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フェミナチ車両を撲滅しろ【その三】
国土交通省のイカサマ世論調査
デッチあげられた女性専用車両賛成派
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警視庁の「痴漢犯罪」データの疑惑に関連して、言い忘れたことがある。それは、警視庁の「痴漢被害相談」件数のことだ。
警視庁の鉄道警察隊には、「痴漢被害相談所」というのが東京駅、池袋駅、新宿駅など主要駅に設置されていて、女性からの痴漢被害相談を受け付けている。
痴漢被害が増えているなら被害相談も増えているに違いないと思って、警視庁に近年の痴漢被害相談受理件数を聞いてみた。
すると、「毎年百件前後」というそっけない回答が返ってきた。「具体的な数字を教えてほしい」と言うと、
「具体的な数字はとってない」というつれない御返事。
本当に痴漢被害相談受理件数の数字はとってないのだろうか? 色々な文献を調べてみたら、
東京都の平成十二年度「男女平等推進のための行動計画」という文書が見つかった。
そこには、平成十一年度の「痴漢被害相談所における相談受理状況」という数字が載っていた。「二百五十七件」。
痴漢被害相談受理件数が近年、百件前後で推移しているならば、平成十一年度の二百五十七件に比べると、
半分以下の水準に落ち込んでいることになる。なるほど、警視庁が「低迷」傾向にある痴漢被害相談受理件数の数字を出したたがらないわけである。
警視庁はホームページにおいて、「痴漢犯罪」の「暗数は、この数十倍に上ると見込まれる」と強調している。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no1/koramu/koramu3.htm それなら痴漢被害相談受理件数こそ、痴漢犯罪の「暗数」を推計するための格好な統計だろうに。
「具体的な数字はとってない」と見え透いたウソを言う。「痴漢犯罪は増えている」と信じ込ませるためなら、
痴漢冤罪者の逮捕など平気でやってのける警視庁だから、数字の隠蔽などこともなげに行うのである。
さて、警視庁と並んで、女性専用車両を導入するために世論工作を行ってきたのが国土交通省である。
国土交通省が実行した世論操作の極め付きが、平成十四年二月に実施した「女性の視点から見た交通サービスに関するアンケート調査」だろう。
その調査報告書なるものは、官庁によるイカサマ世論調査の見本と言っても過言ではない。
このアンケート調査は、交通サービス全般についてのアンケートを装いながら、女性専用車両賛成に誘導しようという意図が露骨に見える。
509 :
名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/22(金) 13:32:28 ID:VjpJx5r2
報告書は、アンケート結果について、「女性専用車両の導入には女性の八割弱、男性の七割弱が賛成」と述べる。
女性専用車両に関する最初の設問(「女性専用車両の設置に賛成ですか、反対ですか?」)では、たしかに女性の五〇%が女性専用車両の導入に賛成、
二七%がどちらかといえば賛成、男性の三九%が賛成、二六%どちらかといえば賛成と回答している。
仕掛けはその次の設問に隠されている。朝のラッシュ時の導入に関する質問だ。
(1)ラッシュ時にこそ痴漢が発生するので専用車両を設けるべき。
(2)ラッシュ時にはかえって混乱(ダイヤ遅延など)するので専用車両を設けるべきではない。
(3)どちらともいえない。
(1)と回答した人は、女性の五〇%、男性の四二%である。でも、三つの回答をよくみてほしい。
「ラッシュ時に女性専用車両を設けるべき」という選択肢は(1)しかない。
どうせ女性専用車両を導入するならラッシュ時にと考えるのは自然のなりゆきだから、女性専用車両があってもいいという人達は(1)にマルをつけたと思う。
しかし、そこには、ラッシュ時にこそ「痴漢が発生するので」という文言が挿入されているのだ。
つまり、「朝のラッシュ時に女性専用車両を設けるべき」という人達は、みんな、「痴漢発生」を理由にした
女性専用車両賛成派に組み入れられる仕掛けになっている。
設問だけではない。アンケート票の配布方法もかなりあやしい。アンケートは、地下鉄、小田急、京王、東急、西武、東武の計十駅で、
「乗降客に対し一時間あたり二百票の割合で、一駅あたり合計二千票(総計二万票)を無作為に配布し、後日郵送により回収した」とある。
配布時間は「平成十四年一月二十四日(木)午前十時〜午後八時」。
理解に苦しむ。ラッシュ時の女性専用車両の導入について意見を聞こうというのに、朝七時ー九時のラッシュ時をわざわざ避けている。
もっと不思議なのは、アンケートの配布先に主婦連合会と東京都地域婦人団体連盟が入っていることだ。
ラッシュ時に電車に乗る女性客をことさら避けて、通勤電車に乗っているかもさだかでない主婦連のメンバーを回答者に含めた意図は何か。
主婦連というのは主婦代表を装ったフェミニスト団体である。フェミニスト団体の意見を反映させようとしたとしか考えられない。
このアンケートの欺瞞はまだまだあって、例えば、女性専用車両の設問のあとに女性優遇車両に関する設問が登場する。
女性専用車両に女性優遇車的なイメージを与えて、女性専用車賛成派を増やそうという策略だ。
女性専用車両を利用するかという設問で、「必ず利用する」と回答した女性の世代別内訳はこうなっている。
〇〜三九歳 二三%
四〇〜五九歳 二二%
六〇歳〜 二三%
511 :
名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/22(金) 13:35:11 ID:VjpJx5r2
六〇歳以上の女性は、失礼ながらご自分が痴漢の被害者となることを想定してはおられまい。
「シルバーシートみたいのがまたひとつ増える」くらいにしか考えていないに違いない。
でもこの方たちも、「痴漢被害防止策としての女性専用車両賛成派」にカウントされてしまっているのである。
国土交通省は翌平成十五年三月に「女性専用車両 路線拡大モデル調査報告書」を発表したが、そこにはこんなくだりが登場する。
《平成十四年一月に首都圏で、交通サービスに対する男女の意識の違いを探るアンケートを行った結果、痴漢被害を防止するための女性専用車両導入に賛同する意見が多く、
その普及拡大が求められていることが明らかになった》
世論操作の完成である。これ以降、国交省は、「女性たちは痴漢を避けるために女性専用車両の導入を待望している」と大々的に宣伝を始めることになる。
(この項続く)
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