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「生物的に男らしい」男は、男らしくない。:
スレッドの趣旨とはことなるが、社会的な男らしさ(マッチョ系・非マッチョ系両方)は、
生物学的な男らしさと大幅に異なっていると思う。
いわゆる「男らしい」というのは男の理想像(その理想像にも違いがあるのでマッチョ
系だったり非マッチョ系だったりする)のことで、平均的な男性をモデルとしている。
ところが「生物的な極端に男らしい男」は男の理想像から外れ、下手すると「男らしく
ない」といわれかねない存在なのだ。
アスペルガー症候群・自閉症は、「男性の性格を極端にしたもの」と指摘されている。
下の一覧は、アスペルガー症候群の性質としてよくコピペされている。
・こだわりが強い(変化を嫌う、規則や理屈を重んじる、頑固)
・冗談、比喩、ほのめかし、皮肉などの理解が弱い(皮肉をマジで受け取るなど)
・形式ばって大人っぽく教科書に書いてあるような口調、自分の好きな話題に戻っていく
・緊張やストレスに弱い、音に過敏(神経質傾向)
・感情表現がへた
・収集、分解、組み立てなどを好む
・自分の空想世界に深く没頭する(アニメとかもわりと好き)
・狭い範囲での優れた知識 (※)
・合理的、論理的 (※)
・数学や科学に強いことが多い (※)
・優れた絵や芸術的な才能を持つ者も多い (※)
この一覧はアスペルガー症候群を良い部分を強調しすぎていると思う。(※)はアスペ
ルガー症候群の「自閉傾向」がプラスに働いた場合を示していて、強度の自閉症の
場合はあてはまらない(ただ、強度自閉症でも当てはまる場合もあって、その場合は
サヴァンといわれる)
だけど、アスペルガー=生物的な極端な男性性格、というのが男らしさとはかけ離れ
ていることはわかると思う。マッチョからも雄雄しさからもほど遠い、良くて研究者タイプ、
悪ければ自分の殻に閉じこもる人、これが生物的な「男らしい男」なのだ。