女性のライフサイクル論

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1名無しさん 〜君の性差〜
現代日本の文化的社会的変容における女性のライフサイクルとその課題
について議論しましょう、というスレです。どんどんカキコしてください。
2わんこなショッピング:2006/07/05(水) 15:09:36 ID:ODmcGp52
おんなはかちく これでじゅうぶん
3名無しさん 〜君の性差〜:2006/07/05(水) 16:36:14 ID:K7OZeHM+
まじめに頼みますね…
4名無しさん 〜君の性差〜
もうひとつの声―男女の道徳観のちがいと女性のアイデンティティ (単行本)  キャロル・キリガン
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4761003308/250-3034789-8443417?v=glance&n=465392
本書は、1983年のアメリカ教育研究学会出版賞を受賞し、1984年度『Ms.』誌の“ウーマン・オブ・ジ・イヤー〓に選ばれた、ハーバード大学の女性心理学者キャロル・ギリガンの話題の書の全訳である。
心理学や文学、著者自身の研究データにあらわれる男性と女性のそれぞれ異なる声が、どのような意味をもつかを論じ、女性が従来の人間の発達理論からはみ出すという事実は、
女性の発達に問題があるのではなく、主として男性の視点で研究されてきた実験・調査や理論が普遍性を欠いているからだとするその指摘は、
出版されるとたちまち注目され、各地でシンポジウムが開かれ、現在ヨーロッパ各国で翻訳出版されて反響を呼んでいる。
新しい時代の人間認識の必要性を力強く提唱する書。

*目次

1 男性のライフサイクルのなかでの女性の位置
2 人間関係のイメージ
3 自己と道徳の概念
4 危機と移行
5 女性の権利と女性の判断
6 成熟の姿

**カスタマーレビュー

臨床的な知見に裏付けられた道徳性の発達理論。
Justiceを軸とするKohlbergの理論を男性的なものと位置づけ、Careを中心に据えた文脈を女性たちの声から構築する。
注目され、論争も招いた名著である。

社会との相互関係の中で自己を育てていく視点は、独我論を回避するために極めて重要である。
また、関係や文脈の特別さを捨象して公平に扱うことは、親密さや配慮を疎外した冷淡さに通じる。普遍性を求めて一括してしまうことで、個別性や多様性を疎外することになる。
違うものを違うように扱うことと、同じように扱うことと、どちらがより適切なのであろうか。この問いは、個性や差別、ジェンダーや他民族といった問題を考えるとき、未だに色褪せない。