>>623 もちろん、資本主義というシステムは、歴史上誕生したものであり、
発生原因(恋愛や売春、また、ウェーバーが言うところによると「プロテスタンティズムの倫理」)とは別に、
独自の変形を遂げ、もはやそれは、人間を支配するものとなった。
それを「外部化」と読んでいるのです。
あるしゅ本末転倒の最大のものといいましょうか。
> 女性から幅広く支持を集めたいというのは政党や企業など組織の意向だと思いますが、
私の言っているのは、そういう意味だけの「女性中心主義」ではなく、
ゾンバルトが、『恋愛と贅沢と資本主義』(講談社学術文庫)で述べているような、
女性中心主義、あるしゅの買春主義のことです。
> それが男性個人の意識をも支配しつつあるというのでしたら
むしろ、私は逆だと思います。
まず先に、一般的な男性個人に、動物などにあるような「女性に対するアピール」としての甲斐性アピールがあり、
その価値観が、政党や企業の意識につながっているのだと。
もっとも、そのような価値観は、男性同士の競争を激化させ、
過労死、自殺、ホームレスその他の男性差別を生み出し、
女に、漁夫の利を与えるだけのバカマッチョ的な愚かな考えなのです。