一般に、女性は男性よりも、アルコールの影響を受けやすいと言われています。
例えば男性の場合、大量飲酒を20年以上続けると、
アルコール依存症や肝臓障害を起こす危険性が高まりますが、
女性では、男性より少なめの飲酒でも、
約10年で発症する例が、多く見られます。
また、その後の治療の経過も、男性より悪くなりがちです。
サントリー
http://www.suntory.co.jp/arp/candrink.html アルコール性疾患は、女性の方がなりやすい
一般的に女性は男性に比べて、肝臓が小さく、体重も少なく、酵素活性も弱いという理由により、
アルコールの吸収・代謝が遅いといえます。
さらに、女性ホルモンがアルコールの代謝を抑制するので、
男性よりも少量のアルコールで、また短期間で
アルコール依存症や肝障害になる危険性があります。
例えば、男性の場合アルコール性肝硬変は3合以上を
15年飲み続けるとなるといわれていますが、
女性はこの半分の年数でアルコール性肝硬変になるといわれています。
アサヒビール:お酒と健康ホームページ
http://www.asahibeer.co.jp/kenkou/manner/3-4.html 女性は男性よりお酒に弱い
アルコール分解能力は体重に比例するため、
一般的に男性より体重の少ない女性は、
同じ量でも、酔いが深くなる可能性が高くなります。
さらに、女性ホルモンはアルコール分解酵素の働きを阻害するので、
女性は体質的に男性よりもお酒に弱いといえます。
アサヒフード&ヘルスケア:なるほど!健康ライフ:肝臓
http://www.asahi-fh.com/hc/healthy/liver.html#list_04