ネットウヨクの性教育糾弾は全く無意味だった!
「禁欲教育」効果ない74% エイズ防止策でNGO調査
「結婚前の性交渉を禁じるのはエイズ防止策として有効でない」と考える人が74%に上ることが14日、
発展途上国の人口問題に取り組む非政府組織(NGO)の財団法人「家族計画国際協力財団」(東京、略称ジョイセフ)の調査で分かった。
調査は昨年12月、インターネットを使い、国内各地の20〜59歳の男女1043人から回答を得た。
エイズのまん延を防止するために何が有効かを尋ねたところ、最も多かった答えは「コンドームの使用を広める」で、
93%が回答(複数回答)。次いで89%が「思春期の性に関する相談体制を充実させる」、86%が「学校外で避妊の意識、知識を広める」、85%が「学校でコンドームを含む性教育を充実させる」と答えた。
しかし、「結婚前は性交渉しないようにさせる」と答えた人は26%にとどまった。「性交渉の相手を1人にするよう勧める」も45%と低かった。
若者の性をめぐっては、中教審の専門部会が昨年7月、高校生以下の子どもの性行為を容認するべきではないとの立場で指導することで一致。
こうした「禁欲教育」について性教育の専門家からは「現実の状況からすると、性感染症や望まない妊娠を防ぐには性衝動を抑えさせるより、性の情報を適切に与えるべきだ」との批判も出ていた。
ジョイセフの石井澄江事務局長は「多くの人は現実的な見方をしているようだ」と話している。(共同)
http://blo g.goo.ne.jp/a_tamago_egg/e/5d9174bf40cc7576ad60a192c3017f95
禁欲的な教育:ライフウォークプログラムの評価 [No.48]
米国ミズリー州の公立学校の第8学年と10学年の白人生徒を対象に約3週間の「禁欲教育」プログラム「Life's Walk Program」を実施した。
そこでは講義、ビデオ、討論、ロールプレイング、乳幼児シミュレータを用いた育児体験などが含まれている。
1999年から2000年にかけて思春期の青年と両親のコミュニケーション、禁欲と思春期の行動・態度、性の知識などについて授業の前後と4ヵ月後に評価が行なわれた。
4ヵ月後の評価では知識では有意な差が見られたが、行動や態度では差が見られなかった。この研究の結果からは、
禁欲のみのプログラムでは態度や行動には大きな変化はみられなかったが、もともと米国中西部の白人生徒たちはすでに禁欲を好んでいるので、
このプログラムによる禁欲の推進は測定できるほどの効果をもたらさなかったのかもしれない。
http://www.hokenkai.or.jp/cgi/1/1-7/1-72.cgi?mode=search&key=220