例えば There is a cure for every disease. というsentenceだったら すべての病気を治せる一つの治療法がある。 っていうのと すべての病気に一つずつ治療法がある。 っていうふうに意味がとれるんだって。 こうやって、everyみたいなquantifier(数量詞)に着目すると 意味が曖昧になるものをscope ambiguity というんだってさ でも>>1 のsentenceに意味が二つあるのか分からないから考えてたの あと誰か scope ambiguity に関する手に入れられる本なんかがあったら 教えてください。
(2) [NP1 One apple in [NP2 every basket]] is rotten. (3) a. [NP2 every basket] [[NP1 one apple in t/NP2] [S t/NP1 is rotten]] b. [NP1 one apple in t/NP2] [[NP2 every basket] [S t/NP1 is rotten]]
逃走派先生、解説ありがとうございます。例によっては 現実に考えにくいということもないです。 One steudent from every class came to the faculty meeting. もevery>oneの読みしかない。現実的には10クラスあって、 ある学生がその10のクラス全てをとっていて、そいつが 会議にやってきた、という状況だって充分あり得る。
>One steudent from every class came to the faculty meeting. >もevery>oneの読みしかない。 そもそも One student is/comes from every class. One apple is in every basket. という言い方ができないような気がする。 だとしたらMayの議論は成り立たないと思う。 でもなんでできないのかな? これは every の意味論にかかわる問題だと思うんだけど。
I think "One student is from every class" is fine. I will check with some native linguist, and get back to you on this. "One apple is in every basket" is weird, situation-wise.
あ、言い方ができないというのは one > every の読みがない(のでは?) ということでした。 One student is representing every class. ならどっちの読みもあるけど。
>>every の意味論にかかわる問題 >どういうことでしょう? every と all の意味がどう違うかというのは多分よくわかって ないんだけど、 1.All doctors she met told her she's pregnant. 2.Every doctor she met told her she's pregnant. 複数の医師に同時に同じ場所で診断してもらって、という解釈は 2の方ではとりにくい。 継起性というか、局面が別というか、そういうnuanceがeveryの 方にはあると思うんだけど。 3.One student represents every class. 4.One student represents all the classes. 3.の方(one > every の読みで)が、ある学生が複数の役職を 「掛け持ち」してて、4.だと学生代表というただ一つのポストがある、 という感じがするでしょ? 5.One student is from every class. これの one > every はどうしてもとりにくい気がするなあ… 気のせいかな? いや、絶対だめだと思う (強気)。