日常の挨拶の言葉は家庭内でも、そう沢山あるものではないと思います。
「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」「いってまいります」「いってらっしゃい」
「ただいま」「おかえりなさい」「おやすみなさい」「すみません」「ありがとうございます」
この10の挨拶の「言葉」を日常の生活で欠かさずに行いたいものです、日本人の礼儀作法の基本がお辞儀ですから。
ハキハキと挨拶ができる女性は美しいと思います、ではなぜ挨拶ができると女性が美しく見えるかと言いますと
日本人は挨拶をする時頭を下げるからでしょう、女の人が頭を下げて挨拶をする時の動作は、非常に美しいという事です
西洋では握手なんですけれど握手は体がくっつかないと手を握り合えませんが、挨拶は距離を置いてもできる行為です。
「おはようございます」を「どうも」なんていう挨拶になってしまいますと頭が下がらないところに問題があると思います。
日本はアジア大陸の東端にあるのであらゆる文化が吹き溜まるのでしょう、独特の文化を作ってきたという事です
神道の自然を大切にする教え、仏教の智恵が、アジアの東の端にある日本に入りあらゆる文化が吹き溜まるのでしょうね
神道、仏教の尊い教えが、すべて総合されてできたのが「頭を下げる、お辞儀」という事だとおもいます
神道の自然の恵みに感謝し自然を大切にする気持ち、仏教も人のお陰に感謝する慈悲の気持ち。
この二つがかみ合って、すべて総合されてできたのが頭を下げる、お辞儀をするようになったのでしょう。
「おはよう」という挨拶がない家庭というのは、お父さんお母さんのあいだにも「おはよう」という挨拶がないということです
ということはその家庭には、お爺ちゃんお婆ちゃんも「おはよう」という挨拶がなかったということです
要するに先祖代々その家庭には「おはよう」という挨拶がなかったということになります。
その家庭に「おはよう」という挨拶がないということは、「おはよう」という挨拶がある家庭より
劣った環境でいつまでも暮らさなければならないということになります。
その家庭に「おはよう」という挨拶がないとしたら、あなた自身がその家庭で初めて
「おはよう」ということをしなければいけないでしょね。
「おはよう」という挨拶があらゆる人間関係を築いていく最初の一歩であるということです。
今イジメの問題がありますが、そういう家庭ではもしかしたら「おはよう」という挨拶がない気かします
もちろん家庭で「おはよう」と言わないお父さんもお母さんも、職場では「おはよう」という挨拶はするでしょう
なにしろ職場ではお金をくれるんですから、お金をくれるところでは「おはよう」と挨拶するわけです
なぜ、家庭で「おはよう」と言わないお父さんお母さんが職場で「おはよう」ございますと挨拶するかといいますと
職場ではお金が支給されるからです、日本人はお金をもらえるところでは「おはよう」としっかり挨拶できるんでしょうね。