【西尾 天 西尾 地 西尾 火 西尾 人 そして神西尾】
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チャンバラ(〇´∀`*)エリザ ◆TJ9qoWuqvA :
例えばですね、武田信玄の軍隊が一万人いるとすると、専門の兵士は十分の一程度の千人です
残りの九千人は農民兵なんです、普段は農家をしている人を戦の時、足軽という兵士にしていました。
昔の農業は今では考えられないほど、大変なんです、昔は全て人力でしなくてはならなかったのです
今の農業は、機械や農薬(除草剤)で簡単に開拓できますが、昔は人力です。という事で土地を手放すのは大変です。
農業生産を疎かにするとその国は滅びてしまいますから、昔は農閉期、農業が暇な時以外は戦は出来なかったのです
その典型的な合戦が川中島の戦いでしょうね、穀物借り入れ後に行われていますから、決着はつかないわけです
"戦国きっての名将"武田信玄 上杉謙信でさえ、農業の片手間に戦をしていた又はせざるおえなかったのです。
さらにたとえ戦に勝っても兵を失うことは、農民を失うことになりますから国の存亡に関わるのです
ところが、織田信長という方が当時誰も出来なかった専門兵士を見事に作ってしまったのです
農業以外の産業(商業 国内交易)、でお金を稼ぎ、そのお金で兵士を雇いました。
これは当時では大変なシステムで、これにより「一年中いつでも戦える」そして「京へも移動できる」利点が生じました
武田信玄は戦の最中で亡くなってしまいましたけれど、信玄の兵は農繁期には土地がありますか帰らなくてはなりませんでした。
上杉謙信の方が織田信長より実際は先に上洛していますが、常駐はできなかったのです、専門兵を持っていなかったのです
それと上杉謙信という人については、この方はそもそも天下統一なんて考えていなかったのではないかとなんとなく考えています。
戦国時代の武将で何故「織田信長という方が天下統一できたのかは専門の兵士を持ったから」です。