強姦事件で男性に逆転無罪 被害者供述「信用できず」 最高裁(時事通信社、2011年7月25日)
千葉市内で当時18歳の女性に乱暴したとして、強姦罪に問われた配送業の男性(53)の上告審判決で、
最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は25日、「女性の供述を信用できるとした一、二審判決は是認できない」として、
懲役4年の実刑とした一、二審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。男性の無罪が確定する。
一審千葉地裁、二審東京高裁はいずれも、女性の供述は信用できるとして有罪としていた。
同小法廷は、他に被害を裏付ける客観証拠がないことから、被害者の供述の信用性について、特に慎重に判断する必要があると指摘。
脅されて言われるがままに男性に付いていったとの説明は信用できず、
直前にすぐ後ろを警備員が通り掛かったのに助けを求めなかったことも不自然だと指摘した。
裁判官4人中3人の多数意見。古田佑紀裁判官は「一、二審の判断に不合理な点はない」とする反対意見を述べた。
大鶴基成・最高検公判部長の話:被害者供述の信用性が否定されたのは遺憾だが、最高裁の判断なので真摯に受け止めたい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011072500553 なお、無罪に反対した「古田佑紀」はこの他にも多くの事件で繰り返し女尊男卑の意見を述べており、それらはみな有罪となっている。