他者批判は基本なしで。
臆病。
女性性というものは社会的弱者の持つ性質とずいぶん重なるところがあるように思える。
女性が経済的にも肉体的にも強かったら、女性は臆病だろうか?
心身両面でのネオテニー。
30代40代にもなって女子を自称しようが
経済的精神的に自立した子供というのもいいと思う。
4 :
名無しさん 〜君の性差〜:2010/11/30(火) 21:01:14 ID:vZbgHAXr
男性恫喝としてのミソジニー
男性への憧れ。
頼れて、養ってくれて、守ってくれる存在の夢想。
「自分に何の力も無い」と信じ込む時に罹患する。
影のように、弱気になったときいつでも姿を現す。
本能か、病気か?
もういっこスレ立てるか。
「男性差別の根源(のひとつ)としてのシンデレラコンプレックス」
糞スレ板に糞スレがもう一つ加わる
7 :
名無しさん 〜君の性差〜:2010/12/15(水) 07:29:11 ID:1Y5gchJs
age
agaってた。
何か考えよう
>>2 子供の存在はその人のあり方を大きく変えるだろうな。
ある女が身ごもってたら、彼女がどんなに強くても臆病だろう
純粋さ。
純粋という言葉は若い女性の間ではしばしば侮蔑の言葉として使われる。
「純粋だよね(笑)」「純粋ー(笑)」「○○さんは純粋だから(笑)」
意味:幼稚、無知無能、世間知らず
シモーヌ・ヴェイユは「純粋さとは穢れを見つめる力である」と言った。全然逆だ。
純粋さとは女性が持っていると好ましいと考える男性もいる。
「純粋な女性は女性らしい」と思われているのなら
これに対する侮蔑もまたミソジニーと考えていいだろう
11 :
名無しさん 〜君の性差〜:2010/12/17(金) 04:25:50 ID:2UGw9bJ2
そもそも「自己嫌悪としてのミソジニー」なんてあり得ないんだから考える必要がない
とにかく全面的に守ってくれる父親がほしいという亡霊とどうやって折り合いをつけよう
つぐみのひげの王様。
並み居る求婚者を袖にし続けたあげく乞食と結婚させられる姫の話。
ラストがなければ寓話、あれば夢物語
私女だけどミソジニーで困ってる
>>14 自分に対して?他人に対して?
他人だとしたらちょっとここはスレ違いやで
しっかりやってかないと、と思ってても
何か挫折を味わうたびに「男性に守られたい」という依存心が湧いてくる。
どうすれば消せるだろう。
そもそも男に頼って生活できてる人間が現実に存在するから
自分もそうなれるんじゃないかと思ってしまう。
17 :
亀レス ◆ACOLf1KNPg :2011/01/12(水) 23:06:00 ID:Z4XRauDY
>>15 この地球で唯一「ミソジニー」の念を持っている存在と言えばフェミニストだ。
フェミニストの真意は「自分より美しい女」、即ち「自分以外の全女性」をひとり残らず地獄へ叩き落とすこと。
>>14さんはフェミニストたちの被害を受け、藁をもすがる思いで男女版に頼っている方ではないか?
「やっぱり所詮女」依存心が強いんだな、とか
非科学的なものを信じたがるんだな、とか
そう思われるのが怖い。
女性的な男女は価値が劣っているという先入観がある。
私は文系思考、依存的、心理に興味がある、神秘的なもの好きとか
典型的ステレオタイプな女なんだけど、それに対して劣等感がある。
他の女性的な女性は好ましいし、応援したくなるんだけど。
よく女性差別に対して戦う女性たちが
「女だから数学が出来ないだなんて思わないで!」
「女だから仕事が出来ないだなんて思わないで!」
「女だから甘いものが好きだなんて思わないで!」
「女だから頭なでなでが好きだなんて思わないで!」
私は違うから!とか言ってるの見ると
そういう女でごめんなさい…という気持ちになる
そう主張する女って見たことない
どこにいるの
>>15 女としての自分がいやってこと
着飾ったりぶりぶりしてる女も嫌いだ
>>20 わざわざ主張するのも変だろ
だからなんなんだよとしか言えんだろ
test
test
25 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/07/02(土) 10:40:55.86 ID:13w7pk7P
ミソジニーな女ってけっこう多いよ
ただ、それをジェンダー的なものと気づいてる人は多くないけど たいていは性格とかに帰結させてる
ミサンダリーのほうが多いし
味噌ジニー
28 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/11/18(金) 11:41:19.89 ID:odiDapPP
なんでもミソジニー(女ぎらい)のせいにできる。
リクツと現実は違う。
ミソジニーは支配的なフェミの新たな洗脳装置。
ミソジニーを取っ払って世の中見てみればわかる。
29 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/11/25(金) 11:19:20.32 ID:oxnH8M4V
ミソジニー言ってる時点で負け。
ミソジニーはつねに自分を弱者の側に置く被害妄想。
弱者の道徳。
頽廃思想。
能力の無さを性別のせいにするのは、自分の責任を手放し同性である他者を侮辱してる
こうしたミソジニーに酔う女は、自己嫌悪と言って建前をつけ自分を甘やかしている
お前ら上野千鶴子の「女ぎらいーニッポンのミソジニーー」読めよ
近代において男が男として存在するために女を嫌悪し排除しなおかつ格下の存在として「所有」する必要があったという事実が書いてある
「フェミニストの妄想」と「事実」とは全く別なわけだが
いや客観的な事実として、近代はホモソーシャル(男同士のコミュニティ)の中で男は団結を高めるために女性を排除(これがミソジニー)してきたんだ
これがミソジニーの正体ってわけ
34 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/24(土) 21:26:58.95 ID:FjuBB72E
もうダメだ……一体なにが正しいのかわからない
36 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/24(土) 21:42:56.55 ID:FjuBB72E
フェミニズムが電波だ、と言うことが正しいわけだ
でもよく見たらこの人もこの人でフェミニストに対して極度に憎悪を示してね?
だから?
その人は「フェミニストは男に対して極度に憎悪を示して」るからダメだ、などとは言っていない
一方フェミニストは「女に対して極度に憎悪を示して」るからダメだ、などという幼稚なことを平気で言う
どちらに信頼が置けるかは自明だ
結局のところ、ミソジニーは個人間の問題で制度に求めるもんじゃないのかもしれない
「感情」の問題だからね
北朝鮮だって感情はコントロールできてないんだから
そうした「個人」の問題を「個人的なことは政治的なことだ」と強弁して
飯のタネにしてきたのがフェミニズムだったと言うこと
41 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/24(土) 23:49:51.33 ID:si/yddCd
そもそも『好き嫌い』なんて変えようとして変えられるもんじゃない。
上野って文化人類学出身のくせにやってることが植民地政策のそれなんだよな
「文明として進んでるフェミニズムが未開文化の男性世界を糾弾する」構図
仮に男たちがホモソーシャルを形成してるとしてなぜそれが出来たかについては全く論じてないのは酷い
本当にホモソーシャルとかミソジニーは最後ッペだよな
「カフチョウセイガー」とかならまだ騙される奴もいるだろうけれど
ここまでデタラメな理屈に一体誰が騙されるというのか
別に説明概念としてホモソーシャル出してそれがミソジニーに繋がるっていうのはいいんだけどさ、
それが全ての男に通じるっていう論説はあまりに強引すぎる
何よりそれを提示したところで男も女もどうしようもない。だって上野の理論が正しかったら男は何やってもホモソーシャルとやらに還元されちゃうもの
「じゃあどうすりゃいいんですか」という根本的な問い」に上野は答えない。で、しぶしぶ出したのが「コミュニケーションスキルを磨きなさい」だもん
上野が大好きなフーコーに例えてあげれば今は「権力のコミュニケーション化」になってるのになんで気づかないわけ?わけわからん
>上野が大好きなフーコーに例えてあげれば今は「権力のコミュニケーション化」になってるのになんで気づかないわけ?わけわからん
ここがわからん
板のレベルにあわせて簡単に書いてくれ
>>45 簡単にいうと「昔は王様の権威として働いていた権力(支配・従属の根拠)が、今は人と人との間のコミュニケーションの上手さ下手さとして働いている」と言いたかった
上野は「権力のエロス化」と言って近代は例えば男の「一生あなたを守ります」という言葉や「私に振るう暴力は愛情の裏返しなのね」という
DV女の思い込みを上げて「エロスの関係が一種の支配・従属構造を作り上げている」と指摘している(上野はまるでこの構図が全ての男女に当てはまっているというような書き方をしている……)
俺のいう「権力のコミュニケーション化」は、上野のこの理論を正しいとするならそれと全く同じ構造が社会におけるコミュニケーションに言えるんじゃないか、ってこと(上野はコミュニケーションの権力化はない、となぜか断言しているが)
要は「今時はコミュニケーション能力の高い奴が偉い」ということ?
正直今一判らん。
>上野はまるでこの構図が全ての男女に当てはまっているというような書き方をしている……
損をしているのが自分たちだけだと認めたくないんだよね
だから男女関係のネガティブな面しか見れない
だから男女関係の「明らかに男性にとって不利な面」(今はそれが大部分なんだが)には目を伏せ続ける
>>47 もっと単純に「対人関係の上手い奴が色々得する」と言い換えてもいい
「立ち回りの上手い奴が出世する」とか
まあ必ずしもコミュニケーションがそこまで力持ってるとは思わないけど、でも同じことはエロスの関係にも言えるわけで
みんな結局やりたい事できる事をやってるだけ。その結果が草食・非婚・少子化。
どんな原始的な宗教も社会も、嘘つき・泥棒・殺人を悪行として禁じてきたのはなぜか。
何をやるのも自由だが、後先考えず無思慮・無定見では滅ぶのも当然。
相手も人間で心があり学習し危険を回避しているだけのこと。アルカイダのように復讐されないだけマシ。
結局猫被って男を騙して結婚しても長続きせず離婚するだけ。悪銭身につかず。
>「立ち回りの上手い奴が出世する」とか
だよなあ
男独特の権力なんて今はない
だからホモソーシャルなんて詭弁を持ち出してきたんだろうな
51 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/29(木) 00:06:53.00 ID:wFzB89aE
ホモソーシャルって、普段はそれぞれの党派に分裂していがみ合ってる男性達が、
女を叩くときだけ利害を超えて連帯する、ぐらいの認識でよろしいかしら?
だとしたら上野の妄想でしかないんだがw
52 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/29(木) 19:10:31.91 ID:Gb8MYE93
>普段はそれぞれの党派に分裂していがみ合ってる男性達が、
そこまで筋道立てて考えてないでしょ
ある時は「男たちは何よりも同棲で連帯したがる、女性も連帯せよ」
ある時は「男たちはいがみあってばかりいる、しかし女たちは真の友情でつながっている」
キチガイのうわごとに辻褄を考えちゃダメw
>>51 「男の値打ちは何で決まるか?男同士の覇権ゲームで決まる。男に対する最大の評価は、同性の男から、「おぬし、できるな」と賞賛を浴びることではないだろうか。
時代劇に出てくるように、刃を交えた好敵手(ライヴァル)から鍔迫り合いでにじりよられて、このことばを耳元で囁かれたときの、ぞくぞくとするような快感にくらべたら、
女からの賞賛などなにほどのものでもないーーと思うんじゃないかと、男でないわたしにはよくわからないが、そう推量するだけの根拠がある
上野千鶴子「女ぎらい ニッポンのミソジニー」P23より引用
上野はこれを「同性愛」だと思っていたがじつは「ホモソーシャル」であった、ということが書いてある
で、この「むむ、できるな」と言われる条件として「女を所有する」「ホモを排除する」がある、ということらしい
54 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/30(金) 01:12:42.15 ID:f0Vgi5Ag
なるほど、上野は拳で語り合う以会武友がやりたいのかな。
でもそれは単に能力が拮抗してて決着が付かないから、
気にくわない奴だけどとりあえず休戦する、みたいな処世術でしょ。
腕力差がある男性同士だと容赦ないフルボッコになっちゃうよw
55 :
名無しさん 〜君の性差〜:2011/12/30(金) 11:35:35.38 ID:aZPEk+Wb
>>53 >で、この「むむ、できるな」と言われる条件として「女を所有する」「ホモを排除する」がある、ということらしい
これが前半とどうしても結びつかないんだがむしろ上野の主眼はその二つにあるという・・・
さすがにキチガイの論法は違うわ
>>55 一応説明してたけどややこしくて要約できんかった
どうやら
男は常に性的に主体的(性的に支配側にいたい)になりたい(ホモソーシャルはそういう性的な支配を実現した男に最大の価値をおく)
→だから男は誰もが性的な対象である女を(性的に)屈服させ所有という支配下におきたい
→一方でホモソーシャルにホモがいると下手したら自分が対象化(ホモに性的に支配されるかもしれない)されかねないから排除しなければならない
なのかなあと思った
それは「ホモソーシャル」じゃなくあくまで「ホモフォビア」の説明だよね
それも「女は痴漢されないかと男を警戒する」って言ってるのといっしょで
それ自体はサベツですらないんだけれど
言葉を重ねれば重ねるほど矛盾を露わにする
それがフェミ
58 :
名無しさん 〜君の性差〜:2012/06/26(火) 11:44:21.87 ID:m+lpayIr
59 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/01/08(火) 20:39:36.22 ID:rGDpG7xb
60 :
名無し募集中:2013/01/09(水) 05:41:39.84 ID:tOOUwbP/
いまいち古いタイプしか論評にあげないのがなあ
男で一般職つきたいとかそういうの遡上にあげないし出世にギラギラしてるなんて減少傾向だし
61 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/01/19(土) 21:29:07.50 ID:nGpdgVfv
虐めDVテロにも通じる「言ってダメなら叩け」は指導力説得力忍耐力創意工夫児童心理学に疎い教育素人の自己正当化。体罰虐待は脳委縮による「粗暴で自己肯定感の低い表面的問題解決を志向する人格」を作る。即ち体罰容認者もまた素人教育の犠牲者/感情自己責任論
62 :
永六輔:2013/03/01(金) 17:48:45.48 ID:oBBBTkkS
「女子柔道が強くなるために、稽古で男相手に数をこなすんだって。
でもその男が真剣に戦ってくれない時が凄いよ。
いきなり、にぎりつぶすんだそうだ。
やられた男が怒って、それから先の稽古で強くなるんだって」
永六輔 無名人語録
週刊金曜日 2013 3/1 第933号
63 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/03/25(月) 16:23:14.61 ID:+jso6K/9
>>1 東京都交通局(都営地下鉄)に尋ねると
痴漢冤罪を防止するための男性専用車両を要望する意見は1件しか来ていないという
ちなみに、「書面(手紙)で来た意見のみ」、意見としてカウントしているそうだ。
メールや電話は、意見の数としてカウントしていないとのこと
逆に、フェミからの「女性専用車両を増やせ」という意見は多数きているそうだ。
男性も
「痴漢冤罪防止のための男性専用車両が必要です」
と、東京都交通局に手紙を送ろう
つまり、毎月1回継続的に「手紙」を役所に送ることが重要になります
継続的に要望することが重要なのです
〒163−8001
東京都新宿区西新宿2丁目8番1号
東京都庁第二本庁舎内
東京都交通局 局長 中村靖さま
産む体に嫌悪する
同じ女なのに妊婦見て不快になるのもそのせいか
65 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/10/13(日) 10:27:05.79 ID:oco4nOhV
>>53 自意識過剰なブスの推量だな
女からキャーキャー言われたがるのが大したことなかったら、
キャバクラなんて発達してねーよ
妊娠する身体が嫌、というのも、美人なら許せるけどブスは気持ち悪い
ブスが孕むとか自分で言ってることを考えると、吐きそうになる
妊婦のブス見ても何も思わないけどね
女について語る資格が欲しいなら整形してからやれっつー感じ
66 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/10/14(月) 16:53:28.68 ID:YqD0H7yi
実際、自分から男に襲い掛かりでもしないと、産めないだろww
好きで性格も顔も悪い女と寝る男がいると思ってるのが図々しい
土下座して産ませてくださいと言う立場だろうに身の程知らずだよな
でもまぁ、産む体に嫌悪もするかもな
だって妊娠するだけでブスの癖に気持ち悪いし、
堕胎したらブスの癖にヤリマンなのかよマジ救いようがねーな気持ち悪いという目で見られるし、
産んでもどうせブスで性格も悪くて多分頭も悪いガキなんだろ
遺伝子淘汰されるべき存在だと薄々自分で分かってるんだよ
他の妊婦に不快になるのはブスの癖に調子こいてんじゃねーよという話だが
まぁいっそ卵巣や子宮を取っちまえばいいよな、自意識過剰なブスが一匹生きてたって邪魔なだけ
クソブス女が女のままでいたって男にも女にもむしろ有害
世界にこんなクソブス女しかいなかったら男は絶望で自殺してるし、女に金も出さなくなる
クソブス女は美女のお零れもらって女でいさせてもらってる立場ww
67 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/11/10(日) 11:30:12.29 ID:R6VsSeH4
age?
68 :
名無しさん 〜君の性差〜:2013/12/28(土) 23:43:04.38 ID:gpSAHiX1
女がー女がー女がー女がーw↑
2ちゃん名物女叩き厨
何の生産性もないクズ女叩き乙
2ちゃん名物の女叩き厨など何の生産性もないゴキブリ以下の生物だからまとめて焼却処分にすればいいよ。ゴミがかたづくねw
2ちゃん常駐の底辺男が一人でも多くくたばりますようにwゴミはゴミ焼却炉にw
ミソジニーとホモソーシャルを語る際に
果たしてホモソーシャルの結果がミソジニーになるのかはわからない
確かに「男らしさ」を追求するとき、対極に「女らしさ」「女々しい」を置くのはわかる
それは「力強さ」に帰結するものに思われる
だが女性も同時に男性に男性と同様の「力強さ」を求めている
「力強さ」とは腕力だけではなくて財力や意志の力も含まれる
「男らしさ」の価値観には「力」と同時に「勇気」が求められる
男社会では自分の問題に自分で立ち上がろうとしない男は見下される
口先だけ威張っていたり、問題から逃げ回る男は相手にされない
そうした強さは弱者である女には求められない
こうした男らしさの強制が、ある種の男にとって窮屈なものであるのは正解だろう
「男らしくない」と言われて傷つくのか、「男らしさ」を求めてあがくのかは自由だが
「男らしさ」を否定したところでさほど意味は無いように思われる
注意点として
まず男が男に自分の女を見せびらかすようなことはホモソーシャルでは少ない
そもそも「○○と付き合っているんだぜ」などと自慢すること自体が「女々しい」と判断される
それは男としての価値を「女に委ねている」からと言える(何ともミソジニー的だ)
むしろパートナーを自慢したがるのは女性側である(私の彼は云々〜と女性同士で語り合う)
また男に限らず「モテる自慢」は大抵が「過去形」なのにも注意
いわゆる「ヤリチン」は現役の間はそれを公言しない
男同士の場で「オレは○○人と付き合ったぜ」なんて進んで自慢するものは聞いたことがない
これもホモソーシャル的な立場では場合によっては童貞より軽蔑の対象だ
仲の良い男同士なら尚更そんなことは言わない
多くは若かりし日の勲章として語られるものだ
この観点で男性遍歴を自慢するのは女性も同じである
これはミソジニー的か?と疑問に想う
ホモソーシャルには「男らしさ」を重視した価値観がある
時には蛮勇ともいえるほどの勇気や根性を求められるのは今も変わらない
剛毅木訥であれ質実剛健であれと言われ
言い訳をせず不言実行を貫くのが「男らしい」とされるのは
「女はわめくもの」という意味が少なからずあるように思われる
やはり男性意識の根底には「女は弱い」という暗黙の常識があるのだろう
これを覆す方法は残念ながら思いつかない
男社会が女の進出を阻んでいると言うのなら
なぜ女は女社会をきずけなかったのかの一言に帰結する
その上でなおも「腕力で劣る」という結論しか出せないのであれば
女性の力など口うるさいだけで高が知れているということになりはしないかと危ぶむ
ホモソーシャルでは「男は実力で勝ちあがるもの」とされる
一方で女には「シンデレラストーリー」が用意されている
自由恋愛の名のもとに男性に取り入ることで女性は宝くじに頼らなくても一発逆転ができる
一応男にも逆玉というものがあるが社会の評価は厳しい
いわゆるヒモ(女に頼って働かない男)を連想するからだろう
そう感じるのはミソジニー的な雰囲気の影響といって良いと思う
だが真に男女が平等になったあかつきにはヒモも一定の社会的地位を得るのだろうか?という疑問がある
「オレは将来ビッグになる」が口癖のヒモはどこまで行ってもヒモのような気がする
そしてそんな「男に軽蔑される男」を支える女がいるという事実が
果たしてミソジニーに反抗する姿勢なのかというとそうではないだろう
男に気に入られようと上役に尻尾をふる男もホモソーシャルでは軽蔑される
「腰巾着」「太鼓持ち」のほかに「ケツを売る」なんてストレートな表現もある
実力が伴わなければ笑われるのはホモソーシャルだけではない
思いつくままに駄文を書き散らしたが結局
女性のミソジニーに対する向き合い方は
「弱いもの」という割とオイシイ立場をいかに捨てられるかにかかっているように思う
そしてそれはより窮屈で厳しい社会への変貌でもあるだろう
その中で「男性でも女性でもないもの」は最後の逃げ道なのだろうとも思う
男が男らしさを求め、女も男に女の都合のよい男らしさを求める
女が女らしさを求め、男も女に男の都合のよい女らしさを求める
これは自然なことだが同時に他人に要求される苦しいことでもある
「男らしさ」や「女らしさ」から逃れたいあまりに
異性への当然の要求をミソジニーだのミサンドリーだのと言って
お互いに攻撃しあっているのが現状ではないだろうか
男らしさに自信のない者がミサンドリーを叫んで
女らしさに自信のない者がミソジニーを叫んで
「男らしい」「女らしい」がおかしいと叫びつつ
個人の異性への自由な要求は否定できないから賛同は広がらない
男でも女でもないものになりたがって、それが「人間のあるべき姿」と訴えても
現実として個人の異性への自由な要求があるのだから人の耳には届かない
うるさい女は嫌われる、たよりない男は嫌われる
それを一律に許容しろというのは無理な話だ
個人にできるのは身の丈にあった理想の妥協くらいしかない
ミソジニー論は究極的には女性の無能を意味する
・男が男らしくふるまおうとするのはミソジニー
・女が女らしくふるまおうとするのはミソジニーに迎合している
・女が男に反発するのも社会にはびこるミソジニーが理由(=ミソジニーと戦う女性は偉い)
・女が男に暴力を振るわれるのはミソジニー社会だから
・女が家庭にしばられるのは男が女の社会進出を嫌うミソジニーだから
・女が社会で活躍できないのはミソジニー社会のせい
このように何でもミソジニーのせいにできる
これに対する究極の質問は「じゃあ女性は何千年もの間、何をしていたの?」となる
男の言うままに女として奴隷のように生きていた?
社会の根源はすべてミソジニーでできているのか?
そこに決定的に欠けているのは「男」と「女」というジェンダーだ
「女」として生きることをすべて「男」のせいにしているが
では「男」がいなければ「女」である必要はなくなるかというとそうではない
子を生むという機能がある限り「女」は良い母を求められる
「男」がいなくても今度は同じ「女」を意識して見た目を美しく飾ろうとするだろう
「女」の中で「男」の役割をするものが現れるかもしれない(強く逞しく女性を守る役割だ)
「女」だって利権は手放したくないし権力闘争だって起こる
今度は「男」とは無関係に「女」の中でミソジニーがはじまるだろう(弱さへの蔑視、ワガママへの忌避)
ミソジニー論の主張は国籍を捨てたがるのと似ているような気がする
「日本人に生まれたくなかった」と言って外国に憧れるものと同じだ
そこにいる限りどうやっても出自は変えられないし集団からも逃れられない
ゆえに集団を攻撃して自分の理性を保とうとする
「日本人は屑」「これだから日本人は」「日本は遅れている」
こうした言動に思い当たる節がある人は少なくないだろう
背景は様々だろうが彼等は「日本人になりたくなかった」のだ
彼等に「じゃあ外国籍を取って外国人になれば?」と言えるなら
「男や女になりたくなかった人」には何が言えるだろう
ただ個人のコンプレックスを集団に押し付けたところで何の解決にもならないのは確かだ
ホモソーシャルがホモフォビアに結びつくとは思えない
確かにホモセックスを嫌うホモソーシャルはあるが日本は違う
戦国時代や江戸時代初期にはホモセックスが普通だった
これはホモソーシャルと深く結びついて「本当に信頼できる男同士の絆」と言われた
命をかける戦場で団結力を高めるための「男同士の恋愛」なのだ
しかしホモソーシャル=ホモセックスのせいでミソジニーが深まったとは言える
つまり「女性不要社会」だ
根底には姦淫を戒める仏教の影響があった(女を抱くのがダメなら男を抱こうという発想)
生涯妻をとらず、あるいは女には「子供を生むだけ」を期待して、男と恋愛する社会があったのだ
これが女性蔑視につながった可能性は高い
女は大事にしなければならない→女は面倒臭い→じゃあ男を抱こう→もう女いらないな(子供だけいればいい)
こうした変遷が実際にあった
現代でもこれに似たことが起こりつつあるのではないだろうか
一部のオタクたちの恋愛対象が実際の女から想像上の女に移りつつある
それに加えて子供を欲しがらない(出産や子育てを面倒臭がる)女性も増えている
女性不要社会への下地は既にできあがっているように思える
戦国時代にはあった子供が生めるという長所を女性自身が放棄しているのなら事態はより深刻だろう
これはなぜオタクが女を叩くか、逆に女がオタクを叩くかの説明になりうる
個人的には互いに反目しあっている一部の女と一部のオタクは似たもの同士だと思う
お互いに想像上の恋愛の対象外を空想して叩いている点で