基本的に、マクロでの男性と女性の積極的なライフスタイル多様化は両立しない。
どちらかの権利拡張には相手方の権利縮小が付き物だからだ。
こういった互いの権利主張の行く先は合理的な平等とはほど遠く、単なる権利争奪になりやすい。
どうしてもと言うのなら、どちらも自己の性質を踏まえた上で、不利益覚悟でマイノリティなスタイルを貫徹すべき。
しかし、現状は女性側の権利拡張ばかりが優勢なのは否めない。
理想論では解決は望めず、やはり闘争、争奪に徹するべきなのだろうか。
御都合主義のねじ曲がった「平等」は社会に浸透する毒のようなものである。
一般的には、あたかもそれが正義のように聞こえるから尚更タチが悪い。