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名無しさん 〜君の性差〜:
東京新聞2004.10.28「発言」欄
「外国人参政権 国籍と一体だ」 大学生 伊勢田幸正 21(東京都渋谷区)
外国人参政権をめぐる議論が再燃しようとしている。公明党が成立を要求しているためで、
先日も国会議員の意見が紹介されていた。
外国人に参政権を認めるかどうかの問題は、主に在日韓国人を念頭に議論されているが、
そもそも隣の韓国では、以前に一度認めていた外国人の参政権を「憲法の国民主権に反する」
として全会一致の決議で廃止している。
七月の参議員選挙では日本の国籍を取得して当選した「元外国人」の議員が二人生まれた。
もし、参政権がほしいのなら、彼らのように国籍を取得して日本人の一員になるべきだ。
アメリカでは国籍を取得しても大統領選に立候補する権利はない。だが、日本の二人は
国会が指名すれば、天皇陛下から内閣総理大臣に任命されるのだ。国籍取得に対しては
日本の方が公平なのである。
参政権の問題と国際交流は別次元の問題だ。今の議論の中には「たかが一票にすぎない」という
発想があるのではなかろうか。国籍取得の条件を緩和する議論は必要だろうが、もし国籍を取得
したくないのに日本の政治の意思決定に参与させるというのであれば、外国からの「侵略行為」と
みなすべきだと思う。