453 :
水戸肛門の見解(草稿版):
男女平等の名のもとに職場での女性差別は撤廃され、男女雇用機会均等法なるものまで制定された。
この法の趣旨は女性差別禁止、すなわち採用・昇進・待遇において「女という理由だけで」差異をつけてはならないといったところ。
では、髪型の自由度の違いはどうなのか?
女と同じ髪の色にも関わらず、「男性という理由だけで」採用や昇進が見送られるのである。
これは男性差別ではないのか?無論、男性差別だと俺は思っている。
これとは考えを異にする人からの反論に「お客の印象を考えれば男性の茶髪・長髪が禁止されるのは当然のこと」というのが頻繁に見受けられる。では、これは性差で片付けられる問題なのか?
なるほど、確かに女社員の茶髪・長髪は広く普及しているのに比べ、男性の場合は必ずしもそうではない。
しかし、これは男性差別の結果生じた現状であることも忘れてはいけない。
日本人の女だけ茶髪が似合う顔をしているのか?決して、そうではないだろう。
20年前の日本で、茶髪に染める女がいれば、それに違和感を覚える人は少なくなかったはず。当然茶髪を不快に思う人もいたわけで、その状況下で何故女にだけ茶髪にする自由を認めたのか?
これは男性にお客に好印象を持たれる努力を負わす一方で、女にはその努力を求めなかったことに他ならない。その結果生まれた差をもって差別を否定することは如何なものか。
454 :
水戸肛門の見解U(草稿版):2006/12/10(日) 13:19:51 ID:xykV4q6I
髪の長さについても、男女間で求められる基準の厳しさには大きな隔たりがある。
男性に短髪(耳・額・襟足に髪がかからない等)を強制しながら、女は髪を後ろで括ればOKとほぼ自由である。
現代、男性でもミディアム程度の長さなら、十分許容範囲だろう。
もし男性が短髪でなければ客の好印象を得られぬと言うのなら、何故企業はCM・広告などに黒髪・短髪ではない男性タレントを起用するのか?
それは厳格に黒髪・短髪でなくとも、十分世間の好感を得られることを企業が承知してるからに他ならない。
もちろん保守的な人は茶髪を毛嫌いするだろう。しかし、そういった人への配慮を男性に求めるなら女にも求めるべき。
男性に厳格に黒髪・短髪を求めるなら、女にも黒髪を強制し、好印象を持たれやすい髪の長さを細かく求めるべき。
女にそういった努力を求めないのに、男性だけにその努力を求め、それに従わない男性を不採用・冷遇するのは即刻改善すべき男性差別と言わざるをえない。