そしてまた、男女基本、共同参画基本計画の中にある家庭科の教科書、
家庭崩壊科じゃないかと申しましたが、ちょっと紹介させていただきます。
資料5というところでございます。これも、私がPTAの講演に行って、お父様がくださったものなんです。
うちの娘がこんな本を読まされている、おかしいと言って下すったものです。
左側のページ。次の疑問に答えてみましょう。A子さんとB夫さんは結婚して二十年、
八年前から別居中、きっかけはA子さんに別の好きな人ができたから。
この二人は離婚できるでしょうか。
サッチャーが政権に就いたとき、こんな演説をいたしました。イギリスの子供たちは英語で自分のことを
的確に表現できない、伝統、道徳の価値を教わっていない、浮気をする権利があると教わっている、
とんでもない、教育改革しなければいけない。
私は、浮気をする権利なんて学校で教えるわけがないでしょうと思いました。
しかし今、日本で、家庭科の教科書で、このような文章があるわけでございます。
そしてまた、右のページ、下の方でございます。例えば祖母は孫を家族と考えていても、
孫は祖母を家族と考えない場合もあるだろう、犬や猫のペットを大切な家族の一員と考える人も
あるというふうに書いております。
別のところでは、従来は未婚の母という言葉が使われてきた、しかし最近は、法律的に結婚せずに
子供を産み育てることを自らの意思で選び取って母親になる女性を非婚の母、
シングルマザーと呼ぶようになっていると。
自らの意思で選び取るシングルマザーというのをあたかもお勧めするかのように、
その差別とかそういう問題ではなくて、お勧めするかのように書いていると、
これは問題ではないかと思いますが、このような家庭科の教科書、御存じでしたでしょうか、小泉総理。
http://www.yamatani-eriko.com/news/2005/news01.html