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名無しさん 〜君の性差〜:
「ヨン様」「ジウ姫」という、不可解な呼び名が流行っているらしい。テレビやラジオで韓国人タレントを形容する時には、男性には「様」、女性には「姫」を付けなければならないという。
タレントの伊集院光は、自分が担当するラジオ番組の中で、スタッフから「ヨン様」「ジウ姫」と呼ぶように強制されたことを愚痴と共にぶちまけている。
なぜ韓国人タレントにだけ「様づけ」「姫づけ」なのか。
一説によると、様付けをすることでギャラが格段に違ってくるというが、そのような理由だけでマスコミ各社がこぞって「様づけ」するものなのだろうか、不思議である。
「様づけ」「姫づけ」につづき、韓国人男性に「イケメン」という枕詞がつくようになったが、これもまた理解できない。いわゆる韓国ブーム(韓流)とやらには、いつも不思議がつきまとう。
ファンが贔屓の俳優を様づけして呼ぶことは昔から有ったようで、杉良太郎の「杉さま」はよく知られている。
しかし、最近の「様づけ」は、マスコミが意図的に流行らせようとしたものばかりだ。
1997年には映画タイタニックの主演男優を「レオ様」、2002年の共催W杯では「ベッカム様」が飛び交ったが、これらはマスコミが無理矢理に定着させたものであって
ファンの間から自然発生的に生まれた言葉ではない。
同様に、「ヨン様」という単語も突然、湧いた。
2004年4月3日、羽田空港に降り立った韓国人俳優ペ・ヨンジュン氏のお出迎えに、7,000人とも言われるオバファン(オバサンファン)が殺到し、世間は度肝を抜かれた。
その1年前からNHKでは衛星放送で韓国ドラマ「冬のソナタ」を放送しており、ある程度は知られた存在ではあったらしい。
しかし、殆どの日本人はペ氏を知らなかった。空港に集まって泣きわめき地べたに寝っ転がる原始人のようなオバファンのニュース映像を見て、多くの日本人が呆気にとられた。
しかも、この殆ど無名に近い韓国人を、NHKをはじめとするマスコミは突如として「ヨン様、ヨン様」と呼び始め、国賓待遇で持ち上げ始めたのだ。