◆◆◆◆　男女論関連ニュース　◆◆◆◆part９

生まれて直ぐに別れた双子が、お互いに兄と妹と知らないで結婚した。二人は別々の家庭の赤ちゃん
とされ、どちらも双子の事実を知らされていなかった。

彼らは出会い、そして恋に落ちて結婚した。双子だと知ったのはその後のことだ。イギリスのこの二人
はロンドン高等裁判所の特別審理で婚姻無効の宣告を受けたと、今日のイヴニング・スタンダード紙
が報じている。家事部の判事は、この結婚には正当性がないと裁定を下した。

この件を公にしたアルトン卿教授は、この双子の事例は子供が実の親が誰なのかを知る権利を強化
する必要があることを物語っていると言う。
彼は、現在上院で討議されている改革案は既存の権利さえ奪いかねないと懸念を示した。
「子供が実の親を知る権利は人権の一つです。真実を知る道が閉ざされたなら、これと同じケースが
もっと起こるようになるでしょう。子供にとって何が必要なのかが、最も尊重されるべきです」。

「ヒト胚および人体組織に関する法律」の改正案では、不妊治療を受けられる基準を緩和する内容も
入っている。診療所は独身女性や同性のカップルでも治療を受けようとするのを断ることができなく
なるだろう。それどころか、医師は患者の「育児支援」の申し出にも応じなければならない（*）。法案
は来週火曜日に上院で採決する予定だ。　　　　　　　　　　　　　　（*）…文意が不明です。

婚姻無効判決は通常は州裁判所で扱われるが、特にややこしい案件だと高等裁判所で査問すること
が出来る。近親同士や重婚の場合、あるいは当事者の１人が結婚式の時点で１６歳未満の場合、
結婚は無効とされる。

（悲劇？の二人）http://img.dailymail.co.uk/i/pix/2008/01_02/HOaksLL1101_468x307.jpg
英タイムズ：http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article3171716.ece