN若者層では全国的に使われつつあるでしょう。
廃れるのも早いかもしれんが。
89名無し象は鼻がウナギだ!:02/11/17 08:36
「そうじゃなくて」
山形では「違うくて」か「んなぐ」だね。
>87
斎藤孝って、「声に出して読む日本語」のヤツか。嫌いだ。
そんな事であいつに嫌な思いをさせる事ができるなら、
使ってみようか「ちげーよ」。
91名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/21 14:28
age
>>1
そんなもん東京の若者だけだろ。
他の地方では若者もそれを不快に思ってる
93名無し象は鼻がウナギだ!:02/12/21 19:30
関西では昔から「〜と違うて」と言うぞ。
それは動詞連用形の音便では・・・
なるほど、標準語では形容詞がテの前に来るときは「く」、
動詞はイ段・エ段・っ・ん(デ)であり、区別があるが、
「高うて」「暑うて」
「使うて」「貰うて」
という方言だと、動詞と形容詞の区別が曖昧になりがちだってか?
なるほど
近畿地方人の漏れ及びその周りの子供らが
「〜と違った」というのを「〜と違うかった」と言っていたのは
もしかしたらそれが関係しているのかもしれないのか。