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名無しさん 〜君の性差〜:
第一部 カンザスシティーからの報告 推進団体が“プログラム見本市” 人生設計し性の悲劇回避は共通「調査研究で内容充実
」と自信アンルー会長「ハイ! 私のところの教育プログラムはいかが。これが教師用指導書でこれが生徒用テキストよ」――。
笑顔で、きりっとした表情の女性が声を掛けてきた。辺り一帯、自己抑制教育のプログラムを紹介するブースが所狭しと並ぶ。
米ミズーリ州カンザスシティーのホテルに六月六日から九日まで、全米からさまざまな自己抑制教育団体が集い、基調講演や分科
会に参加した。ホテル一階のホールに設けられたブースは、さながら“自己抑制教育プログラム見本市”といった光景である。
米国では今、熱心に自己抑制教育が進められており、小さい組織も入れると、その数は千にも及ぶという。その中には、仲間がペ
アで指輪をはめて純潔を守るために励まし合うプロテスタント牧師主宰のSILVER・RING・THING(シルバー・リン
グ・シング)。二十年以上の実績を持つTEEN・AID(ティーン・エイド)。東南アジアでも実践され始めた新興のWAIT
・TRAINING(ウエイト・トレーニング)などがある。カンザスシティーでの自己抑制指導者会議には、三十七団体が参加
し、展示会場となったホテル一階のホールで売り込みを図ったのだった。参加者に教材を紹介する米自己抑制教育団体「フレンズ
・ファースト」のメンバー=6月6日、ミズーリ州カンザスシティーのホテル声を掛けてきた女性はシカゴ(イリノイ州)を拠点
とする自己抑制教育団体「プロジェクト・リアリティ」の会長、リビー・グレイ・マッケさん。そのプログラムはイリノイ州だけ
で、すでに十万人以上の若者が学んでいるという。