◆◆◆◆　　男女論関連ニュース　　◆◆◆◆part５

＜公選法違反＞不正投票の女性職員２人を逮捕　富良野市長選
　４月に行われた北海道富良野市長選で、選挙事務を担当していた同市山部支所の女性職員２人が共謀して不正投票したとして、
富良野署は１９日未明、同市錦町、滝口丸美（４４）、同市弥生町、南しほ（３２）の両容疑者を公選法違反（投票偽造）の疑いで逮捕した。
　調べによると、２人は投票日前日の４月２２日、滝口容疑者の長男（２１）の投票用紙を使って、投票を偽造した疑い。滝口容疑者は南容疑者に依頼し、投票用紙を不正に入手していた。
　市などによると、２人は同支所で１８〜２２日まで行われた期日前投票で、選挙人に宣誓書と投票用紙を手渡す事務作業に従事していた。
投票箱に入れたのは南容疑者で、投票管理者の男性職員がトイレで席を立った間に、投票したらしい。当時、選挙管理人と代理者、立会人など６人が従事していた。
　滝口容疑者は「息子が当日投票できず、１票がもったいなかった」と供述している。
　２人は４月末、市選管に事実を報告し、同署に出頭。市は２人を今月１２日付で６カ月の停職とする懲戒処分とした。
松本博明総務課長は「公正な選挙への信頼を失墜させる行為で誠に遺憾」と謝罪している。
【渡部宏人】（毎日新聞） - 5月19日1時51分更新