☆女を擁護する新聞への投書☆2

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126名無しさん 〜君の性差〜
【本文】↓
「男は稼ぐ為に生きている」  那智 文江(主婦 46歳 東京都)
 これからの季節、鬱陶しくなる相手は恐らく息子だろう。碌な家事もせず、目障りで、小遣い
までねだって来るため、暑苦しくて仕方のない厄介者である。しかも、息子は迷惑をかけている
自覚すらもないのだろう。昔は男どもも女性たちも、生きる為に金銭を求めて努力を重ねていた。
その後、女性たちは簡単に金銭を手に入れられるようになった。その為かは知らないが、男たち
だけが命がけで金銭を得る権利を手にしたのだ。息子にとって母親である私は、金銭的にも裕福
なので、簡単に小遣いを無心できると思っているのだろう。また、夫や息子よりも栄養価の高い
ものを食べているため、体力も健康面も良好であり、そのおこぼれに預かりたいのは当然なこと
だとは思う。それを、たかられるのが厭だからと叩き殺してしまうのは、同じ家族の一員として
はあまりにも薄情というものだ。息子を口蹄疫の牛に例えれば、涎を垂らすだけで殺処分。これ
はあまりにも残酷だ。自分の感情だけで家族の命を簡単に奪っていいのだろうか。だからこそ、
息子には口酸っぱく「男の存在意義」を教え込んできた。男には身を賭してお金を稼ぎ、女性の
安定した生活と自分磨きを支える使命がある。男は稼ぐ為だけに生かされているといっても過言
ではあるまい。そして、家事においても女性に負担をかけないのが男の正しい生き方だ。息子に
小遣いを与えず、無駄な趣味や所有物を禁じ、学資は報奨金だけで賄わせ、毎朝晩のアルバイト
や夫の副業の手伝いを課して金銭の重みを学ばせ、稼いできた報酬は母親の私と妹である娘の為
に全て供出させてきたのも、男としてのあり方を息子の身に付けさせる為なのだ。しかし、その
見本となって欲しい夫のほうがパッとしない。稼ぎは悪いし家事の手際も悪すぎる。そして妻で
ある私への敬意の念が弱いように思えて仕方がない。この夫は、どのような教育を受けて育って
きたのであろうか。