高齢出産を考える 35歳以上と定義

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん 〜君の性差〜
高齢出産の年齢は35歳以上と定義されています。

高齢出産の問題点として、

第1に若い20代は妊娠率も高く、流産率も低く、まさに出産適齢期といわれます。
流産率は20〜34歳までで11.2%、35〜40歳の高齢出産で20.5%と倍増します。

第2に年齢とともに産道がかたくなり、子宮口の開きが悪かったり、
赤ちゃんの下がりが悪く、お産がスムーズに進みにくいことが多い点です。
そのために帝王切開や吸引分娩になる率が、若い時に比べて多いのは事実です。
これは高齢ではじめてお産をされる方にいえることで、2回目以降の経産婦ではほとんど問題ありません。

第3に問題となるのは、妊娠中毒症や妊娠糖尿病の頻度が若い時に比べて、
高くなることです。これは定期的な妊婦検診を受け、医師の指示に従えば安全と思います。

4番目の問題点は、年齢とともに先天異常児の発生率が高くなることです。
最も代表的なものが「ダウン症」です。
この発生率は20代で1/1000、30代で1/500、40代で1/100です。
妊娠5ヶ月のはじめに羊水の染色体検査をすることにより、
正常か異常か知ることができます。

http://www.fhk.gr.jp/telephone/kenko/lady/lady/00-12fri.htm