1 :
名無しさん 〜君の性差〜:
男女ともに非婚化は進む傾向にあります。
少子化が叫ばれて久しいですが、回復の見通しは立っていません。
なぜこのような状態になったのか、今後どうすべきなのか。
ちゃんと考えてみませんか。
3 :
|´_`)ノ @生活板 ニュー速+ ◆amuOBZI1yA :2007/10/19(金) 23:41:53 ID:sA0bHjg+
4 :
大江健三郎が2chを工作しようとしている。:2007/10/19(金) 23:47:43 ID:jmtPD1Vt
すべてを、売春性にする。
だが、今の売春の単価だと、高くなりすぎて、数年で億という金を稼ぎかねないことに
なってしまうから、全体的に下げる。
そのために、女優遇制度、結婚制度も含めて一旦すべて無しにする。
そうすることによって、女は食い扶ちをもつために、売春をするようになる。
そうすることによって、全体的に単価は落ちるようになる。
5 :
|´_`)ノ @生活板 ニュー速+ ◆amuOBZI1yA :2007/10/20(土) 00:47:41 ID:U9nfy9uA
でも、売春だと結婚にある、
恋人的・友達的なニュアンスは補えなくない?
6 :
福原の雄猫 ◆WBRXcNtpf. :2007/10/20(土) 00:49:37 ID:nYdS8LGJ
少子化問題だけ解決すればいいのなら簡単なんだがな。
7 :
|´_`)ノ @生活板 ニュー速+ ◆amuOBZI1yA :2007/10/20(土) 00:52:20 ID:U9nfy9uA
少子化問題は、老人が、アジアで余生を過ごせばいいんだよ
子供を増やすんじゃなくて、
老人が、海外で快適に暮らせればいい
発想の転換
さすが、メンリブを見つけたつっつみちゃん
賢いわー
8 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/20(土) 01:17:23 ID:5DwAWGPk
もう1対1の結婚制度に無理がある。
別スレで一夫多妻は書いているが、完全に「多夫多妻」にしてしまう…と云う手もあるな。
男女間の一切の権利と義務を廃して「産まれた子供の扶養義務の折半」だけの契約にする。
現状通りの「単独の相手との結婚生活を一生続ける人」には、書類上の違いだけで、やってる事は変わらない。
片方が別の相手と子供を作って、そちらと同居したい…と言い出したらどうするか?
子供を引き取るは同居の「権利」を得るのだから、
引き続き同居する方の負担割合を7・同居しない方の負担割合を3くらいで設定しておけば良いだろう。
(引き取る方の負担割合を多くするのは、扶養する能力も無いのに「子供は寄越せ」と云うのを防ぐ意味もある)
簡単に浮気や離婚するような人達に今の一夫一妻の結婚制度は無理だし、
だからと言って今の制度通りに動いてる人達に変化を押し付けるワケにはいかない。
あくまで「現状通りのコースも選べます。その上で…」のルールを考えなきゃならんだろうね。
9 :
大江健三郎が2chを工作しようとしている。:2007/10/20(土) 01:29:17 ID:jPd2dxnQ
>>8 そんな、小難しいことW
たとえ、それでも、
>>5のような、恋人感覚?友達感覚?なるものは得られないとおもうよW
だから、すべてを売春婦にすべき。気が向けば水上げしてもいい。
10 :
|´_`)ノ @生活板 ニュー速+ ◆amuOBZI1yA :2007/10/20(土) 01:33:46 ID:U9nfy9uA
いや、おれはけっこう
>>8は、なかなか面白い発想の転換やと思う。。
実際、70年代くらいのヒッピーかなんかが作ったコミュニティーは、
女を共有するとかいう、そういう集団があったような。。
11 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/20(土) 01:49:49 ID:5DwAWGPk
>>9 現状では浮気・不倫・略奪愛と片付けられてしまうモノへの「ルール化」で、
そこに至るまでの過程は現在と全く変わらないぜ?
あくまで「解禁」であって「強制」では無いからな。
売春に関しては「売春婦免許」を作ればいいんじゃないかと思う
具体的には、免許の所持が法的な書類などにも記載される代わりに風俗、援交OK
持っていない人間は、一定額以上(例えば500円など)の金銭及びそれに相当するモノを受け取ってはいけない
受け取った場合は逮捕、起訴で前科が付くって感じの
13 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/20(土) 16:38:58 ID:rD4kUHWP
コミュニティー案はおもしろいな
14 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/20(土) 21:06:12 ID:5DwAWGPk
完璧なシステムなんてモノは有り得ないだろう。
だが「やりたい人だけがやる」と云うシステムは、意欲の低い人にまで責任を押し付ける「皆婚」より余程良い。
まあそういう制度による意識の向上も多少は見込まれる訳だが・・
いずれの時代においても「強制」は良くないのだが、
それを「指針」と受け取りたい人間も古今東西尽きないですな。
16 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/20(土) 23:17:13 ID:CswQVKkm
原始乱婚制みたいなのはどうかと。
生まれてくる子供が誰の子なのか、遺伝子情報を国が管理せざるをえない事態になるでしょう。
誰と付き合ったかを国が経歴として管理しないといけません。
母子関係を基本とし、そのサポートを制度面からは考えないといけないと思いますが、男から
結婚制度を見た場合、社会的に与えられた父性をどう捉えるかも重要だと思います。回復さ
せたいのか、解消に向かうべきなのか。
今の結婚制度の原点として以下引用。
氏族制度
男子による狩猟または牧畜を生活の基調とするような民族にあっては,母系氏族の段階を経ないで,最
初から父系氏族を形成する場合もありうるであろう。けれども狩猟をはじめ,本来男子の分業とする経済
活動は,その成長した土地に対する多年の知識経験を必要とし,未知の環境に新たに順応することが,
採取や農耕のような女子の分担する生業におけるよりも概してむずかしい。そのため,母処婚は父処婚
におけるよりも,同一共同体の内部でおこなわれる傾向があるばかりでなく,母処婚的・母系的な氏族
の内部においても,男子の経済的地位が高まってくると,女の父親に支払う代償によって妻を自家にむ
かえる父処婚がしだいに一般的となり,これにともなって父と子との関係は緊密の度を増す。そして財産
も自己の氏族員である姉妹の子にゆずるかわりに,妻の氏族員たる実子に相続させるようになると,こ
こに母系氏族から父系氏族への転化がはじまることになる。
世界大百科事典(抜粋)
17 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/21(日) 01:04:55 ID:8xKVT+bc
>>16 >遺伝子情報を国が管理
国が管理すれば良いと思うが?
現代日本女には自己管理のスキルは無いのだから、
まだ管理社会の方がマシだと思うがどうか?
DNA鑑定のクロっぷりから言って、一夫一妻制は機能していないよ(笑)
休日に家族サービスのパパさん達を見て思わないか?
こ の 中 の 何 人 か は 、 ク ロ と も 知 ら ず に ・ ・ ・
とね。
18 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/21(日) 01:51:46 ID:L45ce5VS
>>17 問題となるのは、近親相姦です。
乱婚社会は父親の存在は希薄になると思われますので、自分の娘か姉妹の
可能性がでてきます。全くのプライベートである自分の性生活まで国に問い合
わせるという事態もあり得るわけです。
19 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/21(日) 01:55:03 ID:gVIU8Jlc
>>16 貴君の意見はさておき、その引用文はおかしいですな。
途中略したりとかしておりませんか?
「あるばかりでなく」の前後がまったく脈絡がない。
「あったが、しかし」とか「後には」ならまだしもだが・・
それでもまだ舌足らず過ぎる文章で、父系氏族への転化の原因も
税制とか土地争奪の問題がすっぽり欠落している。
現代の女権台頭も平和を連呼する声と不可分でないことでも分かるのに、
「分かっているがかけない事情」でも有ったかのようだ。
横槍失礼した。
21 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/21(日) 19:56:15 ID:L45ce5VS
>>20 中略はしていませんよ。
たしかに上からの父系へ転換が意識的に行われたかもしれません。
日本では、頼朝が婿入り婚を要求した九条兼実を突っぱねた話は有名ですよね。
22 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/21(日) 20:27:48 ID:8xKVT+bc
>>18 近親相姦…それは自己責任だろ。
リスクが嫌な奴は避ければ良いだけの話で。
後先を考えない奴は自滅するのは、本人の勝手。
法が過保護に過ぎるのだよ。
過保護だから、当事者が自分で真剣に考える事を止めてしまう。
>>21 >>中略はしていませんよ。
ならばあの引用文はどうしようもないですな。
>>たしかに上からの父系へ転換が意識的に行われたかもしれません。
当方の書き込みのどこを見てそういう感想が出るのであろうか?
朝廷は父系への転換など望んではいなかったし、藤原政権も
後鉢を担う院政の面々も朝廷の伝統を揺るがす気などないであろう。
地面に命を掛けた武装農民が象徴としての血統を担いだ上で、己が勢力を
維持する手段として男系社会を構築して行ったのに「上から」とは
何の事を指しているのですかな?
>>九条兼実
後白河院から嫌われていたことと、頼朝と一時協調したことくらいは存じて居るが、
そんなエピソードは知りませんな。当方の勉強不足ですな、申し訳ない。
もっとも当方は頼朝の黒幕=北条時政という説(というか文献で見たことは無い。当方の独断に近い)
を支持しているので、もしそういう事跡が事実ならば政子のお父さんの指示であろうな。
>>22 近親婚の回避はリスクヘッジなどという高レベルな社会的判断以前の
極めて動物本能的なレイヤーで実装されてしかるべき事。
ネコでも出来る事。
しかし乱婚制になったら人類は本能の嗅覚を取り戻せなくて
本人の過失に帰することの出来ぬ間違いを犯すであろう。
考えて解る問題ではない。
法律が容喙しようにも、事前に情報を開示したら乱婚制ではなくなる懸念が有る。
つまり、乱婚制など思いつきに過ぎぬ。
国家の管理などさらに荒唐無稽である。
25 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/21(日) 21:34:33 ID:8xKVT+bc
乱婚制=絶対に近親婚になるワケじゃないだろ?
極一部の例外で全体を否定する…あンたは死刑反対論者か?
>>25 そもそも荒唐無稽な発想ですからな。
死刑と比べるべくもない。
また、死刑反対論者でなくとも無実もしくは刑に値しない人間を
殺すことを「極一部の例」として看過する姿勢は戴けませんな。
当方は今日までの人間社会のダイナミズムというものが人間の血を吸うことで
回転してきたことを認めるにやぶさかでは無いが、今の世の中で無駄な血を流す
ことは万難を排して取り組むべき事と認識しているが、貴君は違うようですな。
27 :
葦原銀次郎 ◆08il2G/IzA :2007/10/22(月) 08:26:43 ID:0mOvaQvJ
>>26 血を流すのは人間の習性じゃないか?
世界から戦争が無くなった事がないだろう。
現代日本は、アメリカの核兵器による「傘の下」で一見平和に見えるだけだ。
人間が他者への理解と協調で平和を築けるなんて、おとぎ話に過ぎないだろう。
俺は理想主義者ではなく、単にリアリストであるだけだ。
良い悪いではない。「そんな現実がある」と云う点だけが重要だ。
>>27 >>血を流すのは人間の習性じゃないか?
然りですな。
しかしまた同胞の流血を抑えるのもまた人間精神にプログラム
されていましょうな。
大昔は隣村でさえ敵(隣村だからこそと言うべきか)。
現代はとりあえず国境の向こうがわだが、百年前と違って
簡単に喧嘩などさせてはもらえない。
血を流さず巧妙に戦わねばならぬ。
また、近親婚の話しにしても人類だけでなく高等生物の大部分が
本能として回避するようにプログラムされている。
しかし近年の人類は多分この機能が弱まっている。
だから機構としての回避策が必要(でないと過適応の末路となる)
>>「そんな現実がある」と云う点だけが重要だ。
その現実とどう向き合っていくかの方が重要ではないか?
当方とて善悪などというレイヤーでのみ考えるつもりはないが、
生命進化のベクトルと言うものは常に意識しておきたいことですな。
唯の現状是認ならば、いっそエントロピー増大の極致へ旅立つがよかろう。
29 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/22(月) 21:13:27 ID:oe1ICnVP
>>23 封建的な儒教思想は平家の二の舞をおそれた鎌倉幕府が意識的に布いたのでは、
という素人考えです。受け流してください。
通い婚から嫁取り婚への移行は通婚圏の拡大も関係があると思います。妻方へ通う
ことが困難になる上層から、嫁取り婚へと移行していったそうです。下級武士や農家は
娘を働き手として手放すことをいやがりました。
九条兼実の嗣子と頼朝の義弟の子女の間に婚姻が結ばれるときに、そういうやり取りが
あったそうです。
日本の婚姻通史
http://blog.jinruisi.net/blog/2007/04/000156.html 面白いサイトがあったので、ご紹介。
参照で紹介されている高群逸枝という人は結婚史の草分け的人物ですが、女性解放運動家
でもあって、日本が母権的国家であったというイメージに少なからず影響を与えているかもしれません。
実際はもっと複雑なんだと思います。
>>29 面白いサイトを紹介していただき有難う。
>>娘を働き手として手放すことをいやがりました。
ここから、息子たちが多くの子をなすことで一族が繁栄する
というパラダイムシフトが平安後期に有ったと思うがどうか?
>>九条兼実の嗣子と
情報感謝。あとは当方で調べてみますぞ。
追記
女性解放運動家の目に母権的国家がどのように映っているのであろうか?
黒潮に乗った母権文化の北限と馬にまたがる父権文化の交点が極東の島国なのだが、
(一部のアンドロメダの彼方に旅立ったインディアンなどを除く)
大航海時代のプレッシャーを回避する手段として、儒教を基盤とした国家観が醸成され
後に爆発するという歴史においては表裏一体で「母権文化だから、いにしえを取り戻そう」
は、あまりに短絡的に見えますがな。
31 :
名無しさん 〜君の性差〜:2007/10/23(火) 19:47:21 ID:YYRKN7NR
>>30 歴史 的に見た日本の人口と家族
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/kounyu/20061006/20061006090.pdf これを見る限り、平安時代は停滞期にあったそうです。
人口の増加は武士の土地支配による開発の促進と、消費の中心として都市の発展が
必要だったと思います。
パラダイムシフトは合同家族から直系家族への変化につながった、太閤検地以後では
ないでしょうか。
>江戸時代前期に生じた大きな変化とは小農の自立であった。平安末期以降の荘園・公領
>は、名主(みょうしゅ)と呼ばれる有力農民の下に下人等、多くの隷属農民が属する形態
>をとっていた。室町時代以降、隷属農民は徐々に経済的に自立する動きを見せていたが、
>この流れを決定的にしたのが16 世紀末に行われた太閤検地である。
>太閤検地は一地一作人制を原則とし、農地一筆ごとに耕作する農民を確定した。このこ
>とは小農の自立を促し、家族を単位として耕作を行う近世農村への道を開いた。
女性解放運動家が母権社会をどう見ていたのか、というのに答えるのは難しいですが、
母系への回帰という意味合いよりは、直系家族に嫁いできた嫁が隷属するという婚姻
関係は普遍的なものではないのだ、というアンチテーゼではないでしょうか。
このpdfの結の部分、8。皆婚社会の終わりと今後の日本の家族は
日本が欧州のような事実婚へと移行できない日本の現状が、とても
わかりやすく解説されています。
確かに分析は見事だが、対策案はお粗末だと思うぞ。31のpdfは。
自分で皆婚、子供二人時代は特殊だといっておいて、直系主義が強固だから
事実婚にも移れないし、男性の所得を増やすとか未婚者対策をするとかという
温い策しか書いてない。
まあ、参議院の資料だから、過激な事が書けないのはしかたがないが。
現実に言えば、金ある奴は従来の結婚 金がない奴は種付けだけして
後は女が女の実家と協力して子供を育てるしかないだろ。
離婚家庭とかも同様。妻問婚形式っていうべきかな。
大家族制から核家族化、そして個人化しているなら、もはや子育てに男が直接
関わる意義はもうかなり無いんじゃないか。女がそもそも男に子育てに関わって
欲しいとは思ってないだろ。金と必要なときに労力だけ出して、いらん時には
出てくるなって思ってるんじゃないか。
子供を育てたい男は、子供に関わる仕事をすればいいし、
そうでない多くの男は、解放されて、人生の選択肢が増えていいと思うけどな。
>>33 すなわち、少子化の継続は不可避ですな。
しかしながら、国家の財源・年金問題とさらに基礎である生産力を
何によって維持するのか?
現状の雇用のあり方から二極化する国民のうち恵まれた側では従来の
家名保持が繰り返されるだろうし、逆の側の国民に提示されるのは
「外国人の養子をもらいましょう」キャンペーンではなかろうか?
時期さえ過たなければ国会では満場一致で議決しそうである。
訪れる未来は価値観の崩壊と、治安の悪化・差別のぬかるみ・・・
・・でもみんなが自由で長生きして、不安の無い老後を過ごそうと(何て贅沢なんだ!)
するには、地下資源が無くて農業離れをしている島国だとこういう選択肢しかないと思いますぞ。
>>31 太閤検知は刀狩と併せて考えた方がよくはないですかな?
名主と下人等という農民ヒエラルキーがあたかも武家に支配される形で存在
していたかのような誤解を生む記述になって居るが、実は戦国期においての
敵の領主や家老・侍大将が豪農・名主・庄屋に相当し、敵の徒士や足軽が下人
というだけの関係であり、全ては敵が蜂起し戦国が再来しない為の弱体化工作であろう。
(結果的に家族単位が変化したことは確かでしょうな)
で、こういった武装農民が生まれて律令を骨抜きにした悪名高い「荘園」等の
管理権などをめぐり抗争を繰り返し始めるのが平安後期の事である。
当方の言う変化とは、何となく皆が対等と言う雰囲気を持つ合同家族から
身内の中で力の強い男が中心となりまわりが付いて行く形の合同家族への変化の事であり、
これが父権の確立に大きく影響したと考えている訳ですな。
近世農村が父権の色彩を帯びるのは江戸の太平が長く続き、農工商などにも学問をする機会が
増え始めた頃からの事ではないですかな?(当時の学問といえば儒学中心ですしな)
家族単位の耕作を行うと言うことだけを取り上げれば、逆に一族の為に血を流す集団から解放され
むしろ当初は母権的色彩の強い農村が作られたような気がしますな。
少子化に陥った民族が、外国人導入無しに人口を立て直した例は無いよ。
ローマしかり、大英帝国しかり。
年金はどうやっても維持は不可能だ。制度設計が高度成長時代のままで制度変更もすごく厳しい。
インフレが起きて、今の制度が無意味になるまでの命だろ。
生産力に関して言えば、日本企業の幹部の人事、プロジェクト管理、労務管理、指導力が悪すぎるだろう。
人が減れば否が応でも自己改革がなされる。労働者に変わりはいるとうそぶいて使い捨てにすれば生産力も下がる。
そういう体質の企業が淘汰されるだけ。結果として、意外と生産力はそこそこ保たれると思う。
前述のローマや大英帝国では、人口減少局面でも生産力は割と保たれていた。その力を落としたのは戦争の影響だった。
ローマでは分裂時代の混乱。英国では第二次大戦ね。
それと外国人の養子をもらいましょうは、直系主義から意外と伸びないと思う。
そうではなく、母方の祖母と母親、国、自治体で子育てをするようになると思う。
未来はそう嘆くものでもない。貧困が増加して治安が悪化すれば、結婚率が回復することもあり得る。
老後に不安がないから少子化になるのさ。老人一人で生きていけない世界になれば、結婚する。
自由を保障すれば、人の孤立が進む。不安の無い老後は子育てへの意欲を失わせる。
長生きをするなら、結婚や出産を先延ばしにする。
人間に限らず、恵まれていて個体数が多い閉鎖環境では、子供をあまり産まなくなる。
つまい、生存に厳しい社会にした方が少子化は改善されるというkとおさ。
三連投スマソ
>>直系家族に嫁いできた嫁が隷属するという婚姻
>>関係は普遍的なものではないのだ、というアンチテーゼではないでしょうか。
これを読んで感じたのは、それでは只の現状への不満だけではないかということ。
「昔私たちは太陽と呼ばれ、また天皇として兵を率いて九州や百済へ行き、
恋をしてはまた御殿で歌を詠み、小説まで書き、時には権謀術数を練り、
薙刀をとって戦うことまでしてきたのに・・この今の扱いは何なのよ!!」
当方の考えすぎであろうか?
>>36 >>そういう体質の企業が淘汰されるだけ。
本当にそうならば救いはあるが・・
公共事業がらみでお金をもらっているところは、中身が腐っていても
平気でぬるま湯街道まっしぐらですぞ。
>>直系主義から意外と伸びない
カネがもらえる(あるいは払わなくて済む)となれば、話は違って来はしまいか?
>>ローマでは分裂時代の混乱。英国では第二次大戦ね。
戦争に限定すれば、わが国がそのことで疲弊する可能性は低い。
しかしアメリカとの同盟や、極東諸国との兼ね合いで低下はあり得るし、
そういった問題との交換条件で、「うちの国は人間が多くて困っています」
と、持ちかけられれば弱みになると思うがどうか?
>>そうではなく、母方の祖母と母親、国、自治体で
出来ちゃった場合にはそうなる傾向に有ると思うが、
そもそも出来てしまう数まで減少する懸念は無いのか?
>>自由を保障すれば、・・以下
それは確かにその通りで、何ら異論をはさむ余地とて無いこと。
>>38 >>公共事業がらみでお金をもらっているところは、中身が腐っていても
>>平気でぬるま湯街道まっしぐらですぞ。
それが現在の、僻地や、駅前商店街。当人達はぬるま湯に浸かれるが、若い人間が居着かなくなる。
出ていって帰ってこなくなる。50年で寂れて行くわけだ。
アメリカと日本の仕事の違いは、アメリカは徹底的に仕事の記録と報告書を書かせる。転職が当たり前にあるから
仕事のやり方を部署で共有するためだ。仕事のシステム化であり、それが効率化というものだ。
日本は違って、仕事が個人に属している。あの件は○○さん担当とかで。それを考えずに容易にリストラや成果主義に
走った企業は軒並み混迷に陥っている。
結局、日本は80年前からの人の使い捨て思想を変えなかったわけだが、少子化の時代にそれをやっていたら、人手不足で効率低下する。
そういう企業は伸びないし、いずれやられる。企業経営は甘いものじゃないよ。
僻地もぬるま湯のまま茹でガエルのように死んでいくさ。たとえば沖縄のようにウチナンチュ、ヤマントチュとかいって、内輪に閉じこもって援助を受けている
だけでは、まともな人間がどんどん県外に流出していき、馬鹿ばっかり入ってくることになる。結果があの有様。
ぬるま湯の奴らを怖がる必要はない。これからの世の中、そんなに甘くはない。
それと子供は金をもらって産むという発想を女はしないと思う。結局労力や負担を考えたら、行政が出せるぐらいの金額でどうこうはできない。
ローマでも子供を産まなければ流罪にするという法律を定めてなお。アウグストゥスの妹などが子供を産まず流罪になってしまっている。
金の力はそれほど大きくはない。ましてや、行政の支援などぜんぜん大したことはない。
だいたいこの数年、男女共同参画などやってきたが、出生率はなんら無関係に推移してきたじゃないか。
それと戦争に伴う国力低下は、極東地区の紛争があっても、大陸に兵をとどめなければ、影響はない。
まして、今、日本人の中国人や韓国人、朝鮮人に対する好感度が急速に下がってきているところから、東北アジアの難民受け入れは
自ずと制限的になると思う。なにより日本は、帰国事業をやって朝鮮人を日本人妻ごと北朝鮮に送り返す民族だ。
>>39 >>ぬるま湯の奴らを怖がる必要はない。これからの世の中、そんなに甘くはない。
ふむ。戦後ずっとお国がらみの需要に胡座をかいている日本通運。
第一種通信事業者の名の下惰眠を貪るNTTグループ。
あえて説明の必要もないJR西日本もさることながら、JR東日本社内では
未だに東海道新幹線の遅延や事故の報道があると社内で歓声が上がるというし・・
日本郵政グループなども民間企業として熾烈な戦いに望む覚悟が微塵も感じられぬ。
五大ゼネコンを筆頭とする業界も談合体質から脱却など絵空事(JVなど合法的談合であろう)
こういう世界に本当に競争原理が入り込むのはよほどの事が無いと無理であろう。
>>それと子供は金をもらって産むという発想を女はしないと思う。
養子ですからな。産む労力やリスクは無い。
要は国家として欲しいのは、労働力と納税源ですからな。
姓を継がせる必要もないわけで、里親感覚でOKですからな。
カネで十分転ぶであろう。
>>それと戦争に伴う国力低下は、極東地区の
当方は、わが国が戦争に直接関わる事態を言っていない。
例えば、北朝鮮問題が落ち着いた際にアメリカが極東方面に
膨大な軍事予算を割くことを忌避し、中国と経済的融和路線をしいた場合に、
米軍削減ないし撤退の保険として、十年計画程度の日本の防衛費倍増と
自衛隊の国防軍昇格を要求してくることは、蓋然性としてあるわけで・・
その際に紛糾しながらもそれに従う路線の法案が可決されれば、
極東諸国から日本製品の締め出しと、日本資産の凍結や船舶の拿捕抑留
という手段を用いてのわが国の生産力低下を招く事態が無いとは限らぬし、
裏取引で余剰人口の受け入れ約束と引換に和解する選択肢の提示などは
駆け引きとして十分考慮に値すると思うのだが?
>>35 自立した有力農民層が家父長制の強い大家族を形成するという現象は、大和朝廷時代に
すでにあったのではないでしょうか。鉄製農具の導入などで生産力を強めた有力農民が豪
族の庇護を必要としなくなり、それを押さえ込むために豪族は中央権力に依存する必要が
ありました。
日本の家族形態が一律に母系から父系へと流れていったと考える必要はないかもしれま
せん。直系家族の芽は常にありながらも、強力な中央集権体制が確立されるまで芽生え
なかったのではないかと。
私は兵農を分けて考えていましたが、刀狩りと太閤検地は確かに合同家族から家族単位
への解体ともいえますね。
>>37 高群逸枝は家庭内暴力が原因で婚姻史の研究を始めたそうですから。
母系社会の特徴は母方の系統の血縁によって血縁集団を形成する社会ということであっ
て、必ずしも女性に権力があったわけでなありません。語感が持つイメージを利用している
部分が多分にあるのではないでしょうか。
また、女性解放運動家はより強く性差に依った母系社会は好まないのではないでしょう。
>私は仮に一日二十四時間といえども一つの生活状態に専らであり得ない、まして絶対に
>母性中心を以て生涯を終始することは私が絶対に芸術性中心を以て生涯を終始するの
>と同じように不可能である。そうしてこの不可能は私ばかりでなく一切の女の上に言い得
>ることである。例えば私が自分の子供に乳を呑ませようと注意した時に私の現在は母性
>を中心として生きているが、次の刹那《せつな》にまだ自分の乳房を子供の口に含ませ
>ているにかかわらず、最早私の生活の中心は移動して、私は或一篇の詩の構想に熱中
>していることである。
母性偏重を排す 与謝野晶子
http://www.aozora.gr.jp/cards/000885/card3321.html
>>40 そんな一朝一夕には変わらんよ。
実際日本通運は、ヤマト急便にシェアかなりとられたわけだし。
ヤマトの、宅配事業を立ち上げる時の妨害っぷりはすごかったが負けた。
NTTグループにしても、電電公社の時を考えれば、かなり違ってきたぞ。
そもそも携帯電話におされているでしょが。
JRグループは、飛行機と競争しているし、国鉄時代と比べればかなり変わった。
ゼネコンなんか、業績がかなり低下してるじゃないか。
今度の国交省の建築基準問題とかみてみろって。
JVの問題ってのは、本当の技術を持ってるのは大手ゼネコンしか無いのに
地元の企業加えなくちゃ仕事がうまくいかないから、JVにしている面もある。
競争原理に耐えきれないのは、むしろ末端であり、地方じゃないのか?
ローカル線問題のようにね。だから地場産業でとんでもない偽造問題が発覚してると思う。
養子の件に関しては、里親制度が他国に比べて意外と普及していないことを
よく考えるべきでは? 国の思惑と個人の思惑は違うでしょ。
姓を継がない人間が、自分の老後を保障するだろうか? 金だけ持っていくんじゃないだろうか
という不安を払拭しない限り、養子制度が簡単に根付くとは思えないよ。
江戸時代の商家の養子制度も、自分の娘と結婚させるという形で直系制度に組み込んだ訳で。
繰り返し言うけど、国が個人に出す金は、はした金。そんなのは人を動かさない。
極東に関しては、産業の分業化が進んで、経済ブロック化は無理。
中国朝鮮からの日本製品締め出しをやれば、彼らは製品を作れなくなる。
船舶自動車用の特殊鋼、特殊合金などの素材、コンデンサ、抵抗、IC、LSI、特殊チップなどの
電子部品、サーボモーター、変速機、精密油圧駆動機器、自動車エンジン、液晶などの部品。
マザーマシーンと呼ばれる工作機械。
それらは、日本製を使わないと彼ら自身がまともな最終製品が作れなくなる。
船舶の拿捕などやれば、日本の海軍力がこの上なく増強されてしまい、中国の台湾統一という
戦略に支障を来す。現状ですら、日本の対潜水艦能力、イージス艦、F−2などによる対艦ミサイルによって
中国は日本と米国の海軍力によって、蓋をされている状況。
そもそも、米国が中国に権益を保持し続け、かつ安全保障を万全にするために
日本という土地は絶対に必要。
もし日本が敵対勢力にコントロールされれば、ハワイ、西海岸が危機にさらされるのは
前大戦より明らか。オーストラリアは、ついこの間の日豪安全保障会議が行われるまで
日本によるオーストラリア侵略を、暗に憂慮していた。
それくらい、日本というのは戦略的重要拠点。
朝鮮半島からは撤退できても、米軍が日本から撤退することはそうそう無い。
ましてや、難民の受け入れに世界の中でもこの上なく冷淡な日本が、ヨーロッパに
おけるイスラム系難民の受け入れでの苦い教訓を見ていれば、
バーターでの難民引き受けにおいても、相当な条件が必要になるし、世論が簡単には
許さないだろう。それこそ日本独自の核武装を許すくらいの条件がないとね。
そして、海上輸送ラインを脅かすというのなら、日本は核武装も含めた軍拡路線を
考慮すればいいのであって、それだけで朝鮮や中国にとっては悪夢のはず。
日米がMDの共同開発を推進している時点で、中国の核カードの効力低下が懸念
される状況でそこまでの愚策は、いにしえの大日本帝国でもない限りできないだろう。
確かに長い目で見れば社会も循環(弱き企業は淘汰)し
国民意識も変わり高齢化や少子化は一掃されるかも知れない。
けれど政府はあまり変わる気がしないんだよな。
多数の福祉撤廃→行政権衰退→官僚体質脱却→地方に浸透‥‥生産力は‥
だめだ、現実味が無い。
欲を言えば地方活性化からですね。
農業や漁業も輸入品が邪魔しますかorz
>>41 >>大和朝廷時代にすでにあったのではないでしょうか。
でしょうな。しかし藤原氏のようなめちゃくちゃな専制をやらかすやつが現れず、
寺社も豪族もまあそこそこ住み分けていた頃は家父長制大家族といっても、ある程度
農業に専心出来る状況下で男女の別無くともに働いている訳ですからな。
それが藤原期院政期をへて土地争奪や権謀というものの中に入らなきゃ食っていけなくなると
やはり男女の役割の境界を色濃くしないと一族が滅亡するかも・・となって構成は似た様でも
中身の違う家族形態に変化したのではと考える訳であるが。
>>強力な中央集権体制が確立されるまで芽生えなかったのではないかと。
頼朝の何代か前の人の台詞で「俺が沢山子供を作れば一族が強くなる」と言う意味のがあるそうですぞ。
>>私は兵農を分けて考えていましたが、
鉄製農具を入手できるということは刀や槍を入手できるということですぞ。
刀狩以前でこれが可能な時代は鍛冶屋さんに頼めばだれもが可能であった。
農民も寺も神社も商人も船乗りもすべて武装していたのである。
ただ土地と税制の問題が一番切実だったのが農民であり、自然一番戦争をする
機会も多くて戦のやり方も巧みになり、結局(海賊とかの例外をのぞき)
武家社会とは農民の勝ち残った人間の社会になったわけですな。
>>母系社会の特徴は母方の系統の血縁によって血縁集団を形成する社会ということであっ
>>て、必ずしも女性に権力があったわけでなありません。
これもその通りですな。男は楽そうですがな。
引用しておられる与謝野晶子の文もリンク先で半分位まで拝読したが、
そもそも母性を論じるなどは男系社会に色濃い考え方と感じましたな。
まあその他の部分については、総括として「あの頃は思ったほどに現代と差が有る訳ではなさそうだ」と申し上げておきますぞ。
>>42 >>実際日本通運は、ヤマト急便にシェアかなりとられた
なのに現場指揮官レベルに危機感が未だ乏しいのが現状。
若い子いわく、「引越しのバイトするならヤマトより日通」だそうな。
理由は「楽だから」
>>そもそも携帯電話におされているでしょが。
これも然りで、基幹インフラを抑えていることに甘えきった体質があるのではないか?。
>>国鉄時代と比べればかなり変わった。
そんな昔と比較しなければ変化を語れない所が問題ではないか?
>>JVにしている面もある。
つまり建前だとおっしゃっているようなものですな。
かつて官であったもの、あるいは官との癒着に依存してきた物はどこまで行っても本質は変わらぬであろう。
続き
>>むしろ末端であり、地方じゃないのか?
国家の体力を語る上でそこまで話を拡大するならば、
国税と地方税の比率まで見直さないといけないと思うが、どうか?
>>だから地場産業でとんでもない偽造問題
先鞭をつけたのは雪印・不二屋という全国区企業であるし、
最近の問題点は競争力よりも同族経営の閉鎖性であろう。
>>国が個人に出す金は、はした金。
今の尺度で考えてはいませんかな、例えば三十年後に日本経済が危ないかも
知れぬという予感の中「塗炭の苦しみを味わうか、生活できる老後を選ぶか」となれば
はした金などといってはおれまい。
>>極東に関しては
カードですからな。わが国の首脳が博打に強ければよいのだが・・
>>船舶の拿捕など
攻撃の意図が全くないと宣言してからやられれば、現行制度の下では
軍備の優秀さなど関係ないですな。
そもそも、アメリカが本気で撤退するなどは当方も考えては居らぬ。
しかし米軍サイドに日本自衛隊の増強や軍昇格(あるいは憲法改正)
を望む考えが強いのは理をもって考えれば理解できること。
したがってこれも理由は何でもよいから日本をつつくカードになりさえすればよいこと。
>>世論が簡単には
そこは体裁である。施設に難民受け入れというのと、優秀な子女の里親になって産業力の低下を防ぎ、お国の為に・・
とでは、天地の開きがあろう。
貴君と当方の考えの差の要諦はつまり近未来の国民生活の危機的度合いの差であろう。
こればかりはその時になってみないことには解りませんな。
いやあ、引用を多用すると改行が増えていけませんな。
改革と、国家とサービスに幻想を持ちすぎではないのかな?
20年で変わるなら、優秀な方でしょ。
日通に危機感が無いって言っても、インフラ産業なわけで、そういったものがころころ変わるのもあぶなっかしい。
ちゃんと新陳代謝は行われているわけで、諸外国と比較すればマシではないかな。
ヨーロッパのインフラ産業は、労働組合が強すぎて致命的にサービスが悪いし、改革ももっとスピードが遅い。
アメリカは改革しすぎてインフラ産業の有る程度の保護を捨てて、電力自由化による電力危機を迎えたわけで。
そして都市交通を石油会社が買収して廃止したため、渋滞が酷くなったロサンゼルスの例もある。
全てがうまく理想郷は無くて、社会の病巣とは結局共存しながら時間を掛けて改革するしかない。
むしろ急速な改革が、問題を吹きださせることは決して少なくはない。
官との癒着だって程度問題で、全く無しならそれでいいかといえば、そういうわけでもない。
官が何を言おうと、民間が言うこと聞かないというのは、ガバナンスの喪失なわけで、そこに広がるのは弱肉強食の荒野なわけで。
官との癒着を立つという事すらイデオロギー、経済の市場第一主義やリバータリアン思想の末流なわけで、その自覚は必要。
その点を日本国民はマスコミの改革幻想に、完全に洗脳されていると思うけどね。
改革や、民活が常に良いものをもたらすわけではないよ。冷静に各論を考えていかないと。
JVの件は建前とかいう問題ではなく、地方が地方の既得権益を優先しすぎたあまり、新陳代謝が遅れて、技術力が無くなり
結局金も技術も中央に頼りながら、そのおこぼれを拾って生きることになっている構造が問題なんだよ。
知事が多選されるなかで、それこそ官と民の癒着が強固になり、ぬるま湯の中で中央との差が開いて行っている状況、それを表すのが
JVだってこと。 そして赤福、雪印、白い恋人、沖縄の話は、そういう地方及び特定業界の癒着とぬるま湯によって醸成された問題なわけで。
>>47 国税と地方税の見直しは、必要にしても、
地方行政府の、統治能力の乏しさ、特に異論を受け入れる能力の乏しさには目をつけて置いた方が良い。
悪い言い方だが、地方は異論をいうものや政敵をすぐに村八分にする。徳之島の熾烈な買収だらけの選挙、
沖縄の離島で改革を訴えた一人しかいない医師を、陰湿な怪文書を県庁まで送りつけついに追い出した事件
莫大な沖縄北海道開発援助を受けながら、強固な労働組合によって非現実的な政策に邁進する道庁と沖縄県庁(補助金目当てなんだろうけど)
不二家はまだしも、雪印は北海道の酪農農家と牛乳買い上げの国際価格との調整補助金問題があり、すぐれて北海道と密接した問題だった。
阪南は、食肉ということで、大阪を中心とした近畿中国の食肉加工業、同和利権との癒着
白い恋人も北海道の観光産業 赤福は、三重県の観光産業、比内鳥偽装は、秋田県。同族企業というだけで割り切れる問題ではないよ。
国の補助金の問題は、日本経済が危ない状況なら税収も危なくて、そうであるならば福祉政策なんか切りまくられる。
大恐慌やアルゼンチンでのデフォルト、韓国のIMF管理などをみていても、福祉が経済的困窮者を劇的に救ったなどというトピックは無く
所詮は、経済状況に応じたセーフティネットの一つでしかない。一国の経済状況が危機的状況であるならば、そもそも福祉なんか機能しない。
福祉は裕福で安定した国が実施できる贅沢品であり、対共産主義及び治安維持のためのツールに過ぎない。
船舶の無警告拿捕は、領海侵犯をしない限りそうそうあり得ない。
今、中国は、世界から部品、石油、食料を輸入しなければやっていけない、随一の輸入国家になっている。
無警告拿捕をやり返されて困るのは、中国。日本は大戦末期に機雷封鎖された苦い経験から、シーレーン確保に関しては
それなりに研究している。しかし中国はその点は未熟。本気でシーレーンのつぶしあいをやれば、十億の人間と年々減少する耕作可能面積、
増加する環境汚染などで、中国の方がダメージが大きい。軍備の、そして兵の優秀さはこういうところでも関係してくる。
それに無警告拿捕なぞやれば、世界中から総スカンを食らう。リスクが大きすぎるね。
>>48 そもそもに、移民の受け入れを米国が日本に強要するメリットはない。
当の米国ですら、韓国、中国からの移民は制限してきている。日本に強要するなら日本側からも
受け入れを求められる。さらには同盟国にわざわざ政治的不安や右翼化の種をばらまく理由はない。
一時的に政治的課題になっても、最終的にはせいぜい難民の少数受け入れでとどまるだろう。
さらにいうなら、自衛隊はすでに海外からは軍と見なされている。軍でないと思ってるのは当の日本人だけ。
憲法だって、自衛権を否定すると思ってるのは日本人だけ。海外は憲法問題があるとは認識しているが、日本人が
国際的要請に基づいて軍を出したって、中国と朝鮮半島以外はなにも思わない。
実際イラク派遣で海外が騒いだ? 軍を出したって程度の扱いでしょ。
実際、難民問題を引き起こしたくないから、北朝鮮が長らえている部分もあるわけで、難民問題で米国がどうのこうのというのは、
あまり考えなくていい。日本が受け入れないと決めたら、そうそうそれをひっくりかえせる力のある国はない。
日本はそこまで脆弱ではない。日本は日露戦争後、ずっとG5、世界のトップ5にいる。
そういう国に軍事と貿易以外の難民というなんの利益にもならない問題で、圧力を強く掛けられる国など無い。
ま、いずれにせよ、人口が減れば減ったで、社会は変わる。必ずしも悪い方向ばかりじゃない。
戦争がかなり減った現在、人口が減少しても国力を維持して増加させる方法はあるはずで、日本はそれを模索した方が良いと思うな。
外国人導入とか出生率増加させるとかは、安易すぎる。それが成熟した国になるということだと思うね。
冷蔵庫の人、政府がそうそうくるくる変わってもらったら困るし、戦略環境もそう変わらないんだから、徐々にしか変わらないので正しいんだよ。
正しい道は、地方切り捨てでしょ。国防に関するところ以外は、切り捨てることでしょ。それが分権化ということなんだから。
国土の均衡発展なんか幻想なんだから、首都とそれ以外で50年の差があっても良い。全部が東京になる必要もない。
その土地にしがみつくのは自由。
>>52 行政改革くらいは大袈裟に政局が不安定とは言い難くないか?
福祉費削減は大衆の反発を招くので実行した政党は政権降ろされるかね。
民主主義って難しいもんだな。
>>45 男は楽そうだで思い出しましたが、ヒメヒコ制という形では強く日本社会では残っ
ているかもしれませんね。歴史の節目節目で批判されながらも、必ず理想の形
として表に出てきます。そういう意味では、やはり日本は母系的特色のある国家
といえるかもしれません。
移民問題は、単純労働者の受け入れという形をとるのではないでしょうか。欧州での
移民受け入れ失敗の例もありますし、国民の拒否反応は強いと思いますので。
単純労働者の受け入れ問題に対するプレッシャーはすでに出てきていますし、今後
強まっていくと思います。
>>49,50
貴君、もう少し貴君と当方の論点を整理してからかいた方がよくは無いか?
貴君の文章を読んでいると双方が対立しているわけでも無い点までもを
あたかも自分が正しいのだと言わんばかりの部分が散見できて、正直辟易としますぞ。
何が何でも論敵を全てにおいて自分と対立する考えの持ち主にしなければ気が済まないのですかな?
>>改革と、国家とサービスに幻想を持ちすぎではないのかな?
正直こんな見当外れのことを書かれては萎えますぞ。
そもそも当方は提示した国家予算依存の強い企業群を「改めるべき」とは一度も書いていない。
あくまで貴君のいう
>>39の
>>ぬるま湯の奴らを怖がる必要はない。これからの世の中、そんなに甘くはない
に対して書いたものだということを忘れていただいては困る。これに対して当方は
「ぬるま湯でもこんなに安閑としている連中が居るし、居つづけるだろうし甘いままの部分も
世の中には沢山有るだろう」という趣旨であれらの企業の例を出しているのに、
勝手に貴君がこちらの人物像を作り上げて、そういう社会に怒りを感じて改革を求めている
かのごとくに、お説教を滔々と垂れる。
そして今更ながらに。
>>官との癒着だって程度問題で、全く無しならそれでいいかといえば、そういうわけでもない。
などと、これは誰に対しての意見であろうかと驚嘆するようなことを書かれては、何も言うことが無くなりますぞ。
続き
また、瑣末な例だと日通が旧態依然たる部分があることを認めたならば何故「それはその通りだ」と書けないのかね?
初めに自分がかいたことと趣旨が変わる内容を書くのは無問題だが、相手の意見に歩み寄っている部分なのに
そのことを認めずに自分は初めから分かっていた様に書くとは非礼ではないか?
さらに
>>実際イラク派遣で海外が騒いだ?
これも同様で自衛隊が軍であることぐらいご高説を拝聴せずとも百も承知の事をなにを今更書いて居るのか?
はっきり言って中国首脳だってそれくらいの認識は十分有るであろう。だが当然そんなことを口に出さない。
認めないふりをするのが自国のの利益につながると判断しているだけのこと。
現在も戦時中のことやら靖国やら色々言って来るのも外交上のカードであろう。
そういう趣旨で、わが国の未来の外国人導入キャンペーンのきっかけの一つの例として「これこれこういうカードが
出されるとかあり得るんじゃないか」と書いているのに、反論する方向が明後日過ぎである。
とにかく、自分が色々と知っていると書くのは構わぬが、自分と意見対立した人間は自分の知っていることを全然知らないと
決めつけて書くのは酷すぎますな。
最後に一点。
>>日本は日露戦争後、ずっとG5
我慢ファイブとでも読むのですかな?
>>54 >>国民の拒否反応は強いと思いますので。
現在ならば当然の事ですな。
というか、当方も反対する。
しかし過去パンダが初来日してから少しの間かの国の評判は非常によかった。
これは国際事情と政治利権と、利用しているつもりで利用されたマスコミのおかげなのだが・・
そして今日その評価はかなり失墜している。
これをわが国民が目覚めたと思ってはいけない。人間などそう変わるものではない。
また未来にどのような世論が(諸事情により)形成されるかは分かりませんぞ。
>>55 うーん? 国語の人はなぜ怒る?
一部を引用されて、返ってきたレスに対して、全体的に意図が伝わってないなって
思ったから、説明しているだけ。
>>「ぬるま湯でもこんなに安閑としている連中が居るし、居つづけるだろうし甘いままの部分も
>>世の中には沢山有るだろう」という趣旨であれらの企業の例を出しているのに、
その例示がすでに本論から外れているから、温い奴に我慢できない人のように見えるんじゃないか。
ぬるい奴らがいたって、いずれは淘汰されるって書いてるのに、でも温い奴はいるよって
つっこみ返されれば、あなたはそういう温い奴らは許せないの?という
レスになってもしかたがないですよ?
その上で過剰な潔癖さを求めることに意味があるのかという、認識の違いを論点にあげたと
いうことですよ。
私は官との癒着だのなんのとマスコミが叩くものについても、実情をしるとやむ得ない点が
あり、全てを温い連中と切り捨てる粗雑さが、嫌いなだけなんです。
>>56 >>また、瑣末な例だと日通が旧態依然たる部分があることを認めたならば何故「それはその通りだ」と書けないのかね?
温い奴らは淘汰されるよ
↓
でも温い奴らはいるよ。
↓
うん そうだね。
これでは、論旨が変わるからです。
私の論旨はいるのだろうけどそれが何か? いても長期的には問題ない といっています。
非礼とかそういう問題ではなく、いるのは当然だけどいても問題は小さいよっていう
認識を提示しているのですよ。わかっていたように書いているのではなく、
わかっているけどその問題は枝葉末節だねと主張している。
自衛隊が軍かどうかという話にしても、あなたがまず米国が自衛隊の軍昇格を求める
考えが強いと書くから、
いや、自衛隊を軍でないと思ってるのは日本人だけで、アメリカにしてみれば、そんなこと
どうだっていいっていう話なんですがね? ということを言っているわけです。
いろいろ知っていることを自慢するとかじゃなくて、軍と国際政治についての認識があまりにも違いすぎるから
まずそのギャップを埋めるための反論提示ですよ? わかっていますか?
だいたい、G5をどうして知らないんです?
G5+イタリア+カナダ→G7 → +ロシア → G8
先進国首脳会議なんですが、つまり5大先進国であったと言いたいわけです。
酷すぎるって言われても、反論や訂正するときにこっちの知っていることを書かなければしかたがないでしょう?
感情的になる理由がわかりません。
>>55 前段
だから、貴君がいずれ淘汰されると書いた意見に対し当方は
「そんなことは無い、なかなか淘汰されない物も有る」と反論しておるのだ。
どこが本論から外れているのか?貴君の想定範囲が限定的だったのであろう。
>>46 の
>>かつて官であったもの、あるいは官との癒着に依存してきた物はどこまで行っても本質は変わらぬであろう。
を、読み飛ばしたのですかな?
後段
>>私は官との癒着だのなんのとマスコミが叩くものについても、実情をしるとやむ得ない点が
>>あり、全てを温い連中と切り捨てる粗雑さが、嫌いなだけなんです。
この一文に貴君の持つ「相手の人物像を都合よく決める」ところがよく現れて居る。
当方は、新聞も読まなければ雑誌もテレビも見ない人間である。
上で列挙した企業群の実状や空気なども実体験から感じ取った事を書いて居る。
具体的にプロジェクト名や現場名など守秘義務に抵触するため書けぬが、そういうことである。
ああ上は
>>58 の間違いである。
>>59 自衛隊がどこから見ても軍に相違なくとも、様々な作戦で行動をともにする事になる筈の
米軍サイドから見れば、現状の手かせ足かせは邪魔な物であろうと言う考察より導いた
結論である。
それを、周知の事実だからあえて不要と反論するのは方角が違うであろう。
>>G5
貴君皮肉も通じぬのか?
日露戦争直後といえば海軍力だけは大英帝国に次ぐかあるいは鹵獲した艦船を含めれば
それを凌ぐ勢いであったろうが、戦争に勝ったのに賠償金は一文も取れず、割譲された
領土も(貴君の論調で言えば将来のお荷物程度にしかならぬ雛びた)南樺太のみだし。
陸軍は予備役まで投入した上で辛うじて「負けるのをポーツマス会談の先に伸ばした」状態であり、
戦死者に匹敵する程の脚気患者を出したというお粗末さである。治安も悪化したし・・
また産業もその中心はあくまで農業(といっても広大な耕作地など無いが)。
工業製品の輸出など繊維くらいしかなかったのである。負けたロシアの方が国力は大きい。
第二次大戦当時でも軍事力だけはたいしたものに成長したが、その他を徹底的に犠牲にした上でのこと。
米・英・独・佛・ソの一角に食い込むどころか、イタリアやスペインと勝負しても危ないであろう。
本当に安定した経済力・産業力を獲得したのは朝鮮特需と冷戦のおかげであり、昭和30年代後半である。
>>当方は、新聞も読まなければ雑誌もテレビも見ない人間である。
>>上で列挙した企業群の実状や空気なども実体験から感じ取った事を書いて居る
ああ。わかった。そういうスタンスの人となら、議論は無意味なんで打ち切る。
貴殿を買いかぶりすぎていたようだったよ。
もっと冷静で良い議論ができるかと思ったが、私も見る目がない。
なんとまた。驚いたことだ。
マスコミの姿勢を否定的に見ながらも、マスコミと距離を置く人間を
これまた否定するとは。
というより、うまい打ち切りの口実と言う所ですかな。
>>直言僧正氏
「地方切り捨て」は許容していけないのでは?
地方に補助金という名のエサをばらまくのは、敵対的な勢力に寝返るのを防ぐための投資、という側面を持つ以上
地方切り捨ては、国防上の問題に発展しかねない、と考えるんだけど
例えば、沖縄県を切り捨てたを仮定した場合、沖縄県民が独立宣言をし、中国と軍事同盟を結び軍隊を駐屯させたら
それは国防上のリスクとなりはしないか?(現実には、そんなことはアメリカが許さないだろうけど、一例として)
例え将来的に捨てられるとしても、今日を生きるために目先の利益に飛びつくのを止めることは出来ないと思うのだけど
>>63 マスメディアの情報は、何が起こっているのかを分析するにはとても有用だよ
>>64 現代社会に生息して居れば直接マスメディアに触れずとも、
世間で起きている事象は耳に入ってくるであろう。
口コミやネットの情報の方が自己をより客観的な状態で
情報に接することが出来ると言うスタンスですな。
当方の場合はですがな。余人の事は知らぬ。
追加である。
>>国防上の問題に発展しかねない、
というかそれ以前に恥知らずな方針ですぞ。
今日まで中央が中央の都合で歪んだ税制を布いてきて
その上地方交付という名で自分たちで考えることも骨抜きにして、
有力な企業や人材をかき集めるだけ集めた後で残り滓を廃棄するという思想ですからな。
どうしてもやるというなら今後二十年程度国税と地方税の比率を4:6位にしたうえで、
それでも自力の付かぬところを「産業を中央の管理下にすべて委ねさせる」という
方針で地方の権力だけを切り捨てるとかなら話は分かるが・・
拠点としての地方は貴君の言う通り防衛上切り捨ては物理的に不可能であり
そのことは直言氏も明記していたであろう。
補足
上記で当方が「話は分かる」と書いていることは、前半のみをそのまま行えば
それこそ実質的に地方切り捨てである。分かっていて書いていることを補足しておく。
>>64 超亀レス
敵対勢力に寝返るって言う意味が、野党に支持を変えるのか、外国につくのかが判断できないが。
沖縄の独立宣言を言うなら、北海道沖縄開発庁によって、どれだけ税金が沖縄にそそぎ込まれているかを考えてみればいい。
沖縄、北海道を筆頭に地方は、日本の一部であるというだけで、目に見えない計り知れない利益がある。
もし、日本で無くなれば、補助金が日本の地方であったときと同じだけもらえるかわからない。たぶん、無理。
福祉、職、税金の額、自治の独立、裁判の公正性どれをとっても、日本より恵まれた条件を出せるところはない。
しかも差別されようが虐殺されようが、マスメディアが入れなければ無かったことにされるわけで。
独立するってのは、なかなか言うほど簡単ではなく、独立して普通にやっていくためには周辺国の承認と、
最恵国待遇が必要で、今、沖縄が独立すれば、第二の台湾ができるだけでしょう。(中国と日本の立場が入れ替わって)
米国と日本という二大経済ブロックから閉め出されて、やっていけるのかってことになる。
目先の利益に飛びつくにしても、独立や寝返りが、地方の一首長の任命期間でどうこうできるものでもない。
それこそケベック独立運動のように住民の多くが持続的な活動と意欲を持たなければ。
地方の切り捨てって言っても、即座に餓死者が出るレベルまで落ちる訳じゃない。補助金が減って県内の経済が悪化する
だけのことで、日本を出ていくデメリットを越すことはあり得ない。
そもそも本州の人間が入ってくればぶつぶつとヤマトンチュと文句をいい、アメリカに占領されてたときは
日本に必死に帰りたがった沖縄人が、中国人との同居を本気で心の底から望むだろうか?
短期的に馬鹿やって、沖縄が中国の同盟国になれば、それはそれで国防を再構築するチャンスだろうと思う。
言葉で過激に地方の切り捨てって言ったが、外国に寝返えった方が利益がでる自治体は、まずない。
目先の利益すら、米国を除いては、提供できないと思うけどね。
言い換えれば、如何に田中角栄によって地方が甘やかされ続け、ちょっとやそっとでは独立もできないほど
飼い慣らされてしまったということでもある。