女性占有車両導入拡大を国土交通省に要望する公明党

このエントリーをはてなブックマークに追加
435名無しさん 〜君の性差〜
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 反フェミニズム通信 平成17年7月2日発行 第57号
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

―――――――――――――――――――――――――――
  フェミナチ車両を撲滅しろ【その二】
  警視庁「痴漢犯罪急増」統計のペテン
―――――――――――――――――――――――――――

 警視庁と東京都は平成十六年七月、JR東日本や鉄道会社に働き
かけて、「駅構内・電車内等公共空間における反社会的行為等の防
止に関する協議会」なる組織を設立した。「列車の遅れにつなが
る」と導入を渋る電鉄各社を引っ張り込むためにつくりあげたのが
この協議会だった。十二月には、警視庁幹部が三社の役員に面談
し、「試験的に区分乗車を実施してほしい」と要請文まで手渡して
いる。

 女性専用車両問題を調べている時、あるJRの関係者がそっと
耳打ちしてくれた。「首都圏で電鉄各社が女性専用車両を一斉導入
させたキーパーソンは竹花さんですよ」と。

 竹花豊・東京都副知事。警察官僚で、平成十五年に石原都知事に
請われて治安問題担当の副知事に就任。濱渦副知事をめぐる一連の
ゴタゴタで、七月三十一日付けで副知事を辞任し警察庁に戻るお方
だ。
436名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:53:39 ID:1ouKGj/a
 「駅構内・電車内等公共空間における反社会的行為等の防止に関
する協議会」の座長も竹花副知事がつとめている。五月九日に新宿
駅頭で「痴漢を撲滅するぞ!」と関係者の先頭に立ってこぶしをふ
りあげたのも竹花副知事である。

 竹花氏の東京都副知事就任は、女性専用車両推進派の警視庁にと
っては渡りに船だった。竹花氏は警視庁勤務が長く、性犯罪を所管
する警視庁生活安全部長もつとめていたからだ。そして都議会にお
いて、治安問題担当である竹花副知事に対して、女性専用車両導入
を執拗に迫ってきたのが公明党だった。

 東京都議会では公明党がキャスティングボードを握っているか
ら、警視庁は予算も人事も公明党に首根っこを押さえられている。
公明党と警視庁の関係というのは、実はもっと根深い問題があっ
て、それは警視庁は今や創価学会員の巣窟(一説に千人)になって
いるという事実だ。池田大作による法務・警察乗っ取り工作が、最
も顕著に進行している組織が警視庁なのだ。
437名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:54:11 ID:1ouKGj/a
 一方、国土交通省は、大臣に公明党の北側一雄が就任すると(平
成十六年九月)、女性専用車両導入に向けてしゃにむに走り始め
る。そして関係省庁の動きはことしに入って一段と活発化した。

・二月七日、警視庁が「電車内における痴漢犯罪の発生件数」を発
表。公明党が女性専用車両導入の署名活動を展開。

・三月七日、国交省が「女性などに配慮した車両の導入促進に関す
る協議会」の初会合を開催。

・三月十五日、公明党が七万六千人分の署名簿を添えて首都圏での
女性専用車両早期導入を国交省に要望・・・・。

 公明党が公明党の大臣に要望書を提出するというのは茶番以外の
何ものでもない。

 首都圏における女性専用車両導入を画策したのは警視庁、東京都、
公明党、国土交通省の四者、その中心にいたのは竹花副知事だった。
438名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:54:39 ID:1ouKGj/a
 さて、ここで問題にしたいのは、警視庁が二月に公表した「電車
内における痴漢犯罪の発生件数」というデータのことだ。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kouhoushi/no1/koramu/koramu7.htm

 これによると、電車内の「痴漢犯罪発生件数」は平成十六年で二
二〇一件。「平成八年の約三倍に増加し、過去最悪の状況となって
います」と警視庁はホームページで危機意識を煽っている。

 このデータをもうすこし詳しく見てみよう。

 「電車内における痴漢犯罪の発生件数」は強制わいせつと迷惑防
止条例違反(卑猥行為)に分かれている。強制わいせつは認知件
数、迷惑防止条例違反は検挙件数だ。
(左から合計、強制わいせつ、迷惑防止条例違反)

 平成八年   七七八  九六  六八二
 平成九年  一三三八  九六  六八二
 平成十年  一七〇七 二一一 一四九六
 平成十一年 一八一四 二五九 一五五五
 平成十二年 二一〇一 二四七 一八五四
 平成十三年 二〇〇六 二七二 一七三四
 平成十四年 一八六八 二五五 一六一三
 平成十五年 二〇五八 二六五 一七九三
 平成十六年 二二〇一 三〇四 一八九七

 たしかにこの数字をみると、電車内の「痴漢犯罪」は平成八年か
ら十二年にかけて急増し、その後も高水準に推移していて、都内を
走る電車内には痴漢が異常繁殖しているような印象を受ける。
439名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:55:14 ID:Pf4uaZvK
 では警視庁以外の統計はどのようになっているのか。全国ベース
の電車内痴漢件数について、警察庁の広報に問い合わせてみた。警
察庁が出してくれたのが、「鉄道警察隊取扱の強制わいせつ、迷惑
防止条例違反の検挙件数」というデータである。

(左から、合計、強制わいせつ、迷惑防止条例違反)

 平成八年  五八一  八三  四九八 
 平成九年  九二七 一一二  八一五 
 平成十年  九七四 一〇八  八六六 
 平成十一年 九一一  九九  八一二 
 平成十二年 九八一  八九  八九二 
 平成十三年 八一一  六七  七四四 
 平成十四年 八三一  五七  七七四 
 平成十五年 八五一  四〇  八一一 
 平成十六年 七八五  三四  七五一 

 驚いた。列車内での迷惑防止条例違反の検挙件数は、平成十二年
をピークに減少傾向を示しているではないか。平成十六年は前年に
比べて六十六件もの減少だ。強制わいせつは平成九年がピークで、
平成十六年はピーク時から三分の一以下の水準にまで激減してい
る。

 この数字は各県警の鉄道警察隊が取扱った検挙件数で、全警察が
取り扱った数字ではない。しかし電車内における痴漢犯罪のおおよ
その傾向は、このデータで十分読み取ることができると思う。
440名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:55:50 ID:Pf4uaZvK
 東京の隣接県ではどうなっているのだろう。神奈川、埼玉、千葉
の各県警に問い合わせてみたところ、電車内に限った迷惑防止条例
違反の統計はとっていないという。

 以上の事実から分かるのは、痴漢犯罪が増えた増えたと騒いでい
るのは、日本の警察の中でも警視庁だけということだ。

 さて、警視庁の統計にある迷惑防止条例違反の「検挙件数」とあ
るのに注目されたい。「検挙」とは一体何を意味するのだろうか?
 普通は「犯罪者」を検挙したと考えるだろう。では、「検挙件
数」イコール「犯罪件数」と考えていいのだろうか?

 警視庁の犯罪統計書を調べていて、重大な事実に気がついた。
「検挙件数」の中には「解決事件」を含むという説明があるのだ。

 解決事件とは、捜査した結果、「基本事実がないことその他理由
により犯罪が成立しないこと又は訴訟条件・処罰条件を欠くことが
確認された事件」のことだ。つまり、「検挙件数」の中には「犯罪
が成立しない」場合が含まれるわけだ。
441名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:56:29 ID:1ouKGj/a
 では、迷惑防止条例違反の「検挙件数」には「解決事件」は含ま
れているのかいないのか? この点について、警視庁の広報課を通
じて確認してみた。すると、「検挙件数には解決事件は含まれてい
ない」という答が返ってきた。

 そこで再度質問した。「女性に痴漢呼ばわりされて警官に引き渡
されたものの、実はやってないことが判明したとか、女が示談金目
的にデッチ上げたとか、様々なケースが報告されている。それらは
検挙件数の中に含まれているはずだが、いわゆる解決事件ではない
のか?」と。すると広報課は、「そのようなケースも検挙件数の中
に含まれている」と訂正してきた。そして、「迷惑防止条例違反の
検挙件数というのは、犯罪者のことをあらわす数字ではない」と
渋々認めた。

 つまり、「潔白」が明らかになった人も「検挙件数」の中に含まれて
いるというのだ。検挙件数の中に「潔白者」が含まれるなら、検挙件数
を「痴漢犯罪の発生件数」と謳うのはペテンに等しい。

 参考までに、迷惑防止条例違反の検挙件数に占める解決事件の件
数を教えてもらいたいと言ったら、「その統計はとってない」とい
う。どうやらそういった数字は警視庁の関心事ではないらしい。

 うさんくささに満ちた警視庁の統計。
442名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:58:35 ID:1ouKGj/a
 迷惑防止条例の検挙件数は、平成八年から平成十二年にかけて急
増しているが、痴漢冤罪といわれる事件が頻発したのもこの時期だ
ったことに留意されたい。

 ある調査によると、平成十二年一月から平成十三年十月までに、
電車内の痴漢事件で被告に無罪判決が言い渡されたケースは全国で
十一件にのぼるという。

 当時頻発した冤罪事件のレポートには事欠かない。

《帰宅途中、JR中央線の車内で大声で携帯電話で話していた若い
女性に、「うるさいからやめなさいと注意した。女性を電話を切っ
たが、険悪な雰囲気になった。車内はすいており、会社員は女性に
触れていない。しかし、国立駅を降りたところで警官に声をかけら
れ、逮捕。警察で「女性が痴漢されたと言っている。気持ちを考え
ろ。」と怒鳴りつけられたうえ、二十日もの間、勾留された。不起
訴。》(「週刊朝日」平成十二年七月十四日号)
443名無しさん 〜君の性差〜:2005/07/04(月) 10:58:54 ID:1ouKGj/a
 気の毒に、このサラリーマンも、警視庁の統計においては「車内
における痴漢件数」ににカウントされているのだろう。殺人事件で
年間十件もの冤罪事件を起こしたら、警視庁長官も警視総監もクビ
が飛ぶ。痴漢冤罪が一年に十件もの冤罪事件を起こしても誰のクビ
も飛ばない。

 警視庁は、痴漢事件には表面に出てこない「暗数」があるとしき
りに言う。でも私は、痴漢冤罪事件にこそ表面化しない「暗数」が
相当存在すると思っている。痴漢冤罪事件の「元凶」は警視庁である。
  (この項続く)
◆---------------------------------------------
 反フェミニズム通信
 [email protected]

 反フェミニズムサイト
 http://homepage2.nifty.com./antifemi/
----------------------------------------------◆