16 :
名無し象は鼻がウナギだ!:
プロポーショナルが初期設定になっているのは、等幅より見栄えが
いいから。等幅使えばいいのはわかるけど、きれいじゃないんだよね。
拗音なんかも一定幅取るから。
オフィスには縦書きにすると縦軸で中心線を取ってくれるフォントが
あるんだけど、ウィンドウズ標準では右にずれて見苦しい。
情報ありがとう。レイアウトグリッドラインね。さっそく試してみます。
>プロポーショナルが初期設定になっているのは、等幅より見栄えが いいから。
それも横書きでは、の話でしょ? 縦書きでプロポーショナル・フォントなんてあり得ない。
それに横書きでもメールで改行位置を合せるにも等幅フォントは必須だし。
それと縦書きにするのはHTML文書ですよね?
ワード文書をアップロードするってことなら話は全然別ですから。
うちはCSSで縦書き・横書き切替可能にしたけど、
別にベースラインはずれませんよ。
テーブルやPREタグを使った擬似縦書きは論外。
18 :
名無し象は鼻がウナギだ!:01/10/06 12:10
んや、縦書きのプロポーショナルってあるよ。たとえばHGPゴシックなどは
「つ」とかの上下幅をきちんと狭めてくれる。しかも縦軸で中心線を
取ってくれるフォントですから、縦に並べてきれいです。ただし
ウインドウズ標準ではないので、次候補としてウインドウズ標準の
フォントからも選ぶ必要があります。
で、レイアウトグリッドラインをプロポーショナルのMSP明朝で
試してみましたが、やはり文字を縦軸でセンタリングしてはくれま
せんでした。参照先の文書もじっくり読みましたが、内容からは
できそうにありませんね。ウインドウズ標準添付フォントは左寄せの
プロポーショナルだから、グリッドでいじっても真ん中にはよりません。
中央ぞろえのプロポーションである必要があります。
>>16 >等幅使えばいいのはわかるけど、きれいじゃないんだよね。
>拗音なんかも一定幅取るから。
手近の縦書き書籍を見てください。小書き拗音も一定幅を取るのが普通です。
約物(括弧などの記号)では2分取りにするため字送りを詰める(カーニング)場合がありますが
それでも全角取りが日本語組版規則の基本です。
ですから、縦書きでプロポーショナル・フォントは「邪道」です。
和文プロポーショナル・フォントは欧文書体の真似をして横書き用に作り出したもので、
まだ歴史も浅く、洗練された書体がありません。
プロポーショナル・フォントのまま縦書きにしてベースラインがズレても、
もともとその用途にない使用法ですから当然です。
横書き用に字幅比率(プロポーション)を設計したものを縦で使ってはなりません。
参考
http://www.kinmei.co.jp/notes/admin/essay/contents/00-11-24-moji2.html
いやいや、ありがとうございます。さすが言語板、ウェブ板
とは違いますね。同じ2ちゃんかと疑うほどです。
で、さっそく手持ちの文庫本(岩波文庫1960年版)を開いてみたところ、
たしかにプロポーショナルではありませんでした。ほかもそうですね。
しかしデザイナーとして一言申し上げれば、昨今は雑誌などの縦書き
でもプロポーショナルが多用されます。これは、あまり行間が取れない
ところに等幅を使うと、表記方向の錯覚を起こすことがあるからです。
歴史はないかもしれませんが、よいプロポーショナルフォントは
読みやすくてきれいです。また、かな文字などは縦幅が同じでは
ありませんから、邪道と言い切ることには同意しかねます。
先にあげたHGPゴシックなどはなかなか洗練されています。もちょっと
解像度がほしい気はしますが。なんにせよ、ウィンドウズ標準添付で
縦書きにふさわしいフォントがないのは本当に残念です。
書き忘れましたが、「読みやすさ」には文が表記方向に「きれいに
流れること」も与ると思います。プロポーショナルが読みやすさを
犠牲にしたデザインの産物という決めつけにも同意しかねます。
「つ」とか「へ」とかね。
writing-modeではひとつしかフォントを指定できないんです。
ちなみにわたしは縦書きにすると、欧文は全部カタカナにします。
国語のプロポーショナルは(HGPゴシックの場合)そんなに詰める
わけではありませんから、気分は等幅です。明らかに縦幅のない文字が
詰められる程度のものです。