なお
>男女共同参画を強化すれば出生率が下がる
については、正確には
「男女共同参画を背景においた、虚像としての“結婚したくない女性”モデルを
実像であると(男女共に)錯覚したために、恋愛・結婚における著しいパワーバランスの
歪みが発生し、結果として恋愛・結婚離れ→少子化を招いた」
と言うべきで、既にそのモデルが崩れ去ってしまっている以上、今後は
>政治もマスコミも未だに男女共同参画の路線を
>協力に推進しようと
したところで、大勢に影響は与えないと考えている。
むしろ、新たに売り手となり、「結婚しない」という選択肢を手に入れた男性にとっては、
そうやって男女共同参画を推進してくれる、言い換えれば
「結婚しないこと」を正当化してくれる方が都合がいいのであって、
表面上は男女共同参画の推進が原因に見えても、その内実は
「“結婚してもいいししなくてもいい”男性側の売り惜しみ」であることは明らか。
ならその売り惜しみを攻め立てればよさそうなものだが、そうは問屋が卸さない。
それをやるためには、まずその前段階にある「結婚しない女性」モデルを否定しなければいけないからだ。
そのモデルを否定し、バブル〜現在までの女性のあり方、意識の持ち方を批判した上で
「だからあなた方男性も売り惜しみをしてはいけない」と主張するのであれば筋は通るが、
「女性が社会進出し、結婚しないのは正しいが、男性が結婚しないのは駄目だ」なんて
大義名分皆無のいちゃもんをつけたところで、通るわけもない。
つまり、政治もマスコミも関係ないところで、初めから勝負はついている。