>>108 >「知っていた」ことと「実際に起こった」ことが一致しないことがある
知っていた、と言う時点ですでに環境要因が関係してくるのでは。
環境要因を排除したならば、自分が「どちらの性(セックス、ジェンダーとも)」であるか
すらわかりませんよね?
本当に環境要因の排除したならば、自分の肉体がどうであれ「自分はこういう人間である」
と主張することが「自己のアイデンティティ」なのではないですか?
そして、それを「セックス(肉体的性、または性差)」ではない、「ジェンダー」・・・自分
の内面的、または精神的な性、または性差に置き換えたものがジェンダー・アイデンティティ
ではないのですか?
本来ならば、セックスとジェンダーはリンクしてます。しかし、人によってはそれがリンク
してない・・・これが違和感となる・・・ことがあるのです。それが性同一性障害です。
確かに、本能と言うものは生まれつき持ってるものですが、その本能が生まれつき「男のも
のか」「女のものか」を知ってるわけではありません。
そこで、環境要因が関係してくると、その違い(男と女)と言うものを「獲得」し、その違
いを自分と照らし合わせ、自己のアイデンティティを「確立」していくのです。
環境要因が関係しなければ、その自己で確立するアイデンティティをそのまま「セックス」に
あてはめてしまうのではないでしょうか。
どちらにしても、リンクしない場合にはそれが「自己の違和感」として出てしまう、と思うの
ですが。