女性誌を見れば男の立場が分かる

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1:2005/04/07(木) 11:58:37 ID:M0U5nFoy
 何を読むかを見れば、どんな人間であるかが大体わかる。
わたしの本を読む人は、まず、わたしと同じかそれ以上に愚かである。
競馬新聞を読む人はたいてい競馬に関心があり、
育児雑誌を読む人は、たいていセロトニア諸島の住人ではない
(主な原因は、セロトニア諸島には誰も住んでいないことだ。
それに、セロトニア諸島が存在しないという事情も関係している)。
女性誌を読む人はたいてい女である。
 女性誌、とくに若い女向けの月刊雑誌を手に取ってもらいたい。
ずっしり重いはずだ。この事実から男の悲惨さがわかる。
@女はほんとうは力が強い。中年女の力が強いことはよく知られているが、
若い女も力が強い。これだけ重い雑誌を、読み終わるまで軽々と持ち続ける
だけの力がありながら、男に重いものをもたせ、力仕事をやらせているのだ。
一方で、女はカヨワイと思いこんでいる男は「やれやれ、おれがついていて
やらなきゃこの女は何もできやしない」と、力仕事にいそしんでいるのだ。
A本が重いのは、高品質の紙を使っているからだ。わたしの著書と比べれば
分かるが、金のかけ方が違う。雑誌の定価は安いのに、なぜ高品質の紙を使うのか。
最高の色を出して商品をできるだけ魅力的に見せ、購買意欲をそそって
女に商品を買わせるためだ。そのためにスポンサーが金を出しているのだ。
だが、女が商品を買う金はだれが出すのか。たいていの場合、最終的には
つき合っている男だ。結局、商品の代金も、負担しているのは、女性誌には
関係が無いと思い込んでいる男なのだ。
 女性誌の内容を見ればさらに色々なことが分かる。対象読者の年齢が高くなる
とともに、旅行、料理、健康といったものの比重が増えていくが、生き方を
考えさせるような内容は姿を消してゆく。
 中年女向けの雑誌の編集長によると、生き方を考えさせるような特集を組むと
売れ行きが悪くなるらしい。中年女のように自分の正しさを過信している者は、
生き方を考えさせようという編集姿勢を好まないのだ。
2:2005/04/07(木) 11:59:05 ID:M0U5nFoy
 こんな中年女が、若いころは生き方に自信がもてず、自分の将来を占いで
知りたがっていたとは信じられない思いだ。自分を見つめ直したとか、生き方を
反省したという形跡も見当たらないのに、いつそんなに自分の生き方に自信を
つけたのかと思う。男よ。自分の置かれた立場は一生変わらないと思ったほうがいい。
 あらゆる女性誌が力を入れているのは、自分を美しく見せる方法である。
女が美によせる関心は並ではない。グルメ情報や食べ放題の特集を載せても、
ダイエットの方法を紹介するのは忘れないほどだ。
 では女は何のために美を求めるのか。男から見れば、女は自分の価値を高め、
最終的には愛を得るためだと思うだろうが、大きな誤解だ。女性誌では「愛を
パワーに変える方法」という特集までしているのだ。
 女は、どうすれば相手を深く愛せるかではなく、どうすれば愛からパワーを
引き出せるかを研究しているのだ。念のために言うが、「これ以上パワーをつけて
どうするのか。格闘技の世界は厳しいぞ」と考える男は見当違いだから、
考え直したほうがいい(見当違いのまま生きたほうが幸福かもしれないが)。
 女は何かにつけて愛を叫ぶ。それを見て、女が目指すのは愛だと思うだろうが、
最終目標は愛ではない。女性誌には「マイナスになる」ような愛は避けろとか、
「恋愛で綺麗になろう」と書いてあるのだ。愛はパワーや利益や美を引き出すための
踏み台にすぎない。
 男よ。目をさませ。目をさましても打つ手はないが。
3名無しさん 〜君の性差〜:2005/04/07(木) 12:27:31 ID:BouRcqeZ
"たいていセロトニア諸島の住人ではない "

ここで断念した
4名無しさん 〜君の性差〜:2005/04/07(木) 12:40:31 ID:CHkwtDnO
>>1-2
土屋賢二
5婆 ◆t93BMDYvgM :2005/04/07(木) 12:52:45 ID:cj1JaX/4
土屋氏の奥方の話は、どこまでがネタなのか分からなくて面白い。 
6おばちゃん ◆KKK6QxvTX2
この回は以前部分的に引用したことがあるなぁ